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DoomsDay  作者: 文乃絢千
60/62

60.生き残る者たち

 司は目を覚ますと腕時計を見た。時計の針は十二時を示している。荷物から衛星電話を取り出すと、司は電話をかけた。


「お疲れ様です。兄貴」


「東二か、状況はどうだ?」


「一日目の集計が出てますね」「七十組、百四十名が死亡。帰還者は十組。生き残りは二百七十組、五百四十人です」


「まだ相当数が残っているな」


「そうですね。でも、追加ルールがありますので、今日はたくさん死ぬんじゃないですか?」


「そうだな。ところで、人はどこに集まっている?」


「昨日はショッピングモールでしたが、今日はばらけていますね」


「そうなのか、強い連中はどうなっている?」


「前に話した連中は順調に勝っていますね。でも、同盟を組んだ兄貴には敵いませんよ」


「世辞はいらないぞ。東二」


「そういえば、一人で十人殺している女がいますね」


「一人で十人も殺ったのか?」


「ええ、今のところ個人ランキングで一位ですね」


「このゲームは面白いな。東二」


「人の本性が見えますからね。誰が誰を殺ったか? どう生き残るのか? まあ、強い奴が生き残るんですけど」


「まあ、強い武器があれば女も男も関係のない話だからな」


「東二、俺たちはどう動けばいいと思う?」


「そうですね。一先ず、学校を出て人を殺しまくった方がいいんじゃないですか?」「武器を手に入れるのも重要なファクターですから」


「お前は相変わらず頭が切れるな」


「兄貴ほどじゃないですよ。あ、これは世辞じゃないですからね」


「そういうことにしておこうか。一先ず、状況は分かった」「また後で連絡を入れる」


「分かりました。兄貴」


 司は電話を切った。

>>登場人物

鈴木才華(すずきさいか)17歳


大田六三郎(おおたろくさぶろう)49歳


斎藤司(さいとうつかさ)36歳


後藤光安(ごとうみつやす)17歳


宮内祥子(みやうちしょうこ)17歳


武田愛(たけだあい)17歳


武田東二(たけだとうじ)30歳


>>設定資料

L115A3。ボルトアクション式の大口径スナイパーライフル。射程距離は1,500m。弾はマグナム弾。


コルトSMG。サブマシンガン。装弾数32発。

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