桜猫プロダクション59:勝手に異世界召喚されたので、養女になりました
【題名】
勝手に異世界召喚されたので、養女になりました。
【プロローグ】
「おい、おっせぇぞ!」
「ぐずぐすしてると置いてくぞ!」
「ま、待ってよぉ〜」
3人の少年たちが太陽の光に照らされながら走り続けてどれぐらい経っただろうか。おそらく1時間は走っているような気がする。
そんな少年たちの後ろ姿を木下でじっと見つづけていた少女はふと顔を上に向けて呟く。
「暑いなぁ」
葉の間から差し込む太陽の光だけでも暑いというのに、少年たちは暑くないのだろうかと少女は垂れた汗をハンカチで拭いながら思っていた。
そして、ふと、少女は考える。
何でこんなことしてるんだろう、と。
仕方がないことといえば仕方がないのだ、だって元の世界に戻る方法もなければ、元の姿に戻る方法もわからない。
少女はこの今いる世界とは別の世界から来た、正しくいえば無理やり連れてこられたと言ったほうが正しいだろう。そして、その影響のせいでか見た目は幼いが中身は成人という摩訶不思議なことが起きている。
しかし、異世界から来たということ以外は少年たちはそのことを知らない。わざわざ伝えなくてもいいと思っているからだ。
少女は再び、三人の少年たちを見つめる。
一人は楽しそうな声をあげ、もう一人はその声に同調するように声を上げる。もう一人は疲れてしまったのか、その場でしゃがみ込みながらも必死に二人について行こうと再び走り出す。
そんな彼らをみて少女は難しいことを今考えても仕方がないと結論づける。そして、少年たちのように遊ぶことのみに専念することにした。
「おーい! アリサもこっちこいよ!」
かなり離れた場所にいる3人の少年たちのうち、一人の少年がこちらに声をかけてくる。それに少女は苦笑しながらその声に応えるように返事を返す。
「今行く!」
そして、少女は少年たちの元へと走り出した。
【世界観・ジャンル・キーワード】
ファンタジー・恋愛(異間種恋愛)・ラブコメ・転生・異世界・架空生物・架空戦記・ほのぼの・シリアス・アクション
【CP】
人外×人間(主人公愛され)
【あらすじ】
第一章
ごく普通のどこにでもいる少女だったアリサは、その日も仕事を終えた後、家に帰宅し、眠りについていた。しかし、次に目を覚ました時はなんと、異世界に召喚されていた。しかも、その召喚した者たちは闇集団だった。
いきなり召喚され、挙句に商品として売り飛ばされそうになるが、その時現れた騎士団によって助けられる。
そして、アリサはその際に助けてくれた騎士団長の養子として生きていくことになる。
第二章
etc…
【設定内容・キャラクター(主な人物)】
ラーレ族と人間が共存する世界。意外と平和な世界。
ラーレ:種族:大きな耳、または角を持つ種族。
違法召喚:闇商売人たちが異世界の人物をなんの許可もなく召喚する行為である。目的は人それぞれであり、大体は商品として売り捌くためでもある。
※今のところ、元に戻る方法は不明とされている。
テュルバン騎士団:国の治安、国民を守る仕事をしている。また闇取引や違法召喚などを取り締まる仕事も含む。
〇OC
アリサ(ありさ):目が覚めたらいつの間にか異世界の闇商人たちに異世界召喚されていた少女。闇商人達に商品として売り飛ばされそうになった際に助けてくれた騎士団長を務める男性の養女となる。
中身は社会人なのだが、召喚の影響で体のみ子供に戻ってしまう。
etc…
アジアン:アリサの義兄。将来は父親のように国を守る騎士になることを夢見ている少年。種族が違えど、血のつながりがなくとも、アリサのことを実の妹のように可愛がる。楽観主義、自由奔放、天真爛漫な人物。アリサにとって良き兄である。
将来、アリサの婿候補は自分の親しい友人達の中からだと勝手に決めつけており(それ以外は認める気がない)、何かと友人達とくっつけようとするが、鈍感すぎるアリサに気づかれる気配がなく全て空振りで終わっている。
etc…
セレウス:アジアンの幼馴染。アジアン同様に騎士団の副団長を勤める己の父に憧れ、騎士になることを夢見る少年。剣術は親譲りで幼い頃から優秀な剣術をみせる。体力馬鹿で、アジアンの無茶振りも余裕で付いていくがあまりの無茶苦茶なアジアンの行動の静止役をかっていることが多い。
幼い頃に突然幼馴染のアジアンの義妹になったアリサのことは、女の子なのにも関わらず、自分たちに付いてくる根性を見て気に入り始め、無意識に好意を向けるようになる。しかし、大人になってからも自分が向けるアリサへの想いは妹を想う気持ちと勘違いしており、自分の気持ちに気づいていない。
etc…
シラン:アジアンの幼馴染。体が弱く泣き虫であるが、アジアンの無茶振りを断ることはせず、最後まで付いていく根性がある少年。
幼い頃に幼馴染であるアジアンの養妹になったアリサのことに好意を持っており、彼女のことを陰ながら守ろうと誓っている。
etc…
アンス:子供の頃に迷子になっていたところをアリサに助けられ、友人になる人物。幼い頃は無口で家に篭りがちだったが、アリサたちに出会ってからは、よく外へ出でるようになる。アリサ達以外にはあまり心を開いておらず、周りから陰気、陰湿と思われている。アリサに出会った日からアリサに好意を寄せている。
etc…
カルロ:アジアンの父親であり、アリサの義父。国の第一騎士団の騎士団長を務めており、違法召喚されたアリサを助け、自分の養女にした人物。家族のこと、また国のことを心から愛している良き人である。
アンジェ:アジアンの母親であり、アリサの義母。おっとりしていてとてもマイペースな女性。娘になったアリサを実の娘のように可愛がってくれる良き人である。
ユリ:カルロの部下。アリサ同様に昔に違法召喚された人間。商品として売り飛ばされそうになり、なんとかその場から逃げ出すことに成功し、騎士団に保護されたことから自ら騎士団の一員となり、現在では第一騎士団の副団長を勤めるようになる。凛々しく心優しい人物である。
etc…
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