桜猫プロダクション19:七匹の獣と一人の少女
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【題名】
七匹の獣と一人の少女
【プロローグ】
神や仏を信じているわけじゃない。
けど、私が昔から不運な体質の持ち主であるということだけははっきりとわかっていた。それは、私だけでなく私の家族もそうだったから。
そして、昨年両親は他界し、まともな親族さえいなければ、誰も私を引き取ろうとする者もいない。幸い私は、今年から高校生になるため一人で地方にある亡き祖父母の家に一人暮らしをすることになった。
私自身もその方が周りに気にかけることもないし迷惑をかけることもない。単純に楽だと思った。この不運な体質は本人だけでなく周りにも影響するのだから…。
両親のおかげで遺産はあるので、高校までは問題なく通えるが、その先はまだわからない。なるべく無駄なものにお金をかけず、アルバイトもしなければ。
そんなことを考えながら高校入学と同時に引っ越してきた祖父母の古民家の掃除をしていた私は、まさかこの後にとんでもない面倒ごとに巻き込まれるとは思いもしてなかったわけで…。
つくづく、不運な体質であることを呪ったのだった。
【世界観・ジャンル・キーワード】
現代(現実世界)、和風、妖(物怪)、恋愛(異種間恋愛)、アクション
【CP】
NL:人外×人間、人外×人外、人間×人間
【あらすじ】
高校一年になったばかりの少女、木葉は生まれながら不運な体質の持ち主であり、一年前に両親が他界し田舎にある祖父母のいた古びた古民家に高校入学とともに引っ越し、一人暮らをしていた。
ある日、家の裏側にある蔵を掃除していた際に謎の力を持つ扇の『月陽』を見つけ、手にしたことから妖が見えるようになる。
そして、突然現れた七匹の妖と共に暮らすことになり、様々な事件に巻き込まれることになる。また、木葉の人生を大きく変え、何事にも強く生きていく一人の少女の物語である。
【設定内容・キャラクター(主な人物)】
月陽:木葉が手に入れた邪気を払う不思議な力を持った扇子。名の由来は暗闇を太陽のように照らす月。つまり、何かしら危険な事があっても立ち向かい、祓いのけ、導くという意味で名付けたと云われている。使い方は心の中でイメージしたものと同時に頭の中に流れ込んできた言葉を唱えることにより、イメージしたものの力を放つ。
言霊:所謂、言葉の契りであり、言葉に力を宿し、その言葉の内容で契約を結ぶことができる術。契約の術式の中では強制力あるものであるが、強制的なものにするか、相手の同意が必要なものにするかは術者による。
陽森高等学校:木葉が転校して通うことになった高校。
祓屋:本来、人に見えざるものが見え、また身に秘めた力を扱い、悪妖、悪霊などを祓う者(術者)のこと。個々で活動する者や団体(組織)で活動する者たちもいる。ただ、昔に比べると力を持つ人間、怪異が見える者が減少しているため、本格的に祓屋として活動している者は減少しているのが現実である。
式神:妖力を持つ人間と妖が契約を結び、妖力を持つ人間の使いになった者
邪神:元々人間によって崇められていた神だった者が、何らかの理由で堕ちた存在(祟り神)。身に纏う邪気はそこらにある邪気と違い、直接死を齎すものであり、大範囲に影響を及ぼすため危険視されている。
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〇OC設定
日月 木葉:「勇気は一瞬後悔は一生。なら、私は前者を選ぶ。恥をかいたとしても、後者よりはマシだ」
両親が他界したことから田舎にある祖父母が住んでいた家に越し、一人暮らしを始めた高校一年生の少女。家の敷地内にあった蔵の中でとある扇「月陽」を手にしたことから妖が見えるようになり、使いになった七匹の獣たち(妖)と暮らす羽目になる。
元々不運を引き寄せる体質持ちの家系であり、成長をしていくごとに不運の力が大きくなり、己だけでなく周りにも影響するほど。そのため、昔馴染みのお祓い屋である青田によって、気休めであるが邪気を払う結界を張ってくれていたことから今まで見えずとも怪異に襲われることがなかった。
「月陽」を持ったことにより、元々木葉の身体に秘められていた妖力の力が解放され、妖が見えるようになり、木葉の持つ強い妖力を得ようと悪妖からも狙われることになる。また、不運とは別で元々ドジな一面を持つ。
冷静沈着で何事にも関心が薄い性格でありながら意外とユーモアな一面も持つ。また体質のこともあり他人とは一歩一線を引いてたりもする。
紋章は右手の平に刻まれている。
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・七匹の妖
黄金:「死を持って償うというのはただの逃げだ。償いたいのなら、その命尽きるまで、他者のために使え。それが償うということだ。」
九尾。木葉が扇「月陽」を手に入れ、襲われているところを見ていた。
木葉から扇を取り上げようとした途端に扇が光りだし、「月陽」と同じ紋章が体の一部に刻まれ、木葉の使い(お守り)にされてしまう。
クールで掴みどころのない性格だが、不器用な良心を持ち合わせている。周りに引っ掻き回される苦労人でありながら、たまに行動が子供っぽくなることもある。お守りにされたことでうんざりするが、木葉と共に過ごすことで、木葉の人柄の良さを知り惹かれていく。見た目に合わず、隠れ甘いもの好き。
狐の仮面を着けている。紋章は左側の首の位置に刻まれている。
…etc
黄丹:鬼熊。黄金と共に木葉の行動を見ていた。「月陽」によって黄金同様に木葉の使いになってしまう。怪力で太い木を軽々と持ち上げることが出来る。プライドが高く凶悪な人相を持ち合わせており、敵には一切容赦しない。しかし、一度懐に入れたものに関しては心を開き、不器用ながらも優しさを見せる。子供っぽい一面も持つ。
熊の仮面(目と鼻のみ)を付けている。
紋章=右胸
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晩翠:大蛇。他の五匹と共に暮らしている家でお茶を飲みながら本を読んでいるときに紋章が刻まれ木葉の使いにさせられた。周りに気遣いができ、温厚な性格ではあるものの、キレると言葉遣いや動作が悪くなる。
蛇のお面。紋章=左手の甲
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浅葱:鴉天狗。黄丹とは幼い頃から共におり、相棒と呼び合うほど仲が良い。後先考えずに突っ走りがちな相棒を止めるのが役目となっている。性格は冷静沈着で、優しく頼り甲斐があり、知識が豊富な持ち主(頼れる兄のような性格)。札や大きな緑色の扇を使い鎌鼬で攻撃する。術式に詳しく、様々な術式(主に攻撃系)を木葉に教えていく。
天狗の仮面(目と鼻のみ)を付けている。
…etc
菖蒲:犬神。森の中で駆け回っているときにいつの間にか紋章が刻まれ、木葉の使いになる。木葉が七匹の中で最初に心を開いた相手でもあり、他の仲間たちには内緒で元主人である緑彩と言霊の契約を交わしていたことで木葉の使いになるように仕向けていた張本人。本人は元主人である緑彩の最後の願いを訊いたつもりで悪気はないし、新しい主人ができて喜んでいる。
性格は大雑把であり、楽観主義者。何事にも突っ込んでいくスタイルであり、周りをよく振り回しているが自覚なし。
大きく吠えるだけで木々たちを倒すことが出来る。他の五匹より洞察力と嗅覚が優れているし、妖力も強い。
犬の仮面(目と鼻のみ)を付けている。
紋章=左ふくらはぎ辺り
…etc
牡丹:猫又。人間に化けて一人旅行に行き、旅館の露天風呂に入ってるときにいつの間にか紋章が刻まれ、木葉の使いになってしまう。
しっかり者で気が強い。だけれども、仲間想いで情に熱い性格。
化けることと守りの術式が得意。浅葱同様に術式(主に守備系)の使い方を木葉に教える。
猫の仮面を付けている。
紋章=右肩
…etc
こむぎ:木葉が土蜘蛛から助けた化け狸。それをきっかけに使いになる。怖がりであり寂しがり屋で甘えたな性格ではあるものの、いざというときは後ろに隠れず自ら前に出て震えながらも仲間を庇おうとする一面を持つ。世間で怖いとされているものが苦手。昆虫が好き。
〇陰陽師の家系のOC
青田:一人前の術者であり、卯と暁士の師匠。幼い頃の木葉に邪気から身を守るための結界を張ってくれていた祓屋。面倒ごとを嫌うが元々面倒見が良いため、助けを求められれば、手を差し伸べてくれる。弟子を取るつもりはなかったが、卯と暁士の二人の真剣さと圧に押し負けし、仕方なく二人の面倒を引き受けた。まだまだ未熟な二人には手を焼いているが、内心では将来立派な祓屋になるだろうと見込んでもいる。
卯:お祓い屋の見習いであり、まだまだ一人前とは言えないが、それなりに術式を使える。木葉より少し年上の女性。初めて木葉にあった際、複数の式神持ちだったため驚愕した。その後、木葉の身を案じ、定期的に様子を見に来るようになる。
暁士:ビビリでありながらお祓い屋の見習いであり、どんなに怖くても守るべきものがあるときは消して逃げたりなどしない強さを持つ。
黒瀬:一人前のお祓い屋。何事にもシビアな性格で、お祓い業はただのビジネスでしかなく、仕事に情を持ち出すことを嫌う(情を持つことは命の危険があると理解しているため)。シビアな性格で怖い印象があるが、ただ単に根が真面目なだけ。意外と面倒見がいい。
柑凪:黒瀬の部下である一人前の祓屋。物知りで、一見クールな女性に見えるが、妖に興味津々であるため、妖のことになると目が子供のようにキラキラさせることがある。また、妖の情報を誰よりも持ち合わせている。
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〇とある団体
朽葉 :?を放ち、世界を変えようとしている。今の世界を滅ぼし、新たな世界を作るつもり。
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影森 :秘書。
…etc
〇?
?:「この世界は腐りすぎているからな」
…etc
紅葉:「彼の方の望むがままに」
赤葉:「俺はあの人の言いつけを守ってるだけさ」
…etc
〇その他
松葉 徹:…etc
日月 緑彩:木葉のご先祖(男性)の陰陽師。よくドジをするし、迷子になる。
…etc
日月 華:木葉の母。木葉同様に不運な体質の持ち主であった。
日月 蒼葉:木葉の父。人と違い怪異が見える体質だったらしく、目の前で自分たちを殺した怪異を見ていたかもしれないとのこと。
日月 陽子:木葉の母方の祖母。悪いものを追い払う体質を持っていたとのこと。
日月 つるば :木葉の母方の祖父。孫の木葉と娘と同様に不運な体質の持ち主であり、怪異も見えていたとのこと。
…etc




