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番外編1.この恨み晴らさでおくべきか


 わたし、クラリッサ・アルドン!


 ──完 全 復 活 ッッッ!!!


 あの部屋での騒がしい思い出は、なんと5日前。


 しかも、あの日わたしは既に2日寝てた後らしい。


 つまり、合計だと一週間寝てました。

 あらら、重病人みたい。


 こんなに回復まで時間がかかったのは、魔力が無いのに無理やり魔法を使ったから、らしい。


 なんと、魔力がない状態で魔法を使うと、生命力を使って代用するらしい。つまり自分の命を使うという事で、重病人どころか死にかけていたらしい。


 元気になって聞かされて、ひえぇぇぇー!と叫んだのは言うまでもない。王子様が慌てて◯△(ピー)してくるハズである。

 うん、◯△(ピー)は今は考えないよ!


 起きた時、王子様が手を握っていたのは、実は魔力を供給してくれていたからだった。

 

 魔力のせいで減った生命力は、魔力の供給で少しだけは回復すると言う事なんだけど、なんと属性相性があるらしい。家族含め、皆で供給出来るか試した結果、王子様とアンネ様が供給できたらしく。交代で魔力供給してくれていたらしい。


 ──ありがとう!ありがとう!


 王子様とアンネ様のおかけで、今元気です!


 魔力供給に必要な情報だからと教えてくれたけど、王家は闇属性が発現する事が多いとか。

 

 その闇属性持ちが、王子様とアンネ様らしく。

 何故かは分からないけど、わたしの回復魔法……聖属性と相性がいいらしい。


 そこら辺は過去の文献を調べるしかないけど、現存しているかも不明、とナッティが言っていた。


 ──ほんと、何でだろ?

 光属性との方が相性良い気がするけど、それは前世の物語の感覚だからなぁ。ほんと、謎。


 ちなみに。


 聖属性…回復魔法を使える人は

 なんと【聖女】らしい。


 ただ、聖女だろうが何だろうが、わたしのやる事は変わらないので、今回は置いておく。


 わたしのやりたい事。


 それは、復讐である。

 



 =============

 



「クラリッサ様。本当にやるのですか」


「何言ってるの!怒りに水差しちゃダメでしょ!女にはね、負けられない戦いって言うのがあるの!」


「そうなのか?」


「わたくしに聞かないで下さらない?初耳でしてよ。いつものクラリス語録ですわよ、多分」


 ──何それ。

 クラリス語録、って雑に括られてるけど。


 ベリル、王子様、アンネ様、ついでに居ないふりをするエドワードさんと一緒に、ある場所に向かっている。


 そう、筋肉男と神経質男の捕らえられている所である。


 実は、ナッティとフィンも誘ったのだけど、ナッティは、

 

「わたくし、あの者共から今以上の情報は出ないと思うので遠慮しますわ。それより頂いた歴史書をゆっくり読みます」


 と、断られた。

 フィンは


「あいつらに会うと再起不能になるまでボコボコにする予感しかないから行かない。だから商店街にミスリルソード用の良い砥石が置いてある店があるらしいから行ってくる〜」


 だそうだ。

 令嬢が剣を自ら磨くのかい?

 ま、それがフィンの強さの秘訣なのかも。


 という訳で、それ以外の面子(メンツ)で来ている。


 ちなみに、本当は屋敷から離れた警備部の建物に牢があるのだけど、わたしがそんなとこ行っちゃいけないと言うことで。


 憎っきあの2人は、お屋敷の使ってない馬房に連れてきて貰っている。


 そうこう考えて歩いている間に、その馬房に着いた。

 



===============

 



「ふふふふふー。2人とも、この間はどうも世話になったよね〜〜〜!?」


 もう一週間も経っているから、割りとやつれてきてるね。特に筋肉男。


 話しかけたのはわたしなのに、こいつら、わたしを素通りして王子様を見つけた。


「で、殿下!助けに来てくださったのですか!」


「急に移動させられたので不安だったのですが、私達が子爵に騙されていた証拠が見つかったのですね!」


 ──おい、筋肉男、神経質男。

 わたしの事を研究所から攫(さら)ったの確実にお前らでしょうがっ!


「黙れ」


 キュウゥゥゥウン!!!


 ──え!?

 何、これ!胸がキュンキュンする!

 あ、今の低い『黙れ』の声で??

 

 わたしから見ると、王子様をちょっと下から顔を見る感じなのだけど。


 はぅ!はわわわーー!!!

 み、見下した冷徹な顔、カッコいいじゃないか!


「クラリッサ様、目的忘れてますよ」


「クラリス、貴女ってば。そんな顔しておいて、よくも何とも思ってないなど言えましたわね」


「え?」


 ──はっ!!!!


 ベリルとアンネ様の声で我に返った!

 言ってた内容は忘れよう。うん。



「ちょっと良いかな。わたしが声かけたのに無視しないでよ」


 すずいっと、もう少し前に出て、失礼男たちと王子様の視界を遮るように立った。


「はあ?ああ、お前か残念令嬢」


「お前……お前がいるから殿下は僕たちの事を捨てたんだ。疫病神が!」


「…………おい、お前ら。凍らされたいのか」


 ──ちょーっと!

 わたしが用事があるって言ったのに、王子様が先に懲(こら)しめるの止めてよ!


「待って下さい、殿下。

 今回はわたしの私怨で、この人達をここに連れてきてるんですから、わたしに任せて下さい」


「…………分かった。しかし危なくなったら即、手を出すからな」


 そう言うと、王子様は少し後に下がって仁王立ちしてくれている。


 王子様が下がって話す気がないのだと分かった筋肉男と神経質男は吠えだした。


「おい!チビ!オレはお前に話なんてないぞ!早くこの枷(かせ)を外せ!」


「可愛い顔をしているが、そこまで小さい者を好まれるとは、殿下の目も曇ったものですね」

 


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


「うわっ!?」


「なんだ!?地震か!?」


 ────許さんぞ。お前ら。


「あらら、クラリスへ禁句をついに言ったわね」


「普通に考えても、他人には言ってはならない言葉だろう、それは」


 そーだよー。

 アンネ様と王子様の言う通りだよー。


 わたしに!

 その言葉を言ったものは!


 制裁を食らわす!!!!


 覚えてたからな!

 魔道車で言ったことも!!!


 誘拐の件はお父様や王子様が鉄槌食らわすだろうから、そっちは別に知らない。

 

 けど、わたしへのあの言葉は、わたしだけは許せん!

 わたしだけの恨みだ!

 誰かに代わって貰って復讐したいわけではないのだ!


 

「ベリル、まず筋肉男に装着して」


「畏まりました」


 ベリルに頼んで持ってきて貰った魔道具を、筋肉男に付けて貰う。わたしが開発したヘルメット型の魔道具である。


「クラリッサ様、作業が終わりました」


 ベリルが着け終わったようなので、ベリルに預けていた箱を受け取って筋肉男の前に行く。


「さあ、これを見てみて〜。

 今から食べるのよ〜」


 箱からトングで真っ黒い何かを取り出して、筋肉男の顔の前に出す。

 

 目で見ないと何か分からないからね。

 ちゃんと見れるように差し出した。


「何かしら?あの黒いのは」


「食べろと言っているから、食べ物だろう」


 アンネ様と王子様が後ろで言っているように、これは一応食べ物である。


 お母様が作ったクッキーなんだけど。


 お母様は凄い有能なのに、マンガか!?って言うくらい暗黒物質(ダークマター)製造機だったのだ。


 お母様の手が入ったものは全て暗黒物質(ダークマター)となる。


 混ぜていても暗黒物質(ダークマター)。

 最後に焼くだけでも暗黒物質(ダークマター)。


 お父様でも、お母様の暗黒物質(ダークマター)だけは食べられない。

 あの、お母様の事を何でも許容するお父様がだ。それだけで、ものすごい物だと思うだろう。


 ただ、何故かお茶だけは淹れられるんだけど。


 ちなみに好奇心でわたしは、ほんの少しカケラを食べた事がある。ものすごいマズくて、のた打ち回って、舌がその日いっぱい変になったままだった。


 その暗黒物質(ダークマター)を、モラハラ野郎共に食べて頂く。


 復讐のアイテムとしては100点でしょう!


 だって、毒じゃないし。


 材料は普通のクッキーだもの。

 


 目の前に暗黒物質(ダークマター)を差し出された筋肉男は、危機感が働いたのか冷や汗をかいてきてるけど、無視だ。


「さあ、お食べったら〜」


「な、何だ!それは!食べ物か!うっっっ」


 ギュイーーーン!ガシッッ!!!


「ムガーーーーーーー!!!!!」


 暗黒物質(ダークマター)を、筋肉男の口の前に持っていくと、ヘルメット型の魔道具が動き出した。


 あらかじめ魔力をたっぷり充填しておいたから、少し魔力を飛ばせばスイッチが入るのだ。


 ヘルメットからニョキッとアームがいくつか出てきて、まず口の中に暗黒物質(ダークマター)を突っ込む。


 そして、口を大きめアームですっぽり塞いで、吐き出しを阻止。


 ヘルメットの真ん中から下の方を上下させて、強制的に咀嚼させる。


 ガー、ウィン!ゴッキゴッキゴッキ!!


「ムガァァァーーームームームームー!」


 ──うんうん、うまく作動してるね。



「な、なんてこと!拷問だわ!!!」


 アンネ様、その通りです。


「へー、凄い魔道具だな、これは」


 王子様は魔道具自体が面白いみたい。


 2人がそれぞれ感想を言う間に、魔道具は次の段階へ進んでいた。


 ヘルメットはアームをもう一本ギュルギュルと出し、筋肉男の鼻を摘んだ。


「フンフーーーフムーーフーーー!」


 ゴックン!!!!


 ヘルメットは飲み込んだと分かるとガーガコッと音を立ててアームを隠した。


「ふふふふふ…………美味しかった?さあ、これを飲んでも良いよ」


「ゲホゲホッゲホゲホ、な、んだ、それは。まぁいいよ、こせ!」


 筋肉男は暗黒物質(ダークマター)があんまりのマズさだったんだろう、わたしが差し出したコップをすんなり受け取った。


「な、なんだ!このニオイは!!!こんなの飲めるか!」


 ギュイーーーーーン!!!


 ガッ!


「ムガーーーーーー!ングングング」


 否定の言葉に反応して、またヘルメットからアームが出てきて、今度は最初から鼻を摘まれて強制的に飲まされてる。


「グワーーーーーーー!!!」


 のどの辺りを抑えて、筋肉男は前のめりに倒れた。


 あ、気絶。

 目撃したの2回目だね、これで。

 


「クラリス、さっきの飲み物が何だか、聞いても良いか?」


 筋肉男が倒れたので、様子を見に来た王子様が質問してきた。


「ああ、これですか?なんちゃって青汁ですね」


「アオジル?」


「本当の青汁は、少々青臭くても飲みやすい植物から作るんですけど。これは臭いの強そうなその辺の雑草を適当に混ぜて作った物です。あ、一応毒草は除けてますよ」


「あー、黒い物体も凄いが、その飲み物もとどめを差しに来てるな」


「わたしの心の痛みには、相当の裁きですよ」


「そうだな。もっとやっても良かったくらいだ」


 ──おお、王子様分かってくれる?

 引かれるかと思ったけど、全然だったね。


 でも、わたしのと王子様が微笑み合っていたのを見ていたアンネ様は違った。


「ちょっとクラリス。なんなのですか!その魔道具は!明らかに拷問器具じゃありませんの!誰が作ったの!?」


 ──え?暗黒物質(ダークマター)と青汁じゃなくて、魔道具の方?


「え?このバクバク食べる君のこと?」


「なんですの、その間抜けな名前は」


「え、正式名称は、【好き嫌いは駄目!バクバク食べるのを手伝い君☆クラリッサスペシャル☆】で、略してバクバク食べる君で、もちろんわたしが作った物なんだけど」


「な、なんですの?そのヘンテコな名前は!?いえ、名前はどうでも良いのです!機能ですわよ!貴女が作ったと言いましたわね!?なぜ拷問器具をクラリスが作成したのです!?」


「えーと、それは〜」


「失礼します。それはわたくしが説明しても宜しいでしょうか?」


 言い淀んでいると、ベリルが説明に立候補した。別に良いけど。コクンと頷き、続けて貰う。


「クラリッサ様がこれを作ったのは拷問をする為ではございません。旦那様の為です」


「ええ?ジェサイア様の為に?なぜ拷問になっているの」


「アンネリゼ様のいう事はごもっともでございます。屋敷の者全員が拷問だと思ったのですから。これは、旦那様がどうしてもニンジンを食べないので、クラリッサ様が何とか食べさせようと初めて作った魔道具がこちらの物なのです」


「何!クラリスの初めてだと!」


「アレク!変な所に食いつかないの!」


 そうなのだ。

 これ、ちゃんと善意で作ったの。


 魔法や魔道具がある世界だと分かって、某猫型ロボットみたいに、色んな未来っぽい道具を作れるようになれるんじゃ?とか思った頃の初期作なのだ。


 そしたら、結果ああなった。


 みんなには拷問だとか言われるし。


「旦那様は『クラリスのおかげでニンジンが食べられるようになった』など大ウソをつき、それを聞いたクラリッサ様もニンジンが苦手だったので、自ら魔道具を使ってしまい大変な目に合っていました。それがあって、この魔道具は封印していたのですが」


「ぶっ、クラリス、大丈夫だったのか?」


「殿下っ!だから封印したとベリルが言ったではないですか!」


「なるほど。発想はともかく、下手に魔力が多くて付加できる機能も多かったのですわね。たくさん機能を盛り込もうとする子供が陥る失敗ですけれど、普通は作成段階の魔力が足りず動きませんわ。この魔道具のように動いてしまうのは凄い事ですわ」


「アンネリゼ様、その通りです。しかし、この魔道具を皮切りに、ヘンテコな物を懲りずに幾つも作成されておりました。今もですけれど」


「へえ、それ全部見てみたいな」


「ベリル!殿下!今そんな話はいらないです!先にこいつらを成敗させて下さい!」


 筋肉男はやっつけたけど、まだ神経質男がいるでしょ!


「ああ、そうだったな」


 殿下の言葉に、皆の視線な神経質男に向く。


 今までのやりとりを全部見ていた神経質男は、顔面蒼白になって怯えていた。


「そんな怖がられても、やめないよ〜?わたしは。クックックッ。ベリル、筋肉男からバクバク食べる君剥がして、こいつに被せて」


「畏まりました」


「あ、お手伝いします」


 今まで居ないふりをしていたエドワードさんが、ベリルと一緒に作業してくれた。


 そして、神経質男にヘルメットを着けて貰う。


 わたしは、筋肉男の時と同じく、神経質男の前に立って、上から見下ろしてやる。


「さあ、お食べ〜」


「……………………パク、モグモグモグ」


 ──え!!??

 すんなり、食べた、だと!!??


「何だこれは。味がしないだけではないか」


「そんな馬鹿な!筋肉男見なよ!気絶してるじゃない!」


 どういう事!?


 ベリルの方に向くと、あのベリルが少し目を見開いて驚愕していた。


「…………まさか、奥様の暗黒物質(ダークマター)を普通に食せる者がいたとは。わたくし、感動致しました」


「ちょ、ちょっとだけ食べてみても宜しいかしら?わたくし、気になって来ました」


「アンネ、止めておけ。筋肉男を見ていただろう。神経質男がおかしいだけだ」


 ──えーと。

 王子様まで筋肉男とか、あだ名で呼んでるけど。それはいいのかな。いいのか。


「おい」


 周りでガヤガヤしてたから、神経質男に急に声をかけられてびっくりしてしまった。


「な、なに?」


「その飲み物……アオジルと言ったか。早く寄越せ」


 ──何かイヤな予感。


 まあいい。

 残しても仕方ないもんね。


「……どうぞ」


 どうみても期待をしながらコップを傾けた神経質男。次の瞬間。


 ぱぁぁぁぁぁぁ!


「美味い!なんだ、この飲み物は!」


 まるで、ちょっと前のお茶会の、王子様に会った時みたいな反応された。


 ──えええええええ!!!???


 緑くっさいニオイ、部屋中にプンプンしてるんだけど!これが美味いだと!?

 馬鹿な!!!!!


「これは君が作ったのか?」


「おい!なんだ、その反応は!」


 ──キラキラした目でわたしを見つめだした神経質男を、まるで自分を見てるように思ったのか、王子様が止めた。


「あららー、クラリス。もてますわねぇ、貴女」


「アンネ様、全然嬉しくないです」


 確かに、味噌と醤油を臭い臭い言われる屋敷の人には頼めなくて、この青汁は自分で作ったものだけどさ。


 まさか、こんな反応されると思わないじゃない!


「わ、わたしの拷問計画が……」


「ですから、本当にやるのか、と聞きましたのに。またクラリッサ様の信者が増えましたよ」


「そ、そんな……」


 ベリル、こうなるの分かってたの!?


 神経質男と王子様の応酬は終わらなかった。


「先日は申し訳なかった。君にしたことは一生をかけて償う。先ほどの言葉も撤回しよう。だから僕を一生側に置いて、先ほどのような飲み物を作ってくれ!」


「黙れ!クラリスは俺と結婚するんだ!お前に料理など作る訳がないだろう!!」


「………………もう戻ろうかなー」


 ここに居たら恥ずかしい応酬ばっかり聞かされそう。それにわたし、結婚するなんて言ってないって。


 お付き合いすら了承してないのに。


「はぁ〜。いつもはもっと落ち着いてますのよ、あれでも。アレクはクラリスが絡むと素どころか、隠してた面まで出てくるみたいですわね」


 アンネ様がやれやれと手を横に振りつつ、外に向かおうとする。

 それにわたしとベリルも続いた。


 エドワードさんは王子様の侍従だから、まだ来ちゃ駄目!とキッと視線を送っておいた。だって、わたし達に着いてこようとしてたんだもん。


 話が終わって警備部の牢に戻すまでは、誰かいないといけないし。

 


 脱力感満載で。

 

 馬房から引き上げたのであった。

 

 



 


 

筋肉男と神経質男の名前は考えてもいません。


ちなみに二人はただの実行犯なのでジェサイアの子飼として生かされます。


あと、神経質男の味覚がおかしいと、ベリルは報告を受けていました。

牢で情報を吐かせる為に出されていた、不味い飯を美味そうに食べていた、と。ダークマターをどう感じるか、興味津々だったので、強くクラリッサを止めませんでした。


次の蛇足。

クラリッサが作ったヘルメットから出てくるアームは、某姫の名前がついてるけど姫を操作できるようになったのは最近の勇者ゲームで、涙の話での、マップ解放する為の塔で出てくる、ニョキニョキをイメージして書いてます。


以上、蛇足だらけ後書きでした!


次の話はナターリエ視点です。

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