現代妖怪 伝説
美香の家に着いて悟空も美香もほっとして、台所にいる母の手伝いをしょうと美香がいくと、悟空も「俺も手伝うよ。」と言い夕食の準備をしていると、母親が「何処かに遊びに行っていたの?」と美香に聞いてくるので、(まさか妖怪退治していたなんて言えないよね。嘘も方便だよね。)と思いながら、「学校の研究課題で図書館へ調べに行っていたのよ。」と何気ない顔をして言っている横で、悟空が小声で「嘘ついていいのかよ。」と美香の横腹を肘で突っいてきたので、「だってしょうがないでしょ。言ったって、どうせ信じて貰えないんだから。」と美香も小声で答えた。
夕食を食べ終わったって、また縁側で2人座っていると屋根の上、姑獲鳥が「この家の美香の母親とおばあーは私が守るから、2人は心配せんでええぞ。」と言うのだ
確かに何が起こっても可笑しくない時なのだ。美香の香りは、また凶悪な妖怪をおびき寄せてしまうだろう。
悟空は美香に「俺が絶対美香を守るからな。」(前回はお釈迦様の約束の為に三蔵法師を守ったが、今回は大切な美香を守る事に徹する覚悟だ。)
悟空が「姑獲鳥何で、そんなにこの家族を守っているだ?」姑獲鳥が「ここの母方の先祖が、私の亡くなった子供が哀れだといって墓を作ってくれた、その恩返しからさ。」悟空が「お前、良い妖怪だなあ。」と笑って鼻の下を人差し指1本で擦った。美香はその仕草を懐かしく感じ「悟空ちょっとは人間らしくなったかと思えば、変わらない所もあるんだね。」と言い笑って悟空を抱きしめた。
悟空は顔を赤くして恥ずかしがっていた。
「悟空その頭の禁錮児を外してあげないとね。」と美香が呪文を唱えると私は悟空の頭から、いとも簡単に切り離された。不満ではないが、寂しい気持ちになっていた。私も法具としてのプライドはあるので約目が終わったと思う事にした。
すると美香がまた呪文を唱えると私は頭の寸法より、小さくなって美香の左手首にハマってしまった。
「お釈迦様がくれた物だから、大事にしないとね。」と言い私をクルクル回して言った。
道と勇と光輝も転生して来たとは思っていなかった。この戦いを予想していたのだろうか。すっかり人間らしくなって以前の妖怪ぽさが無く、変な感じもした。
悟空が「姑獲鳥また、妖怪が来たら教えてくれよ。」と言うと、姑獲鳥は「承知!」と言う。
「姑獲鳥おやすみ。」悟空も美香も同時に挨拶して2人で笑いあっていた。




