53.同盟①
「俺の名前は斎藤司」「光安、挨拶しろ」
「後藤光安っす。よろしくお願いします」
「俺は大田六三郎」
「私は鈴木才華です」
四人は学校の二階で挨拶を交わしていた。少しだけ張り詰めた空気が流れている。
「情報はどうやって仕入れているんだ?」大田が尋ねた。
「俺の部下にドゥームズデイを監視させている」「お前たちの情報も部下から聞いた」司が答えた。
「最初から仕組んでいたのか?」大田が再び尋ねた。
「そうだ」
「司さんは頭の出来が違うっす」光安が言った。
「大田さん、あんたは殺し屋か?」
「俺は傭兵だ。殺し屋とは違う。いや、似たようなものか」
「俺の部下が褒めていた。相当強いとな」
「そっちのお嬢ちゃんも大した腕前だと聞いている」
才華は恥ずかしそうに下を向いた。
「俺は極道だ。いわゆるヤクザって奴な」「俺は優勝を目指している」
「俺たちも優勝を狙っているが、どうするんだ?」
「ある程度、人数が絞れたらお別れだ。その方がお互いに後腐れもないだろう」
「なら、同盟は少しの間だけということだな?」
「ああ、それでいいか?」
「情報は武器になる。俺たちにも都合がいい。分かった。手を組もう」
「お嬢ちゃんもいいか?」
「ええと、よろしくお願いします」才華が頭を下げた。
「こちらこそ、よろしくっす」光安も頭を下げた。
「さっそくだが、俺たちは少し休んでいいか? 夜通し歩いてきたからな」
「ああ、問題ない。休んでくれ」
「大田さん、あれは?」才華が外を見つめている。制服を着た女の子二人組が門のところで両手を上げていた。
>>登場人物
鈴木才華17歳
大田六三郎49歳
斎藤司36歳
後藤光安17歳
>>設定資料
L115A3。ボルトアクション式の大口径スナイパーライフル。射程距離は1,500m。弾はマグナム弾。
DoomsDay追加ルール①。ドゥームズデイ開始から二日目。殺した相手の武器を使用する事が出来る。チーム内で共用可能。




