↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神リベンジ  作者: Spumante Rock


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
13/52

第十三話  密会

いつも読んでいただきありがとうございます

月曜日の朝、愛美とゆずるは日曜日に収穫した枝豆とサツマイモを車に乗せて市場に向かった。

『ゆずるくん…昨日は本当にありがとうね…何から何まで頼り切ってしまって…ホントにありがとう!』

「イヤ…こちらこそですよ、あんなに楽しい時間を今まで経験した事なかったので、ホントに嬉しかったです…」

『まどか…励ましてくれたんでしょ?…ありがとう。』

「そんな…僕はただ…」

ゆずるは言葉を止めた…

『いいのよ…』と、クスクス笑っていた…

ゆずるは少し恥ずかしそうに、窓の外を眺めていた…

『今日、午前中に明生を病院に連れて行くから…仕事が終わったら、お昼食べて少し待っててくれる?』

「大丈夫ですよ、」

『今日はまどかも、学校だし、おじいちゃんも工場行ってしまうと思うから…さつきちゃんと待っててね…なるべく早く帰るから。』

「愛美さん…今日は明生さんについてて上げて下さい。僕はさつきと一緒に帰りますから…」

『え〜、大丈夫なの?』

「二人で歩いたら、すぐですよ…」

と、笑って言うと、

愛美が封筒を差し出した。

『コレ、さつきちゃんのアルバイト代…

交通費も入れておくから、バスで帰って…』

「いいんですか?…嬉しいな、…」

『ゆずるくん…ごめんね…助かるわ。』


その日は結局、さっきとゆずるは、バスに乗って帰る事にした。

さっきは、はじめてもらったバイト代を見て嬉しそうだった。

『見ろ!ゆずる…私がもらったお金…いいだろう…』

「良かったな!さつき…何を買うんだ?」

『それは内緒だ…』

と、バスから窓の外を眺めていた。

二人はバスを降りると、

ゆずるが、

「さつき…俺はちょっと用事があるから、さつきは、先に帰ってくれる?」

『なんだよ用事って…』

「図書館で勉強してるんだ…中卒だから…勉強もしなきゃね…」

『へー、意外…私は勉強しないから…先に帰って紀子おばさまの所に行ってるよ、見せたいモノもあるし…』

「夕方には戻るよ…」

『ゆずる!…あんたわかってると思うけど…魂の交換は1年だからね、…』

「わかってるよ…」

『なら、いいんだけど…、じゃあね!!』

そう言って、さつきは帰って行った。

天気は良いが、風も強い…ただその風は気持ち良く通り過ぎて行く。

図書館の前の坂道はいつになくなだらかだ…

行き交う人の表情も明るく、

今までの自分が、どれだけ世間を見ていなかったか…考えさせられた。

図書館に入り…数冊の本を選んで、席に座った。


それから1時間ほどが経った時…


『ゆずるくん…お待たせ!』

「すみません…時間作ってもらっちゃって…」

『全然、大丈夫だよ…特にやる事無いし…』

「まどかさんのお力を借りたくって…」

『昨日の話…興味があってね、人の秘密を暴くみたいで、気は進まないんだけど…、さつきちゃん自身が忘れてしまってるなら…調べてみて、本人に伝えるか判断しても良いよね.』

「そう考えてます。さつきはあんな性格なんで、このまま、普通に過ごして行けると思うんですけど…」

『けど…?』

「最近…わかったんです、本人が思ってる以上に周りの人は、心配してる…、きっとさつきの事を探してる人が、居ると思うんです。」

『それで、私に協力して欲しい事って…』


……、。ゆずるは女子高生の制服図鑑を指差した。…


『何よ…制服に興味があるの?』

「違いますよ…まどかさんまで…」

まどかはクスッと笑って…

『だいたい分かるわよ…さつきちゃんが着ていた制服を探せば良いって事よね?

「ハイ…そうなんです。実は一度探しに来たんですが、、1人でこの本を見ていると、周りの視線が痛くて…耐えられませんでした。」

『確かに…理由を知らなければ、要注意人物として目をつけられそうだね…』

「やめてくださいよ…」

まどかは微笑んで

『わかったわ!探しましょう。』

「ありがとうございます、心強いです。」

『でも、さつきちゃんはホントに覚えてないの?何か手掛かりみたいなモノは無いの?』

「ホントにないんです…全然…」

『全然…?…』

まどかは、ゆずるの携帯に写る、さつきが着ていた制服の写真を見て、

『中々…手強そうな話しね…』

「なんとかなりそうですかね?」

『やってみないとわからないけど…まずはこの制服図鑑を見てみましょ…』

「ハイ、お願いします。」

まどかはクスクス笑ってゆずるを眺めた。

『ずいぶん、さつきちゃんに優しいのね。…』

「恋愛感情では無いんですが…ホントのさつきは、どんな人間だったんだろう…って、…」

『そうね…私も興味あるわ…さつきちゃん』

「あと…、さつきと言う名前も仮の名前なんです。…」

『嘘!!…出雲って苗字も違うって事?』

「ハイ…違うと思います。」

『うーん…これは、先が長そ…それからこの制服図鑑は、仮装の制服みたいよ…オタクが見るやつじゃない?こんなスカート丈…おかしいでしょ』

「そうなんですか?…、」

『ゆずるくん、この制服の本物が見たいわ…』

また次回もよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。