↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DoomsDay  作者: 文乃絢千
48/56

48.悪魔

 宮内祥子(みやうちしょうこ)と武田愛(たけだあい)は南東にあるセーフポイントでシャワーを浴びていた。先にシャワールームから出て来たのは愛だった。愛は髪の毛をタオルで乾かした。程なくして祥子がシャワールームから出て来た。


「残り時間は何分?」祥子が尋ねた。


「あと十三分だよ」


 二人は急いで弁当と飲み物を選ぶと、南東のセーフポイントを後にした。


「あの二人は学校に居るかな?」


「必ず居るわ。他に目ぼしい建物が無いから」


「でも、学校は思ったより厄介だよ。付け入る隙が無いよね」


「ええ、どうにかしないと」祥子はハンターボウガンを撫でた。


「突撃しても二階から狙撃されるし、仮に侵入出来たとしても男がいるわ」


「私のマシンガンなら突破出来るんじゃない?」愛はマシンガンを構えた。


「あの男は危険よ」


「じゃあ、どうすればいいの?」愛の声が大きくなった。


「愛、焦らないで」


「必ず突破口があるはずだから」


「あの子の命を取るんでしょう? 悠長な事を言ってられないわ」


「あの子は必ず始末する。必ず」


「私は天国に行きたいの。お父さん、お母さんに会いたい」愛は涙を零した。


「あの子を始末しなきゃ天国には行けないわ」


「なんで?」


「そう感じるの。あの子は天国の扉の鍵よ。あの子の瞳を見れば分かるわ」


「そうなんだ……」


「あの子の瞳は異常よ。きっと何かある。案外、悪魔なのかもしれないわね」


「悪魔……」


「そうよ。あの子はきっと悪魔なんだわ」祥子の体が震えていた。

>>登場人物

宮内祥子(みやうちしょうこ)17歳


武田愛(たけだあい)17歳


>>設定資料

コルトSMG。サブマシンガン。装弾数32発。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。