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まほうしょうじょのマホウノコトバ  作者: しゅがーありんこ
奇跡という名の魔法!?
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魔法の指輪

こころは電車が来るのを待っている間考えた。なぜこころが魔法少女になれたのか。

他の明るくて元気な運動部の人の方が魔法少女に向いているのにな。とこころは思っている。

駅のホームには2人が居た。

こころともう1人…高校生だ。

月雅中学校の近くに高校もあるのだ。

その高校生は王冠型の可愛いネックレスを着けていた。

こころも小学校に入学した頃、両親にローズゴールドのハートのネックレスを買って貰っている。

その高校生もそう言う感じにプレゼントして貰ったのだろうか。

それか友達とお揃い…とか。

そう考えていたら、こころはそのネックレスは親友とのお揃いのネックレスだと言う事を思い出した。

かなり昔の為、親友が誰とは覚えていない。

色々考えていたら電車が音を立てずに駅に到着した。

最近の電車は音が少なくなった。その代わりに振動が少し大きくなった。どうせなら音より揺れを小さくして欲しかった。

こころは電車に乗った。

電車の出入り口の端末にカードを近付けた。

そして指で端末を操作した。

これで電車が停まる駅を設定出来るのだ。

「扉が閉まります」

しばらくするとアナウンスが流れて扉が閉まった。

月雅は都会の為、だいたい電車が混んでいて座れず、仕方なく狛犬ポジションに立つこころだが、今日は珍しく空いていた。

こころは固い椅子に座った。

月雅付近の電車の椅子は青に星や月が描かれている生地になっている。

月雅付近は夜空のような名前をしている地名が多いからだ。

こころは今日の授業は寝なかった為、うとうとしていたがハッとした。

もし妖精が居ない今、バグに襲われたらどうすれば良いのか。

先程変身に使用したハートは妖精が持っているし…と焦り、周りを警戒しながら眺めた。

ふと腰辺りに何かが付いている事に気がついた。

「ウエスト…ポーチ…?」

こころの腰にいつの間にか小さなウエストポーチが付けられていた。

それはハートの形で、リボンやフリルが沢山付いていた。

中には変身する時に使ったハートの物が入っていた。

まさかと思い指を見た。

こころの予想通りで、左手の人差し指には変身する時に使った指輪を着けていた。

その指輪は細かったり固かったりする…結婚指輪のような見た目では無かった。

革のような素材でしっかりしていて、長方形のような見た目をしている。

その指輪には立体的でつやつやしているピンクのハートが付いている。

「何で…いつの間に…?」

こころは驚いた。

多分戦った後に眠っていた時に、妖精に着けられたのだと予想した。

電車が揺れた。

こころの家の最寄り駅に着いたのだ。

こころはウエストポーチと指輪を落としたら本当に駄目だと思い、左手でウエストポーチを握った。

右手でカバンを持ち、電車をおりた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


華は音が止んでしばらくすると、個室トイレからこっそり覗いた。

すると人は居なくなっていた。

窓を見ると月が昇っている。

「もう…こんな時間…」

水色の腕時計を見た。

時計の針は7時を示す。

華はギターとカバンを持ち、学校を出た。

校内の自販機に500円玉を入れた。

すると中からサイダーが出てきた。華の好物だ。

学校の校舎の外には大きな階段がある。

華はそこに座った。

サイダーを飲みながら7時30分を待つ。

華は7時30分から塾に行く事になっている。

先程聞いた爆発音と叫び声は何だったのか… 

そう考えながら7時30分を待っている。

校舎の屋根の上で魔法少女とバグが戦っているのも知らずに…

次からは2巻の話になります。

よかったら誰が魔法少女になるか予想してみてください!

そしてこれから本格的に魔法少女の魔法と戦いが始まります。

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