第二十三話 主導
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桜庭緑からのLINE
ゆずるくん、今日はお疲れ様でした。
無事、お家に帰れましたか?
一つ、いい忘れた事があり連絡してしまいました。
雫ちゃんのご両親は、小学校の先生です。
今日、一緒に雫ちゃんの自宅を訪ねて、気になり帰ってから両親にも相談したのですが、
雫ちゃんの家が火事になった事は、知っていました。誰から聞いた情報かは、わからないのですが、ご両親共に学校には来ていないそうで、行方不明扱いになっているそうです、警察は自宅の焼け跡から見つかった焼死体を有村家の3人の誰かだと考えているそうです。
今日、お二人とお会いして雫ちゃんは生きていると確信しました。
お役に立つかわかりませんが、
ご両親が勤めていた小学校は、
お父さん
有村 忠志先生
富士東小学校
有村 逸子先生
富士北山小学校
お父さんは、私は会った記憶がありませんが、お母さんはよくバスケの試合に来ていたので面識があります。
中学の時の写真ですが、雫ちゃんのお母さんの写真を見つけたので送ります。
左から、雫ちゃんのお母さん、雫ちゃん、私、1番右が私の母になります。
…雫ちゃんが見つかったら、私にも連絡下さい。
桜庭緑…
「緑ちゃんって、雫ちゃんのお友達からの連絡だったよ。」
ゆずるが、さっきに言うと…
さっきが
『ゆずるはすぐに女の子と仲良くなるんだな…、よくそれで、自殺なんかできるな…』
「…」
『で…何だって?緑ちゃんは…なんて言ってきたの?…ゆずるに気があるのか?』
「そんなわけ無いだろ…今日、会ったばかりなんだし、雫の両親の情報をくれたんだ。」
『どんな情報だ?』
「雫ちゃんのご両親は、「小学校の先生らしい、写真も送ってくれた。」
そう言って、さっきに写真を見せた。
『ゆずる…やっぱり鈍感なんだな…』
「えっ?…何か写真見てわかるの?…」
『ゆずるには、一生わからないよ…馬鹿だから』
〜翌朝、
さっきは農場の仕事に出て行った。
ゆずるは、早くに目が覚めてしまい眠れなかった、昨夜桜庭緑が送ってくれた、雫と両親の写真を眺めながら…思った。
雫は何故…自殺してしまったんだろう…
友達もいて…両親もいて…幸せそうな顔して笑ってる…のに…。
朝日が昇り始める…
「あっ…、さつきに初めて会った時も朝日を眺めていたな…、確かに…朝日は暖かいな…さつき。」
〜この日から、どのくらい時間が経過しただろうか…恐れていた事が現実になった。
9月24日(木)…朝4時、いつものように市場に行くと、警察らしき人が待っていて、
市場の人と話しをした、愛美とゆずるに気がつくと、こちらを指差している。
愛美は、いつもと違う雰囲気に何かを察した。
『ゆずるくん…なんかやばそうじゃない。』
ゆずるは、何が起こっているか…すぐに理解した。「ついに来たか…」
2人は、いつものように野菜を運んだ。
「愛美さん…ついに来ました。宜しくお願いします!」と、小さくつぶやいた。
愛美がニッコリ笑って
『任せておいて!!』
また次回もよろしくお願いいたします。




