54.同盟②
「お前たちは何だ? 何の用だ?」大田が尋ねた。
才華と同じ高校の制服を着た女の子の二人組が、目の前に立っている。二人とも両手を上げていた。
「私たちも仲間に入れてください」「先ほどのやり取りを見ていたんです。どうかお願いします」髪の長い女の子が答えた。
才華は二階からスナイパーライフルを構えている。司と光安は別の窓から下を眺めていた。
「お前たちと組むメリットは何だ?」大田が再び尋ねた。
「二人とも強力な武器を持っています」「必ず皆さんのお役に立ちます」
「うーん、どうするか? 少し話をしてくる」大田は仲間の所へ向かった。
「どんな話だ?」司が尋ねた。
「俺たちの仲間になりたいらしい」大田が答えた。
「どうする?」
「迷っている。あいつらは飛び道具を持っているからな」
「司さんはどう思う?」
「そうだな。仲間に入れてもいいんじゃないか?」「弾除けとして使えるかもしれん」
「なるほど、何か異論がある者はいないか?」
才華と光安は黙ったままだった。
「では、あの二人を仲間に加える」大田は二人組の元へ向かった。
「朗報だ。お前たちを仲間に加える」
「本当ですか? ありがとうございます」
「ただし、ある程度参加者の人数が絞れたら、この同盟は終わりだ。それでもいいか?」
「ええ、構いません。よろしくお願いします」
「では、みんなの所へ行こう」三人は二階に向かった。
「私は宮内祥子と申します。よろしくお願いします」髪の長い女の子が挨拶をした。
「私は武田愛と言います。よろしくです」もう片方の女の子が挨拶をした。
二日目の朝、ここに三チームによる同盟が成立した。
>>登場人物
鈴木才華17歳
大田六三郎49歳
斎藤司36歳
後藤光安17歳
宮内祥子17歳
武田愛17歳
>>設定資料
L115A3。ボルトアクション式の大口径スナイパーライフル。射程距離は1,500m。弾はマグナム弾。
コルトSMG。サブマシンガン。装弾数32発。
DoomsDay追加ルール①。ドゥームズデイ開始から二日目。殺した相手の武器を使用する事が出来る。チーム内で共用可能。




