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DoomsDay  作者: 文乃絢千
53/56

53.同盟①

「俺の名前は斎藤司(さいとうつかさ)」「光安、挨拶しろ」


「後藤光安(ごとうみつやす)っす。よろしくお願いします」


「俺は大田六三郎(おおたろくさぶろう)」


「私は鈴木才華(すずきさいか)です」


 四人は学校の二階で挨拶を交わしていた。少しだけ張り詰めた空気が流れている。


「情報はどうやって仕入れているんだ?」大田が尋ねた。


「俺の部下にドゥームズデイを監視させている」「お前たちの情報も部下から聞いた」司が答えた。


「最初から仕組んでいたのか?」大田が再び尋ねた。


「そうだ」


「司さんは頭の出来が違うっす」光安が言った。


「大田さん、あんたは殺し屋か?」


「俺は傭兵だ。殺し屋とは違う。いや、似たようなものか」


「俺の部下が褒めていた。相当強いとな」


「そっちのお嬢ちゃんも大した腕前だと聞いている」


 才華は恥ずかしそうに下を向いた。


「俺は極道だ。いわゆるヤクザって奴な」「俺は優勝を目指している」


「俺たちも優勝を狙っているが、どうするんだ?」


「ある程度、人数が絞れたらお別れだ。その方がお互いに後腐れもないだろう」


「なら、同盟は少しの間だけということだな?」


「ああ、それでいいか?」


「情報は武器になる。俺たちにも都合がいい。分かった。手を組もう」


「お嬢ちゃんもいいか?」


「ええと、よろしくお願いします」才華が頭を下げた。


「こちらこそ、よろしくっす」光安も頭を下げた。


「さっそくだが、俺たちは少し休んでいいか? 夜通し歩いてきたからな」


「ああ、問題ない。休んでくれ」


「大田さん、あれは?」才華が外を見つめている。制服を着た女の子二人組が門のところで両手を上げていた。

>>登場人物

鈴木才華(すずきさいか)17歳


大田六三郎(おおたろくさぶろう)49歳


斎藤司(さいとうつかさ)36歳


後藤光安(ごとうみつやす)17歳


>>設定資料

L115A3。ボルトアクション式の大口径スナイパーライフル。射程距離は1,500m。弾はマグナム弾。


DoomsDay(ドゥームズデイ)追加ルール①。ドゥームズデイ開始から二日目。殺した相手の武器を使用する事が出来る。チーム内で共用可能。

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