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DoomsDay  作者: 文乃絢千
51/57

51.追加ルール①

 才華は朝になると、隣で寝ている大田の肩を軽く叩いた。


「大田さん、朝ですよ」


「ん? そうか。朝か」大田は涎(よだれ)を手の甲で拭った。大きなあくびをすると、腕を上げながら体を伸ばした。


「才華ちゃん、眠くないか?」


「さっきまでは眠かったんですが、今は眠くないです」


「そうか」大田は立ち上がって首を回した。


「朝飯にしようか」


「はい」


 二人は窓辺から差し込む朝日を浴びながら、食事を始めた。


「大田さんはメロンパンが好きなんですか?」


「メロンパンは大好物だ」「才華ちゃんはアンパンか?」


「私はアンパンと牛乳が好きなんです」


「その組み合わせは最高だよな」


「はい」


「えー、聞こえますか? マイクチェック。マイクチェック」突然、首輪のスピーカーから声が聞こえた。


「皆さん、おはようございまーす。毒島でーす」「ドゥームズデイ二日目の朝でーす」


「皆さんにお知らせがありまーす。追加ルールの話でーす」


「なんと、二日目からは殺した相手の武器が使えるようになりまーす。しかも、武器はチームで共用できまーす」


「ただし、チームで共用出来るのは殺した相手の武器だけでーす」


「武器の確認と受け取りはセーフポイントでお願いしまーす」


「私からは以上でーす。失礼しまーす」


「大田さん、これって……」才華は大田の顔を嬉しそうに見た。


「ああ、共用できるってことは俺がサブマシンガンを使える」大田は笑った。


「鬼に金棒ですね」


「でも、敵も強くなる。覚悟はいいか?」


「はい」


 才華は残ったアンパンを口に入れると、牛乳で流し込んだ。

>>登場人物

鈴木才華(すずきさいか)17歳


大田六三郎(おおたろくさぶろう)49歳


>>設定資料

L115A3。ボルトアクション式の大口径スナイパーライフル。射程距離は1,500m。弾はマグナム弾。


DoomsDay(ドゥームズデイ)追加ルール①。ドゥームズデイ開始から二日目。殺した相手の武器を使用する事が出来る。チーム内で共用可能。

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