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マハの呪い

メイヴの軍勢が進んでも、アルスターの戦士たちは戦える状態になかった。

彼らを縛っていたのは、古い呪いであった。


その始まりは、こう語られる。裕福なアルスター人クルンニュクのもとへ、ある日、一人の女マハが現れた。彼女は、クルンニュクの妻となった。


ある宴の日、王の馬の速さが称えられた。クルンニュクは、つい口を滑らせた。


「私の妻なら、あの馬より速く走れる」


言葉は、王の耳に入った。身重であったマハは、王の馬との競走を強いられた。

マハは走った。腹には子を宿していた。それでも、王の命からは逃れられなかった。彼女は、馬に勝った。競走の終わりに、彼女は男児と女児を産んだ。


苦しみの中で、マハはアルスターの男たちに呪いを宣言した。「お前たちが、最も助けを必要とするとき、女が産みの苦しみを受けるのと同じ苦しみを、お前たちも受けるだろう」

この呪いは、九代にわたって続いたという。


だが、この呪いから逃れる者が、三者いた。アルスターの若者、女たち、そしてクー・フリンである。なぜ彼だけが例外なのか、伝えは一つの理由を示さない。若さゆえか、かつて邪眼の巨人を討ったあの神、ルグの血を引くゆえか。理由を一つに決めることは、慎むべきであろう。


理由がどうあれ、事実は一つであった。

アルスターの命運は、この若者ひとりに委ねられた。

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