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超板金 山形ロボ ―ロボットがランドマークになった街で、怪異が目を覚ます―  作者: bobson3b


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74/200

073 【断章】機体解説|山形ロボ 1999年仕様

YAMAGATA CORE UNIT / MODEL: JGR-06-core

山形県防衛統合重機兵装システム

通称:山形ロボ・コアユニット


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■ 機体分類

都道府県防衛型対怪異重機兵装/単独運用仕様

(グレートフレーム連結対応設計)


■ 運用系統

山形県総務部 防衛課

観測班/整備班/戦術補佐班による人力分業運用


---


■ 全高

約20.0メートル(外装装甲展開時)


■ 全備重量

約410トン

(自己修復装甲層・ヒヒイロカネ骨格含む)


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■ 構造形式

多層複合神性工業フレーム構造(第二世代)


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■ 動力炉構成

並列三炉制御方式《Tri-Parallel Drive Architecture》


・霊子炉《如来》

 結界形成・霊的耐性・神性干渉安定化

・光子炉《観音》

 物理出力・冷却兵装・駆動エネルギー供給

・次元炉《菩薩》

 重力制御・空間固定・存在安定制御


出力制限:

単体運用時 各炉最大30%リミッター固定

(三炉同時稼働・完全同期制御)

※100%解放はグレートフレーム接続時のみ許可


並列三炉制御方式:

半自動並列制御方式

Semi-Automated Phase-Sync Control(SAPSC)


操作思想

「機体が“やり方”を提示し、人間が“許可”を出す」


1999年版の山形ロボには、原始的な制御AIが搭載されていた。

やることは:

・三炉の出力“候補パターン”を生成

・位相ズレの危険予測

・熱暴走ラインの警告表示

決定権は、常にパイロット側にある。


コクピットには、三本の独立レバーがある。

左:霊子炉 出力率

中央:熱核炉 推力・運動出力

右:位相炉 位相干渉率


戦闘中、コクピットには三段階表示が出る:


・STANDBY(待機)

 三炉の安全同期状態

・RECOMMENDED(推奨)

 AIが最適と判断した出力構成

・OVERRIDE(上書き)

 パイロットの意思で強制変更


最大稼働時間:

約15分


危険性:

精神浸食


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■ 操縦方式

意志操縦/機械式レバー併用型(第三世代制御)


・主系統:神経束同期入力(低精度・高負荷)

・副系統:油圧式操縦レバー/物理制御系

・補助系統:人力戦術補佐(観測班・指令員による音声指示)


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■ 装甲構成

外装装甲:

・自己修復性高分子層

・複合セラミック耐衝撃装甲

・精神感応型機能性合金 ヒヒイロカネ


内部骨格:

・ヒヒイロカネ骨格フレーム

・霊子循環構造内蔵

・自己修復機構(低速・不安定)


特性:

装甲は修復可能だが、

“修復できない傷”が存在する世代

損傷部位によっては、物理交換が必須


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■ 通信・管制系

有線・電波併用型戦術通信システム


・地上有線回線依存

・マイクロ波無線通信

・霊的通信:限定使用(結界内のみ有効)


特性:

・大陸規模通信不可

・強い霊的干渉下では通信断頻発

・指令は遅延と誤差を前提に運用


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■ 指令・表示系

ブラウン管モニター群/アナログ表示システム


・戦域マップ:紙地図+プロジェクター投影

・霊的反応値:針式メーター表示

・映像:白黒監視カメラ/低フレームレート


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■ 索敵・センサー系

第一世代複合観測システム


・可視光学センサー

・赤外線熱源探知

・振動波探査

・結界反応アラーム(閾値警告型)


特性:

・数値化は限定的

・霊的存在の分類は観測員の主観記録に依存


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■ 主武装

月山おろし(GASSAN OROSHI)


分類:

因果干渉型冷却現象兵装(九七型)


特性:

・発動条件が不安定

・出力変動が激しい

・反動制御なし


制限事項:

・有効射程:極短距離

・最大使用回数:2回/戦闘

・使用後、機体強制冷却・電源遮断手順必須


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■ 機動性能

駆動方式:

高トルク電動モーター+油圧駆動+霊子補助アクチュエータ


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■ 電子戦・防衛機能

・簡易認知阻害フィールド

・局所結界展開

・手動霊体認証プロトコル



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■ 運用評価(1999年内部記録)

JGR-06-coreは、

重機として設計されたが、

実態は災害対応装置と神事用構造体の混成体である。


性能は過剰。

制御は未熟。

そして、操縦者の精神負荷は、

設計想定を大きく超えている。


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