現代妖怪 伝説
ドアを乱暴に開け「クンクン」匂う、髪が長い後ろ姿の1人から漂う肩に手を置こうと思った瞬間、手を取られ拗られた「痛たたたあ。」と、その場に悟空は膝をおり土下座のような形になってしまった。
「私の肩に触るなんて100年早い!」と言う。
名札に花田 美香。目はアーモンドアイに鼻筋は真っ直ぐ通っていて唇は上唇が薄く肌は青白い、すっかり女になっていると悟空は驚きを隠せない。吃りながら「や、やあ。」
「誰?」と花田が問うと「孫悟空だよ。」と悟空が返すと、
「最遊記の物語で有名な妖怪?孫悟空?と同じ名前?」
「え、面白い名前ね。フフフ。」と笑う。
どうやら、前世の記憶が戻って無いようなので、(しょうがない。)と悟空は思った。
「孫君、お友達になりたいの?」と聞かれたので「はい。」と、(返事するしかないよな。)(でも、譲れない呼び名は悟空と呼んで欲しいんだよな。)
「悟空って呼んでくれる?美香ちゃん。」と言うと。
美香が「悟空君ね。OK」(君は要らんないんだよな。調子くるうよな。)と悟空は思っていた。
学校生活は、妖術で校長や先生、生徒まで騙せるんだから、何の疑問も、もたれず生活出来る。
住処をどこにするか、場所がいるなと考えているみたいです。
今日のところ普通に授業を受けてから探すみたい。ほとんど寝ていたけど、薄目で美香をチラチラ見てから目を瞑る。夢の中で三蔵法師と廻る旅で、妖怪が永遠の命が欲しいが為に色んな手で襲ってきたのを思い出し見ていると、急に美香に身体を揺らされ「悟空君、修業時間になったよ。」と言われ悟空が目を覚ます。「じゃあね。」とてを振られ「途中まで一緒に帰ろう。」と悟空が美香の横に立ってニッコリ笑う。
帰りながら、この時代の事情を知りたいようなのだ。
色んな事を聞いているうちに美香の家に着いていたらしい。
家の屋根に姑獲鳥(難産で亡くなったが転生したもの。)の妖怪だが、たまに良き事をもたらすらしい。




