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白井キャプテンの物語  作者: AI(御茶之川)
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14/18

アホと相対性理論

宇宙船アルティメットなんとか号。


白井キャプテン「ベロの人を呼ぶ!!!!!!」


ジェントル「ガンダで呼ぶぜェェェェェェ!!!」


ネクタイ「ベロパン。」


ペリカリノ「ベロの人って誰だよ。」


ネコさん「舌が長い人かにゃ~?」


タルト『検索中。ベロの人という分類は曖昧です』


白井キャプテン「違う!!!!!!」


ドンッ!!!!


白井キャプテンは船内の床を叩いた。


白井キャプテン「相対性理論の人だァァァァァァァ!!!!!!」


ペリカリノ「最初からそう言えよ!!!!!!」


タルト『推測完了。アルベルト・アインシュタインである可能性99.9%』


白井キャプテン「よぉし!!!!!!召喚装置起動ォォォォォォ!!!!!!」


ジェントル「ガンダでスイッチ押すぜ!!」


ベチィィィィン!!!


タルト『雑な起動を確認』


船内中央に巨大な光の柱が出現した。


ゴゴゴゴゴゴゴ……


パァァァァァッ!!!


そこに現れたのは――


ぼさぼさ頭のおじさんだった。


白井キャプテン「来たァァァァァァァ!!!!!!」


ジェントル「本物だァァァァァァァ!!!!!!」


ペリカリノ「マジで呼べるのかよ!!!!!!」


アインシュタインは周囲を見渡した。


「……ここはどこです?」


白井キャプテン「宇宙だ!!!!!!」


「なるほど。」


ペリカリノ「納得すんな!!!!!!」


白井キャプテン「先生ェェェェェ!!!!!宇宙について教えてくれェェェェェェ!!!!!」


アインシュタイン

「ではまず聞きます。」


白井キャプテン「おう!!!!!!」


「皆さんは時間とは何だと思いますか?」


ジェントル「時計!!!!!」


ネクタイ「パンの発酵時間。」


ペリカリノ「急に難しい質問だな。」


ネコさん「流れていくものかにゃ~?」


アインシュタインは笑った。


「多くの人は時間は全員同じ速さで進むと思っています。」


白井キャプテン「違うのかァァァァァァ!?」


「違います。」


一同

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」


アインシュタイン

「ものすごく速く動くと、時間の流れ方が変わります。」


ジェントル「じゃあ俺速いから未来人!?」


「少しだけ未来へ進みやすいですね。」


ジェントル「未来人だァァァァァァァ!!!!!!」


ペリカリノ「違うと思うぞ。」


アインシュタイン

「例えば双子がいたとして、一人が宇宙船で超高速旅行をしたら。」


白井キャプテン「うんうん!!!!!!」


「帰ってきた時、宇宙船に乗った方が若いままになる可能性があります。」


沈黙。


ネクタイ「パン。」


ペリカリノ「理解を放棄するな。」


ジェントル「待てよ!!!!!!」


ジェントルは震え始めた。


ジェントル「じゃあ俺ガンダで走り続ければ若返る!?」


「そこまで速くありません。」


ジェントル「ガァァァァァンダァァァァァァ!!!!!!」


白井キャプテン「面白ェェェェェェェ!!!!!」


タルト『なお実際には光速に近い速度が必要です』


ペリカリノ「ちゃんと補足してくれるAI助かる。」


アインシュタイン

「では次です。」


白井キャプテン「まだあるのかァァァァァァァ!!!!!!」


「重力。」


ペリカリノ「重力?」


アインシュタイン

「重力とは引っ張る力だと思われています。」


ネコさん「違うのかにゃ?」


アインシュタインは近くの紙を借りた。


ぐにゃっ。


紙をへこませる。


「宇宙は布のように曲がるのです。」


白井キャプテン「おおおおおお!!!!!!」


「重い星があると空間が曲がります。」


タルト『説明を簡略化しています』


「そして物体は曲がった道を進む。」


ペリカリノ「つまり?」


「落ちているのではなく、曲がった道を進んでいるのです。」


ジェントル「うおおおおおお!!!!!」


ネクタイ「パンも曲がる。」


ペリカリノ「それはフランスパンだろ。」


白井キャプテン「宇宙スゲェェェェェェェ!!!!!」


その時。


タルト『警告』


全員「?」


タルト『前方にブラックホールを確認』


全員

「え?」


窓の向こう。


巨大な黒い渦。


空間そのものがねじれていた。


ジェントル「でっかァァァァァァ!!!!!!」


ネコさん「怖いにゃ~。」


ペリカリノ「こんな近くまで来るなよ!!!!!!」


白井キャプテンの目が輝いた。


白井キャプテン「先生ェェェェェェェ!!!!!!」


アインシュタイン

「はい?」


白井キャプテン「生ブラックホール解説頼む!!!!!!」


アインシュタイン

「おや。」


アインシュタインは窓に近づいた。


そして静かに笑った。


「これは面白い授業になりそうですね。」


アインシュタイン

「では皆さん。」


ブラックホールを指差す。


「問題です。」


白井キャプテン「来たァァァァァァァ!!!!!!」


ジェントル「ガンダで答えるぜェェェェェェ!!!!!!」


ペリカリノ「嫌な予感しかしねえ。」


アインシュタイン

「あのブラックホールへパンを投げたらどうなるでしょう。」


ネクタイが立ち上がった。


ネクタイ

「パンだと。」


全員

「食いついた。」


ネクタイ

「パンの危機だ。」


アインシュタイン

「どうなりますか?」


ネクタイ

「回収する。」


ペリカリノ

「質問の答えになってねえ。」


ジェントル

「吸い込まれる!!!!!!」


ネコさん

「潰れちゃうのかにゃ?」


白井キャプテン

「分からん!!!!!!」


アインシュタインは満足そうに頷いた。


「実は、かなり難しい問題です。」


ペリカリノ

「えっ。」


「遠くから見る人と、パンと一緒に落ちる人で見え方が変わるのです。」


ジェントル

「また時間か!!!!!!」


「そうです。」


アインシュタインは窓の外を見た。


「遠くから見ると、パンはどんどん遅く見えます。」


ネクタイ

「パン頑張れ。」


「そしてブラックホールの境界に近づくほど動きが遅く見える。」


白井キャプテン

「ほうほう!!!!!!」


「まるで止まりそうに見えます。」


ペリカリノ

「へぇ。」


「しかしパン自身からすると。」


ネクタイ

「パン自身。」


「普通に進んでいます。」


ネクタイ

「パン偉い。」


ペリカリノ

「何の感想だよ。」


タルト

『補足。観測者によって時間の流れ方の見え方が異なるためです』


ジェントル

「時間って難しすぎるだろォォォォォ!!!!!!」


その時。


ピコン。


タルト

『追加報告』


白井キャプテン

「なんだァァァァァァ!!!!!!」


タルト

『ブラックホール周辺に人工構造物を発見』


全員

「人工構造物?」


窓に映った。


巨大な駅。


しかもブラックホールの周りを回っている。


ネコさん

「駅だにゃ。」


ペリカリノ

「なんでだよ。」


ジェントル

「宇宙は自由だな!!!!!!」


白井キャプテン

「上陸だァァァァァァァ!!!!!!」


ペリカリノ

「毎回それだな!!!!!!」


タルト

『名称解析中』


数秒後。


『名称。時空待合駅クロノス』


沈黙。


ジェントル

「名前かっけえ!!!!!!」


ネクタイ

「時空パン売ってそう。」


白井キャプテン

「行くぞォォォォォォ!!!!!!」


ペリカリノ

「だから毎回聞けよ!!!!!!」


━━数分後。


時空待合駅クロノス。


ホームには宇宙人が大量にいた。


三本腕。


ゼリー状。


透明。


四角形。


魚。


魚なのにスーツ。


ペリカリノ

「情報量多すぎるだろ。」


ネコさん

「可愛いにゃ~。」


すると駅員らしき宇宙人が近付いてきた。


「次の列車は300年前に到着予定です。」


白井キャプテン

「なるほど!!!!!!」


ペリカリノ

「全くなるほどじゃねえ。」


ジェントル

「待て。」


ジェントルが固まる。


「300年前?」


駅員

「はい。」


ペリカリノ

「いや未来じゃなくて過去!?」


駅員

「当駅では普通です。」


ネクタイ

「パン屋はどこだ。」


ペリカリノ

「お前はブレねえな。」


その時だった。


アインシュタインが駅の案内板を見て目を丸くした。


「おや。」


白井キャプテン

「どうしたァァァァァァァ!!!!!!」


アインシュタイン

「これは興味深い。」


案内板にはこう書かれていた。


【本日運休】

【原因:時間泥棒出没】


全員

「時間泥棒?」


ペリカリノ

「なんだそれ。」


駅員は深刻な顔で言った。


「最近、誰かが乗客の時間を盗んでいるのです。」


ジェントル

「時間を?」


「気付いたら昨日が消えている。」


ネコさん

「怖いにゃ。」


「気付いたら三年経っている。」


ペリカリノ

「もっと怖ぇよ。」


「気付いたら朝食前のパンが消えている。」


ネクタイ

「許せない。」


即答だった。


白井キャプテン

「よぉぉぉぉし!!!!!!」


指を突き上げる。


「時間泥棒を捕まえるぞォォォォォォ!!!!!!」


ジェントル

「ガンダで捜査だァァァァァァァ!!!!!!」


ネクタイ

「パンも探す。」


ペリカリノ

「絶対面倒な事件になるぞこれ。」


アインシュタインは髭を撫でながら笑った。


「どうやら授業の続きになりそうですね。」


そして遠くのホームでは――


誰にも見えない影が、


静かに懐中時計を回していた。


時空待合駅クロノス。


白井キャプテンたちは時間泥棒を追っていた。


ジェントル

「ガンダで探すぜェェェェェェ!!!!!!」


ビュオオオオオオオオオ!!!


数秒後。


ジェントル

「いなかった!!!!!!」


ペリカリノ

「早すぎて探せてねえだろ。」


ネクタイ

「パン屋もなかった。」


ペリカリノ

「そっちも探してたのかよ。」


その時。


アインシュタインがホームの時計を見上げた。


「ふむ。」


白井キャプテン

「何かわかったのかァァァァァァ!!!!!!」


「ええ。」


アインシュタインは微笑んだ。


「時間は盗まれていません。」


全員

「え?」


ペリカリノ

「どういうことだ?」


アインシュタイン

「まず考えてみてください。」


ホームを指差す。


「この駅はブラックホールの近くです。」


ネコさん

「そうだにゃ。」


「つまり時間の流れ方が場所によって違う。」


タルト

『理論上正しい説明です』


アインシュタイン

「あるホームでは一時間。」


別のホームを指差す。


「別のホームでは一年。」


ジェントル

「えぇぇぇぇぇぇ!?」


ペリカリノ

「待て待て待て。」


アインシュタイン

「乗客は時間を盗まれたと思った。」


白井キャプテン

「実際は?」


「時間の流れ方が違っただけです。」


全員


「おおおおおおおおおお!!!!!」


ペリカリノ

「なるほどな!」


しかし。


タルト

『訂正』


全員

「ん?」


『時間泥棒は実在します』


全員

「いるのかよ!!!!!!」


ペリカリノ

「台無しだァァァァァ!!!!!!」


その瞬間。


ホームの影から黒いマントの人物が飛び出した。


「バレたか!」


白井キャプテン

「出たァァァァァァァ!!!!!!」


ジェントル

「ガンダで確保だァァァァァァ!!!!!!」


ビュオオオオオオオオ!!!


時間泥棒

「速ッ!?」


三秒後。


ガシッ。


ジェントル

「捕まえたぜ!!!!!!」


時間泥棒

「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ペリカリノ

「解決早すぎるだろ。」


マントを剥がす。


すると中から出てきたのは――


魚だった。


スーツ姿の魚。


全員

「魚かよ!!!!!!」


「私は時間を盗んでいた!」


白井キャプテン

「なぜだァァァァァァ!!!!!!」


「仕事をサボるためだ!」


沈黙。


ペリカリノ

「しょうもな!!!!!!」


「昨日を消せば締切が来ないと思ったんだ!」


ネクタイ

「パンよりしょうもない。」


「ぐはっ。」


精神ダメージ。


駅員たちが魚を連行していった。


事件解決。


拍手喝采。


パチパチパチパチ。


ネコさん

「良かったにゃ~。」


ジェントル

「ガンダで平和だぜ!!!!!!」


ペリカリノ

「意味わかんねえ事件だったな。」


そして。


白井キャプテンはアインシュタインへ向き直った。


白井キャプテン

「先生ェェェェェェェ!!!!!!」


「はい。」


白井キャプテン

「今日は宇宙をいっぱい学んだぜ!!!!!!」


アインシュタインは少し考えた。


そして言った。


「覚えておいてください。」


全員が静かになる。


「宇宙で一番面白いものは、宇宙そのものではありません。」


白井キャプテン

「?」


「それを知ろうとする好奇心です。」


数秒の沈黙。


ジェントル

「かっけぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」


ネコさん

「素敵だにゃ~。」


ペリカリノ

「まあ、確かにな。」


ネクタイ

「好奇心パン。」


ペリカリノ

「それは違う。」


その直後。


召喚装置が光り始めた。


アインシュタイン

「どうやら帰る時間のようです。」


白井キャプテン

「また来てくれェェェェェェ!!!!!!」


「機会があれば。」


パァァァァァァァ……


光に包まれ、


アインシュタインは元の世界へ帰っていった。


静かになるホーム。


そして数秒後。


白井キャプテンが叫んだ。


「よぉぉぉぉし!!!!!!」


ジェントル

「なんだァァァァァァァ!?」


白井キャプテン

「次は恐竜の人を呼ぶ!!!!!!」


ペリカリノ

「雑すぎる分類やめろ!!!!!!」


ネクタイ

「恐竜パン。」


ネコさん

「誰が来るのかにゃ~。」


タルト

『予想候補数、約二万七千名』


ペリカリノ

「多すぎるんだよ!!!!!!」


宇宙船には今日も、


平和な騒音が響いていた。完。(black hole)

余談ですが白井キャプテンは宇宙についてはドチャクソ詳しい説明なはずです。

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