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現代妖怪 伝説

九尾の狐を残したまま行ってしまったが、美香は真言を唱え初めて思った。(九尾の狐の体内にあるnano知能ロボットを排除しない限り、元には戻らないはず。)(殺さなければいけないのか?あまりに無情では無いか?)そう思っていると、山鳴りが「ゴォォォゴォォォ!!」と鳴り響くと山の中から声が聞こえてくる。「我は地球の息吹、そなた達の願いはわかっている。九尾の狐も命があるのだからな、その、身体の中の異物を取り出す為の術を4人に与えよう。」と言うと赤い閃光が美香(三蔵法師)の数珠と悟空の(如意棒)と道(八戒)の釘鈀(ていはと光輝(沙悟浄)の(降妖宝杖)と勇(玉龍)の素早い移動の身体に受け止めた。

悟空は「ワアー凄いパワーがあるぞ、これで気絶させる事ができる。」

道は「この釘鈀で9本の尾を断って結界へ戻せる。」

光輝は「降妖宝杖で手足を抑え込む事ができそうだ。」

勇は「三蔵法師様を乗せ近くまで行ける。」

私(緊箍児)は見守る事しかできないが、応援している事を悟空に伝えたかった。


九尾の狐が前足を剣山の1番尖った場所を踏み潰した。「バアゴオオオン!!」大きな石が「ゴロゴロ」と音たてて麓へ落ちていく。

(これでは麓では被害にあってしまうかも知れない。)と思いながら悟空が掛け声を掛けた「行くぞー!!」

5人一斉に九尾の狐へ向かって道と光輝が身体を動かないように抑え込むと悟空は如意棒で頭を打撃した。

九尾の狐が鳴く「ギュアワ〜!!」その場に気絶し、動かなくなったので、美香が数珠を手に真言を唱えると、数珠から青く閃光が走り九尾の狐の額へ、そこから汗の玉が大きく落ちていく。すると、九尾の狐は目を覚ましヨロヨロと立ち上がると「私は元いた場所へ帰るが、まだ他にも私と同じように乗っ取られている妖怪がいる。それも、私よりも強く恐ろしい妖怪がいる。」と言い残し山を降りて行った。

美香は「まだ、妖怪がいるの?地球の息吹に助けられたけど皆んな、ありがとう。」

悟空は(俺様、カッコ良かっただろう?なんて言ったら、前世のままの俺様中心な横暴な妖怪だって思われちゃうよな。)

優が人間に戻ると「俺、凄い速さが出て、びっくりだったよ。」と嬉しそうに言ってくる。

道も「凄いパワーがでて抑えられたよな。」

光輝も「ほんと凄かったよ。」

悟空が「息吹よ、また暴走した妖怪が出現したら助けてくれるのですか?」と問いかけると、息吹は「生きとし生ける者たちのエネルギーがまた、溜まるまで時間がかかるので、何時とも約束ができない。」

「わかりました。」と悟空は不安を抱えながら承諾した。

美香はその会話を聞いて、(だいぶん、ものわかりがよくなっているよね悟空。)

「さあ、皆んな帰ろう。」と恵美は言うと、「玉龍になって。」「道と光輝と私を背中に乗せて。」と言う。

勇が「え、美香も乗るの?来た時と同じように筋斗雲に乗ってくれませんか?」と困った顔で言う。



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