第二十四話 捜査
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愛美と、野菜を運んでいると2人の男が、愛美に声を掛けてきた。
『すみません…私達、警視庁捜査一課9係の櫻井と亀井と、申します。…お忙しいところすみません!遠藤さんですか?…少しお時間よろしいでしょうか?』
『仕事中なんで、すみません…こちら運んでいただいても良いですか?…』
と、刑事さんにパッキンを渡した。
刑事も、あまりに自然に渡されたので、つい…一緒に作業を手伝ってくれた。
『あの…いつも女の子と一緒に、来てましたか?』
愛美は
『女の子って…髪の長い子のことかしら?』
刑事は一枚の写真を見せた。
『この…彼女なんですけど…、市場の方が遠藤さんと一緒に来る子だと…言っていまして。』
『はい…この子が何か…?…』
『この子は、家出の捜索願いが出ているんですが…ご自宅が火事で、焼け跡から2人の身元不明の焼死体が発見された為、重要参考人となっております。何かご存知でしたら教えていただきたいです。』
写真に写っているのは、…さつきにまちがいなかった。
…愛美は写真を睨み、
『この子は、さつきちゃん…2週間前まで家に居ました。家出してきたみたいで…匿っていました…、なんでも結婚した旦那のDVがひどくて…逃げてきたんだ…と聞いていました…年齢は20歳だと聞いていました。、』
『今は…居ないってことですか?…遠藤さん』
『今は居ません、しばらくご飯を食べさせて部屋を貸していました。』
『そうですか…、実はこの少女は17歳の高校生でして…本名を、有村雫さんと言います。』
『そうなんですか?…高校生…じゃあ…結婚してたって言うのも…』
『はい…嘘です。』
『そうですか…嘘をつかれていた事は少し残念ですけど…、嘘をつかなければいけなかった理由があるんだと思います…、彼女の身体の傷についに原因はわかっているんですか?…ホントに酷くて…やっぱりDVを受けていたんですか?』
『いえ…、申し訳ありません…そこまでは確認できていませんが、遠藤さんの証言も参考にさせていただきます。』
『それから…さつきちゃん、いや…しずくちゃんでしたね…帰る場所あるんですか?…あの傷が気になってしまって…』
『彼女は帰る場所や頼る人も…いません、なので、遠藤さんの所に戻ってくるかも。しれません…もし戻ってきたら、私までご連絡いただけますでしょうか?』
櫻井は自分の名刺を、愛美に渡した。
『櫻井さん…雫ちゃんは、帰る場所も頼る人もいないのなら…じゃあ、だれが捜索願いを出したんですか?』
櫻井は少し困った顔をして…
『実は雫ちゃんが、生きている事で、捜査の状況が変わってしまったんです。』
『焼け跡から出てきた、身元不明の焼死体がご両親と言う事ですよね?』
『いえ…違うんです、当初焼死体はご主人と雫ちゃんだと、警察は考えていました。それが…』
『えっ?…どうゆう事ですか?』
愛美が不思議そうに聞くと、
『実は、焼死体が発見されて直ぐに、奥様の有村 逸子さんを、見たと言う情報がありまして…』
ゆずるが割って入る、
「お母さんが、生きているって事ですか?」
『あ…ハイ、…あ、あなたは…?」
愛美が、間に入る…
『あ〜、この子はウチのアルバイトで、大崎弓弦くん…、…ちょっと彼、雫ちゃんに気があって…』
ゆずるは愛美を睨んで、言い返そうとした時。
『ゆずるくん』と、逆に睨まれた。
『でも…見間違いの可能性だったありますよね?…』
『それが、かなり確実な証言なんです、奥様の逸子さんを見たのが、彼女の同僚だったんです。それから…指紋も一致して…細かい事は話せませんが…確実な証拠です…』
『そうなんですか…、』
『それから…もし、宜しければ、雫ちゃんがいた部屋を見せていただきたく…指紋が確認できれば…確実な証拠になります。』
『あ…、もちろん、今からいらっしゃいます?』
『あ、、ご協力、ありがとうございます!』
〜 それから数日後…
櫻井から、直接電話があった
『遠藤さん…先日は突然押し掛けてしまったのに、捜査協力ありがとうございました。』
『いえ…で…今日は何か?…』
『あ〜、すみません…今日は先日、農場で採取させていただきました指紋が、有村雫さんの指紋と、一致しました。』
また次回もよろしくお願いいたします。




