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廃墟の呪い  作者: たま


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10/22

部会へ

「ハア〜ッ、緊張する!」なぜか発表しない田中が学食の椅子をグルグル回して緊張してる。今川くんは、要約したシナリオや日程表、ホテルなどを書いたプリントを吉田さんと長谷川部長分用意して話すことを復唱してる。

サキもすっかり助監督らしく、小道具とかの手配、運搬方法とかの説明書を復唱してる。

シナリオ書くより、そういう事の方が大変そうだ。

行く廃病院には車いすとか無いしオペ用ベッドも無いらしい。やはり病院は廃業する時にちやんと注射器とか処分しないといけない法律があるそうだ。

なのでセット小道具を貸し出す店を探して、今川くんの実家の駐車場に置いてもらったりとかやる事いっぱいだったようだ。

「ほんとにサキで良かったよね。こういうの電話したりどこに保管するとかレンタル代とか支払いとかサキしか無理な仕事だよ。」とユウがひそひそ話す。

「ホントだよ。私シナリオに適当に書いただけだからね。現実的にセットがいるとか全く考えて無かったよ〜

でも、ユウも車いすでスタントするから気をつけてね。」そうなのだ。ユウと田中くんは、話の中で最も動きがハードなのだ。

田中くんは化け物となった後に木から飛び降りたりする為にワイヤーアクションの練習に通ったり、ユウは車椅子バスケに通ったりした。

そんな手配も全部サキがしたのだ。

1週間バタバタと過ぎていた。

部会で承認されれば、とうとう出発だ。5月の連休使って。

「なんか待ってる時間たるくない?早めに部屋行って掃除でもしてようよ。俺ら1年なのに先輩優しくて全然掃除したこと無いじゃん。」田中が言い出した。

「そうなんだよね。2年の神崎さんと林さんがいつも掃除済ませてて。2人も映画制作で付き合うことになったんだって。裏方仕事を何でもしてくれる人達で1年の出る幕ないんだよ。」と今川くんが恐縮する。

2年は、吉田さんに神崎さん、林さん、それにゴン太さんの4人だ。

だが、この、ゴン太さんがイチャモンはつけるのに建設的な代替案出さない◯ろゆき話法の人で役に立たないので実質3人らしかった。

なので、上級生の中村さんに入って来て貰って映画を作ったそうだ。中村さんは学祭で長谷川さんの映画見た後に入ってるので映画制作に参加したことが無かったのだ。それで吉田さん達下級生の映画に参加したのだ。

ゴン太さんは夏合宿の時に先輩達と夜の校内で鬼役なって切られただけだ。

なのにエンドロールでスペシャルサンクス欄に自分が入ってるのが不服だと文句言ってる人らしい。

「よし!今日くらい先輩達より早めに部室入って掃除するか!」今川くんがサキと目を合わせて学食の席を立った。

「もう4月末だけど1度くらいは部室清掃やろう。」とサキもユウと伽椰子を促した。

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