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浅瀬の戦い
クー・フリンは、浅瀬に立ち、メイヴの軍勢を一人で迎えた。
彼は、敵の戦士を一人また一人と討った。夜には身体を休め、朝には再び川辺へ立った。
メイヴは、彼に並ぶ技を持つ者を求めた。その役に選ばれたのが、フェルディアドであった。二人は、スカアハのもとで同じ武技を学んだ仲間であった。
フェルディアドは、この役目を望まなかった。クー・フリンもまた、友と戦うことを望まなかった。だが、軍勢の命令は、二人の友情よりも重かった。
二人は、川辺で向き合った。矛を交え、日が暮れれば手を止め、夜には食を分け合ったと伝えられる。それでも、朝が来れば、二人は再び敵として立った。
四日目、クー・フリンはついにガエ・ブルガを用いた。フェルディアドは、これに斃れた。
勝利は、喜びをもたらさなかった。クー・フリンは、友の亡骸を前に、長く言葉を失っていたという。
その後、アルスターの戦士たちは呪いから覚め、戦場に戻った。




