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最強の三人、そしてカイル
ゲームの世界では、三つの視点があった。
そして、それぞれに立ちはだかる三人の強敵がいた。
一つ――人の側に立つ強敵、グレサス。
王国最強と謳われる剣士。その圧倒的な剣技と忠誠心は、主人公にとっても最大の壁となった。
二つ――魔族の側に立つ強敵、自称魔王・魔剣士ガイル。
魔族を愛し、秩序を嘲笑い、ただ戦いを愉しむために立ちはだかる存在。彼の魔剣が振るわれるたびに、大地は血で染まった。
三つ――どちらの側にも明確に立たない強敵、ウラトス。
人か魔族か、それすら定かではない。己の強さと誇りのためだけに戦場に現れたのか、まるで理不尽そのものの化身。
主人公カイルは、これら三人を越えるために歩んだ。
――人を敵にし、魔族を敵にし、最後には世界そのものを敵に回す道。
それこそがゲームにおける「英雄譚」であり、「カイルの物語」。




