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廃墟の呪い  作者: たま


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21/22

とある事件

「硫酸事件に似てるよね。あれも部活動で旅行先でイジメられて犯人は精神病なって退学したんだよ。

何とか持ち直そうと地元の国立大学入り直したけど、結局治らなかったみたいだね。

それで復讐する為に4年越しに白金で硫酸を顔面に掛けた。」今川くんが眉間にスゴいシワ寄せて話す。

皆シーンとしてしまう。

「僕はそこまで憎くなかったかもしれないな。生かす方が残酷だよ。でも長く留置所入りたくなかったのかもね〜その犯人は。

もう刑期終わって出てるしね。確か3年6カ月だったかな?」先輩は他人事みたいに笑ってる。

「僕は、もう一生留置所でもイイよ。

抱えてたこの2年よりずっと気持ちが楽になったよ。

罪を一生かけて償うよ。

でも…ちょっとシャバに未練あるかな?」とチラッと伽椰子を見る。

本当にトムを演じたアラン・ドロンみたいに半端ない色気で伽椰子は鼻血が出そうになる。

「先輩!自首して下さい!僕がその硫酸事件の人より早い3年で刑期終わるようにします!任せて下さい!」と今川くんが長谷川先輩の手を握る。

「待った!その弁護は、ウチのパパにして!

今川くん家の専任弁護士より、私のパパの方が実績あるの。」サキが先輩と今川くんが握ってる手の上に手を置いた。

皆、驚く。

「何のために今川くんと映画作りで旅行したり助手なったと思ってるの?

これから今川家の弁護士は、ウチよ。」とサキのパパの名刺をテーブルに出した。

大手のかなり有名な事務所だ。

「先輩はPTSDの通院歴もあるし映像も残ってる。今日子さんと岩田さんの問題に巻き込まれただけだから偶発的で計画性もない。

殺人事件の最短記録刑期3年をウチのパパなら取れる!」サキが不敵な笑みで皆の顔を見てる。

「そうか、君らは司法試験合格者日本トップクラスのこの大学の法学部なんだよね。親が弁護士の子も多い。

君等の学部だけ偏差値すごいの忘れてたよ。」長谷川先輩が驚いてクスクス笑う。

今川くんが豆鉄砲食らったような顔してる。

「エッ、じゃあ最初の最初から?それ目的で?」冷静な今川くんがアワアワしてる。

「まあ具体的な案件はまだ無かったけどね〜

アッ、ほら株式会社作るって言ってたじゃん!

ウチは税理士、司法書士、行政書士と士業はほとんど揃えてるから、会社作りも手続きやるから!」サキが指でワッカ作って今川くんにウインクした。

「何か企んでるとは思ったけど、まさか弁護士事務所の娘だったとはね〜謀られたね〜」ユウがニヤニヤと伽椰子に耳打ちする。

4年引きこもってネット民と勉強だけに集中できたから伽椰子なぞは入れたが、周りの子は皆秀才なんだと改めて知る。

「刑期早くても、もう社会的にはね。ありがたいけど。」先輩が目を伏せ手を引っ込めた。

「いや罪を償えば、後は映画作りに専念して下さい!

今年中に映画会社立ち上げます。

まずは、先輩の映画を配給します!僕の映画も先輩に監修してもらって出します。」今川くんがガシッと先輩の手を握る。

「そんな…ムリだよ…」先輩は今川くん家を知らない。

「先輩〜去年脱税で捕まった投資家の今川源次郎の息子ですよ〜コイツ!

今年は親に脱税させない為に、映画会社作るんですよ〜♪」と今川くんの頭をポンポンと田中が叩く。

「田中、ジャマだ!

先輩ご心配いりません。ウチは『暗黒物質ダークマター株式会社』としてホラー専門の配給会社を立ち上げますので、元殺人犯ホラー映画監督として腕をふるって下さい!」と握手した。

長谷川先輩は目を丸くして驚き苦笑いする。

「買い被りすぎだよ…でも、面白そうな会社だね。

刑期終わったら入社させてもらうよ。

だから、つぶさないように頑張ってね。約束だよ。」と笑う。

「サキも今川くんも…ありがとう!大好きだよ、2人共…」伽椰子はシクシク泣き出す。

ずっと昨夜から不安で不安で仕方なかったのだ。

「なんで、アンタに礼を言われるの?もう〜バカバカ」となぜかサキも貰い泣きする。

「じゃあ、行ってくるね。」先輩は席を立った。

「伽椰子ちゃん、待っててくれる?」長谷川先輩が伽椰子の手を両手で包んで握った。

さすがフランス人だ!半分。

「は、はい!待ってて良いなら待ちます。てか、面会行きます!」伽椰子は頭がポ〜っとして目の前の青い瞳に溺れそうになる。

長谷川先輩は両手で包んだ伽椰子の手の甲に口づけた。

サキもユウも皆が息を呑む。

「待っててね。僕のプリンセス」とうやうやしく頭を垂れて会釈しビレッジハウスのカフェを後にした。

硫酸事件の犯人の子が知り合いで、息子の。

すごく頭良くて優しくて優秀で金持ちな子だったそうです。

アホ息子の18歳で作った廃墟ロードムービーに感動して、自分も作りたい!と言ってたのに残念な事になってしまって。

人の世って、うまく行かないですね〜.·´¯`(>▂<)´¯`·.

私も今だに学童で介護ストレスぶつけてきた人、許せません。

本人は大したことしてもいないと思ってるみたい。

それは私が決めることでアナタじゃないんだよ!

と言いたい。

周りの方に苦情は言いましたが、立ち回りの上手い方であちらの方がキャリアも長いし。

私は5年経ってますが許せません。

まあ、イジメってした方は、なぜそこまで恨まれるのか?分からないんでしょうね〜

やったもん勝ちの世界なんですよ。世の中は。

私の作品の中ではイジメは「万死に値する」と思ってます。

その介護ストレスをぶつけてきた人、側溝でも落ちて自分がボケれば良いと思ってます。

まあ、鵺の森で伏見神社のスズメ焼きにしちゃったしね。

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