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【悪役転生 レイズの過去を知る 】―俺だけが知る結末を…。―(現在物語を大幅にリライト中)  作者: くりょ
レイズはリヴェルを知る

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確実な成長を遂げる



グレサスは、胸の奥に拭えぬ「嫌な予感」を抱いていた。

それはただの直感ではない。

最強の剣神――王国が誇る白金の騎士である彼だからこそ、肌で確信できるものだった。


――何かが起きる。

非常に強大な力が、やがて王国を襲う。


その正体はわからない。

だが、アルバードの先――魔族領土の奥深くに潜む何かが、王国そのものを害するのだと、グレサスは悟っていた。


「……フッ、面白い!」

その口元に、不敵な笑みが浮かぶ。


「私はまだまだ強くならねばならんな。まったく、あの青年と関わってから……」


――レイズ。

王国の外れにありながら、いまや魔族をも惹きつける青年。

彼の存在は、グレサスの昂ぶりを抑えるどころか、むしろさらに燃え上がらせていた。


昂ぶる心は、止まらない。

来るべき強敵との戦いに備えるかのように、剣神は人知れず常軌を逸した鍛錬を重ねていく。

まるで運命が「全力の死闘」を約束しているかのように――。




その頃、魔族領では。

ディアブロとガイルが新たに得た「肉体の力」を試すように、次々と魔物を殴り倒していた。


魔力を封じ、肉体のみで。

殴打一つで大地を割り、蹴撃一つで巨獣を沈める。

魔族すら畏怖する進化を遂げた二人は、かつての存在を遥かに凌駕していた。


「ククッ……魔力がなくても、十分すぎる。」

ガイルは血に濡れた拳を握りしめ、獰猛に笑う。

ディアブロは低く笑い、「これでいい」と満足げに頷いた。




――レイズはまだ知らない。

自分の存在が、未来の「最強の剣神」を更なる高みに押し上げ、未来の「最強の魔王」は更なる進化を遂げ


同時に魔族の怪物たちをも進化していることを。


敵も味方も、歴史すらも。

レイズという存在によって、確実に動き出していた。




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たくさんの方に読んでいただき、本当にありがとうございます。 完結済の長編です。レイズたちの物語をぜひ最初から。
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