表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桜猫プロダクション集  作者: 桜猫
21/69

桜猫プロダクション 20:鶯の卵の中の時鳥は開花する。

読み始める前に必ず「桜猫プロダクション概要欄・注意事項」をご覧になってください。


【題名】


鶯の卵の中の時鳥は開花する。



【プロローグ】


「お前、帰れ」

「はぁ?」


緑色の長髪、黒のスーツ、左右の腰には特殊な日本刀を身につけた彼女との初めての会話がこれだった。


「やる気のないやつは帰れって言ってんの」


そのまま彼女の名前も聞けず、彼女は目的の場所へと一人で向かう。

置いてけぼりにされた俺は、最悪な印象を持ったまま、素直に言葉を吐き出した。


「帰りたくても帰れぇんだよ! くそっ!」


そして怒りを抱えながらも一人で目的の場所に向かった彼女の後をついていった。


けれど、なぜ彼女が初対面にも関わらずあんなことを言ったのか。後々、俺は理解し、後悔することになる。



【世界観・ジャンル・キーワード】


現代、妖、お祓い屋、恋愛、アクション



【CP】


人間×人間、(人外×人外)、(人外×人間)



【あらすじ】


祓業を営んでいる家系の子である穂岳は15歳になった際に無理やり跡取りに任命され、また、嫌々ながらも祓業の仕事に行かされる羽目となる。


そして、初任務で訪れた廃校には様々な怪異が潜んでおり、夥しい雰囲気に飲まれていた。そんな廃校に、穂岳と共に同じ任務に着いた人物がもう一人いるのだが、その人物との初対面一言目で「帰れ」と言われてしまう。


穂岳はいきなり理由も述べずに「帰れ」と一方的に言ってその場を去っていった彼女に腹を立てるが、そのままその場に立ち尽くしているわけにも行かず、彼女が向かった廃校の中へと愛刀を片手にして進むのだった。



【設定内容・キャラクター(主な人物)】


妖魔討伐組織:妖魔討伐を生業を専門に扱う政府直轄組織。つまり、昔で云うお祓いや陰陽師といった祓業を務めている組織である。

昔は着物や外套を羽織った制服といった時代に合わせた衣装を着ながら活動をしていたが、現代では黒のスーツ姿をして妖刀を持ち、活動している。


妖刀:大五家の跡取り、また祓儀の活動をするものが妖と対峙するときに使用する武器であり、生半可な覚悟では使い回すことはできないとされている。

代々同じ妖刀を受け継ぎ使用する場合と己だけの妖刀を見定め、その妖刀に名を付けることによって使用する場合がある。

※妖刀以外にも妖対抗用の武器はあるが基本は妖刀を使用する。


式神:祓屋に使う怪異。


大季家:先祖代々特殊な力を持って祓業を務めている特殊な家系の本家。


大五家:大陰家に仕える特殊な五分家のこと。


夏楓家:大陰家(大五家)の一分家。五分家の中で本家と最も近い分家と言われている。主に使用する力は「風」。

ちなみに性質上「風」は「火」に弱いが、代々「火」に勝る力を発揮しているため本家から最も近い位置に格付けされている。これは他の力、家系も同じことである。


稲秋家:大陰家(大五家)の一分家。主に使用する力は「雷」。×風


春燈家:大陰家(大五家)の一分家。主に使用する力は「火」。×水


冬水家:大陰家(大五家)の一分家。主に使用する力は「水」。×土


地節家:大陰家(大五家)の一分家。主に使用する力は「土」。×雷


OC設定メイン


稲秋 穂岳:「ぜってぇ、跡取りなんかつがねぇからな!!」

稲秋家系の子供。代々受け継いできた妖刀に選ばれたことにより跡取りになるものの、将来の夢は料理人になることらしく、全く持って祓業について関心がなく、跡を継ぐ気もさらさらなかった。しかし、15歳になったことにより強制的に祓業の仕事をさせられることになる。その際に同じ依頼の担当になった風葵と協力しながら、悪妖や悪霊を倒すことになる。また、その後も何度も同じ依頼を共に受けるはめとなる。からはお祓い屋としての覚悟がないこと見透かされていたこともあり、元々相性が悪いのか喧嘩が絶えない。また、半端な気持ちのため、選ばれたにも関わらず、妖刀が言うことを聞かないこともしばし起きる。

…etc


夏楓 風葵:「半端な気持ちの奴はここに必要ない」

恩人である夏楓家現当主の養子となり、修行を重ね、また亡き友人との約束を果たすために、誰よりも強いお祓い屋になると己に誓った。

常に鍛錬を怠らず、芯が通った心、またどんなことが起きても簡単には折れることのない鋼のような心を持ち合わせている。

ひょんなことから、穂岳とは依頼ごとが被ることが多く、共に戦うことになる。迷いを抱えている穂岳のことを見透かしており、中途半端な覚悟で祓業の活動をしている穂岳のことをよく思っていない。そのため、よく言い合いが勃発する。祓い屋としての活躍ぶりは今までの祓い屋達と比べてトップレベルであるが、逆に私生活はひどく、ほぼカップ麺生活をしており、あまりの酷さに穂岳が風葵の私生活の管理をするようになる。

妖刀は、恩人から受け継いだ妖刀と、己で見定めた妖刀を使用しており、二刀流で戦う。それ以外にも結界術なども使用したりする。


〇大五家


・稲秋家


稲秋 紅祐:「さっさと行かんか!馬鹿息子がっ!!」

穂岳の父であり稲秋家現当主。生意気にも跡取りを継ごうとしない息子に頭を抱えている。(喧嘩はひどい場合は殴り合いである)。そんな際にとある依頼について夏楓家現当主の蓮と話し合い、この機に穂岳をお祓い屋にさせてしまおう作戦を実行し、風葵と同じ依頼を受けさせる。


稲秋 美月:「私が死んでもどうか、恨まないでほしい」

穂岳の母。穂岳が幼い頃に亡くなる。人にはもちろん、人でない怪異にも人と同様に優しい心で接する人柄を持っていた。しかし、そのせいで悪妖につけ込まれ、幼い穂岳を守るために死ぬことになるが、死に顔は優しい笑みだったとのこと。


稲秋 朱寧:穂岳の姉。母親似で強い意思も持ち合わせている。頼れる姉であり、風葵とも仲が良い。


稲秋 萩哉:穂岳の兄である双子の兄方(長男)。本来なら稲秋家の跡取りになるはずだったが、妖刀に選ばれなかった。そのため、己で見定めた刀を使用して祓業を行っている。跡取りになれなかったことにはとくに何の感情も湧かず、穂岳が選ばれたのなら穂岳の役割だと思っているし、自分は自分のやるべきことをやるだけだと思っている。クールで真面目、あまり己の感情を表に出さないが兄弟達を誰よりも大切に思っている。また、意外にも少々天然な一面を持つ。


稲秋 茅明:穂岳の兄である双子の弟方。意地悪で生意気な性格だが、家族のことを大切には思っている。穂岳を揶揄うことを楽しんでいる。双子の兄と共に祓い業をしているが、正直仕事に関してはめんどくさく思っている。



・夏楓家


夏楓 蓮:風葵と紫乃の義父であり恩人。祓い屋の中でも本家に近い家系の当主を務めており、表情は固く、何を考えてるか分かりずらいが、娘達には甘く、内心ぞっこんである。

お祓い屋としての仕事のみしか頭にない男が、結婚をしないと一点張りだったのにまさか養子を作るとは誰も思っていなかったし、子育てができるか不安がられていたが意外とちゃんとした父親になっていた。己が使用していた蓋刀のうち一刀を風葵に譲る。


夏楓 紫乃:風葵と同じく蓮の養子であり風葵の義姉。男勝りではあるが可愛い物好きという女性らしい一面もある。風葵は気づいてないがかなりのシスコン。術式を使うことが得意。



・春燈家


春燈 陽生:「俺はまだここで終われない」

春燈家の跡取り。幼い頃に父と母、弟の四人で暮らしていたが、とある事件に巻き込まれたことにより家族を亡くす。その後、父の兄である叔父貴に引き取られ、祓業の才能があったこともあり、春燈家の跡取りとなった。冷静沈着で掴みどころのない性格。しかし、少々天然な一面があり、圧倒的に人に振り回されることの方が多いが逆に振り回すこともたまにある。祓業に誠実に向き合う風葵のことを気に入っている。


春燈 爽介:「あの子の中にはまだ拭いきれていないモヤがある。そいつを取っ払ってくれないか」

陽生の叔父貴であり春燈家現当主。家族を亡くした陽生を引き取った人物。温厚で心優しい性格だが、天然でドジな一面も持つ。家族を亡くした陽生のことを心配している。


春燈 暖真:陽生の父親。陽生が幼い頃にとある事件に巻き込まれて、妻と息子と共に亡くなる。温厚で優しい父親だった。


春燈 栞菜:母親。陽生が幼い頃に亡くなる。お淑やかで優しい母親だった。


春燈 大晴:陽生の亡き弟。陽生が幼い頃にとある事件により亡くなる。明るく元気な男の子で物知りの兄であった陽生のことを尊敬していた。


春揮:陽生の式神。誠実でしっかり者だがやんちゃ者。


春翔:陽生の式神。誠実だが、天然でやんちゃ者。



・冬水家


冬水 柊朔 :冬水家の跡取り。血の気が多く短気、凶暴で好戦的。しかし、五分家の跡取り達の中で1番年上であることから意外と面倒見が良かったりする。幼い頃に衰弱していく母親を見ていることしかできなく悔しい思いをしたことからか、医学の知識が豊富であり、手先が器用だったりする。


冬吏:柊朔に仕える式神兼友人。代々家に支えてきた式神で、幼い頃から柊朔の面倒を見てきた。冷静沈着で、柊朔が好戦的な上に短気で喧嘩っ早いためその抑え役でもあり、長く生きているためか世情や習慣、流行などにも博識な面もある。


冬水 美鶴:「この馬鹿孫が。こういう時はね、大人を頼れってんだい」

柊朔の祖母であり冬水家現当主。80歳。柊朔のことを忙しい実親の代わりによく面倒を見てくれていた。威厳を持ち、かつ寛大な心を持つ。どんなにかわいい孫でも祓業のことだと絶対に手加減はしない。


冬水 銀司:祓業の仕事でほとんど家に帰ってこれないため、息子である柊朔の面倒を実の母親に任せている。息子が幼い頃からあまりにも離れる期間が多いため、今だに息子とどう接すればいいのか悩んでいる。


冬水 玲奈:柊朔の母親で柊朔が幼い頃に病弱で亡くなった。気高く何事にも動じず真っ直ぐな母親だった。



・地節家


地節 塁:地節家の跡取り。ビビりでありながらも意外と度胸があり、勇敢な一面を持つ。亡き姉と同様に力を持っていた為、亡き姉の代わりに家の跡取りを引き継ぐことになった。亡き姉や家族、同業、世間の人々のためにも祓業を極めていこうとしている。ちなみに五分家の跡取りの中で1番年下。


忠節:塁の式神(代々地節家に使える者)。元亡き姉の式神でもあった。冷静な性格であり、戦闘時には相手を分析しながら立ち回ることが多い。また義理堅い一面を持つ。


地節 詩花:地節家の跡取りになるはずだった塁の姉であり、風葵の友人。5年前に任務中に亡くなる。お転婆娘であったが誰よりも真剣に祓業に取り組んでいた。風葵の憧れでもありライバルでもあった。


地節 尚土:塁達の父親。温厚な性格で、地節家の現当主ではあるもののあまり祓業の才がなかった。


地節 詩音:塁達の母親。性格。式神や術式の才を持つ。



〇大季家

大季 空:大方主。花央の母親であり、凛々しくもありお淑やかな女性。


大季 花央:小学1年生の大方主の娘。まだまだ幼い彼女は無意識に能力を使用し人の心のうちを見透かしてしまう。甘えたがりであるが人見知りで警戒心が強い。両親に似て術の才能を持つ。


大季 達美:花央の父親で5年前の事件により死亡してしまう。人にも怪異にも優しい人だったとのこと。


紗季:空の式神であり、空の護衛役。物静かな人物。



〇その他のOC


翔太: 穂岳の友人。非常に楽観的で自由奔放。周りにいる人間を振り回す天才。明るい光のオーラを放っているため良心の怪異に好かれやすく、逆に悪心の怪異には苦手とされている。


藤華:穂岳の友人。凛々しく、気が強く、しっかり者。何かしらの異変が起きた際の動揺ぶりは勇吹ほどだが、いざという時は頼りになる存在。


勇吹:穂岳の友人。ビビリ中のビビリで何かしら事件に巻き込まれた際は毎回気絶することが多い。逃げ足が早く、稀にしかいない運が強い持ち主でもある。ビビりながらも友人が危機的状況に置かれた際は逃げも隠れもしない友人思いな人物。


…etc


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ