↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DoomsDay  作者: 文乃絢千
29/56

29.セーフポイント

 才華はシャワーを浴び終えると、荷物から替えの下着を取り出した。時間がないので、髪は濡れたままだった。


 外に出ると、大田が待っていた。


「弁当と水、薬と弾丸を確保した。他に必要な物はないか?」


「お菓子とか欲しいです」


 才華と大田は一通り見て回ると、お菓子のコーナーに向かった。コンビニにある棚のような物に、お菓子が並んでいる。


「大田さんは何にするんですか?」才華が尋ねた。


「俺はチョコレートにしようかな」大田は棚にある板チョコを十枚ほど荷物の中に入れた。


「大田さん、取り過ぎですよ」才華は笑った。


「良いんだよ、無料だから」大田も笑った。


「私はグミと飴の袋をもらいます」才華もお菓子をリュックの中に入れた。


「時間だ。セーフポイントから離れるぞ」


「はい」


 二人はセーフポイントを出ると、学校に向かった。


「大田さんはシャワーを浴びなくて良かったんですか?」


「俺は一週間くらい風呂に入らなくても平気だ」


「明日は私がお弁当とか確保するんで、大田さんはシャワーを浴びてくださいね」


「才華ちゃんは俺のお母さんか?」


「はい、私は厳しいお母さんですよ」


「やれやれ、まいったな」大田はお手上げのポーズを取った。


「ところでシャワーにはタオルとか用意されているのか?」


「たくさん、ありましたよ。心配しないでください」「シャンプーとリンス、ボディソープもありました」


「替えの下着は雑貨コーナーにカルバン・クラインの物が置いてあります」


「必ず、浴びてくださいね。大田さん」


「はいはい、分かったよ」大田は煙草に火をつけると、深く吸い込んだ。紫煙が風になびいていた。

>>登場人物

鈴木才華(すずきさいか)17歳


大田六三郎(おおたろくさぶろう)49歳


>>設定資料

L115A3。ボルトアクション式の大口径スナイパーライフル。射程距離は1,500m。弾はマグナム弾。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。