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現代妖怪 伝説

「じゃあな。」と八岐大蛇が1本の尻尾を大きく振ると静かに消えていった。

「美香、帰ろう。腹減ったよ、ばあちゃんとお母んのご飯が早く食べたいよ。」と悟空は腹を擦りながら言うと、美香が「帰ろう。」と悟空の頬に(中国語でウェーン)キスをする。

悟空の顔が見る見る赤くなっていると、産毛のように生えていた毛が全てハラハラと身体、全体から落ち人間の肌になる。

(え?結構イケメン?恥ずかしげな顔がタイプかも。)ニアニアしながら美香は「筋斗雲はつかえる?」と悟空に聞くと「身体が人間になっただけで、能力の方は大丈夫だよ。」と言う。「じゃあな、道、勇、光輝、またな。」と悟空が手を振ると道が「俺も彼女が欲しい。」と言うと後の2人も「同じく!」と言い始めた。

そして、2人の背中を見送り、私(緊箍児)は少し眠りにつきます。


帰った家のテレビでは、「不審死や変死に、わけがわからない事故や事件が、尋常ではない発生数です。夜間外出は控えて下さい。」とアナウンサーが原稿を読みあげているのを観て悟空と美香は目を合わせて、頷いた。美香が思い立ったように立ち上がり「緊箍児を復活させないとね。」と言い、緊箍呪を唱えると私は目を覚まし元通りの輪っかになり、美香の手首に嵌められていた。(釈迦如来様が復活させてくれたかと思ったが、美香が修復してくれたようだ。)(私と美香と悟空はこれからも長い付き合いになりそうだ。)と思ってまた眠りに落ちた。


翌朝、私は目が覚めるとテレビが有る居間のソファーで美香と悟空が寄り添って寝ているのが見えて、また目を瞑って寝ている振りをする事にしたが2人ともなかなか起きなく、痺れを切らす頃に悟空が起き、私を見て「もう二度と頭には嵌めさせないからな。」と言うが(どうかな?それは美香の言う事を聞かなかったらまた、嵌める事になるよね。)(浮気とか?女の子の前でカッコつけたりしたら。)私は心の中で笑っていた。

2人はいつもの通り学校へ行く支度をしていて「早く、早く、」と美香が忙しているみたいだ。









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