マホウノコトバと本
機械音痴でログインできなくなったのと体調不良が被って投稿できませんでした。
本当にすみません。
電車をおりて商店街に向かった。
結夏と話すのが気まずかった為1個後ろの車両にのった。
まあ夜の車両は2両しかないのだが。
こころは長い長い道を速く歩いた。
学校の近くから行こうとしたが、こんな時間に先生と出会ったら怒られるに決まっている。
…どこからか楽しい音楽が聞こえてくる。
「まるで遊園地のような…」
こころが顔を上げた。
…いつの間にかカフェに着いていたようだ。
夕方の暗い雰囲気をしているが小さく楽しい音楽が鳴っている。
人の声は聞こえない。
こころは古びた扉を開けた。
こころは目を開けた。
楽しそうな声が聞こえる。
少しすると人がこころに近づいてきた。
「魔法少女…?」
すると店内がザワザワする。
「こんな夜中に魔法少女が?」「魔女?魔術師?」「後輩かしら?」「こう見えて大人なのかもしれねぇじゃん」
こころはカフェの席に座ろうとした。
すると後ろから高い声が聞こえてきた。
「あ、そのっ…私」
「魔法少女サポーター:003ね」
こころは椅子を引いて彼女を座らせた。
「もう少し貴女と話がしたかったのよ」
こころは2つのコップに氷水を入れた。
「…わかりました!」
魔法少女サポーターは「どんな話をするのですか?」とこころに聞いた。
「バグってどうして私達を襲ってくるの?」
こころは氷水を入れる時に濡れた手をスカートで拭いた。
「えーと…それはまだあかされていません。
あ、でもなんか、バグは今のところ秘密結社機械幸福が作った物説があるんですよ!
それが暴走して…!みたいな。」
「秘密結社機械幸福…」
こころは登校中の2人の少女の話を思い出した。
「何か知ってるんですか?」
「なんか…人間に角をつける実験をしているっていう……まあただの噂よ」
噂なんて広まれば広まるほど誇張されていく。
例えばただ少女が立っているという噂が少女の幽霊の噂になって、実はその少女の幽霊に家族がいて特定の時間になれば現れるという噂、少女幽霊の家族に100点のテストを見せれば驚いて封印できる噂…のようにどんどん嘘の情報が増えてしまう。
秘密結社機械幸福もそのような可能性が高い。
「…というか秘密結社機械幸福って本当にあるの?」
こころは魔法少女サポーターを見つめる。
「はい、ありますよ」
「え?
噂とかじゃなくて?」
「…その噂、結構正しいですよ?
人間に角や尻尾などをつけたりして魔法について実験してるらしいですよ。」
そう言うと魔法少女サポーターは氷水を飲んだ。
思ったより冷たかったみたいで表情が少し変わった。
「魔法…つまりバグは魔法で出来ている…という?
私は魔法少女…魔法だけど魔法で出来たバグを殺していいの?」
「バグですよ?
そのまま放っておいたら世界が壊れちゃうじゃないですか。
そして人間だって殺し合うじゃないですか。
普通じゃない魔法は消しちゃいましょうよ」
確かにバグは消した方が良いのかもしれない。
「でもバグじゃなくてバグを作っている秘密結社機械幸福の人を殺した方が良い気がしない?」
「…確かにそうですね。
皆さんは魔力の為にずうっとバグばっかり殺していますが秘密結社機械幸福を崩壊させるのが一番良いですね…
…よかったら一緒に秘密結社機械幸福を壊しませんか?」
魔法少女サポーターは提案した。
「…そうしたいけど、秘密結社機械幸福って誰がいるの、そしてどこにあるのよ。
…これから探すの?」
「いや…はい。
…色々調べようかと」
魔法少女サポーターは右腕を上げた。
「エルィー・マジック・ルェシーア!」
呪文を唱えると本が出現した。
「どんな…呪文…?」
「魔法の言葉ですよ」
魔法サポーターはそう答えて本をめくった。
「秘密結社機械幸福の情報は少なくて…実験について、被験者の目撃情報など…本当に少なくて」
こころは本を読んだ。
「…うっわ…長い……
下の言語は?」
「さっきの呪文と同じ物ですよ。
主に昔の魔女が北ヨーロッパで使っていたんです。」
「へえ」
魔法少女サポーターはとある文章を指差した。
「…まあ色々わからないけど日本にいるのは確定っと……本当に何処にいるのよ…!私達1周しなきゃいけないの!?」
「でもここらへんに凄い魔女とかいますし…情報を集めましょうよ」
魔法少女サポーターは本を閉じてまた呪文を唱えた。
「わかったわ。
…ちなみに今ここに魔法少女はいるの?」
「…一応1人、2人くらいいますが…
魔法少女は大体昼、夕方に多いので、今は魔女さんや魔術師さんが多いですね。」
「そうなの」
こころ周りを見渡した。
思ったより沢山人がいた。
大体魔女、魔法使い、魔術師なのだ。
秘密結社機械幸福を知っている人がいてもおかしくない。
魔法少女サポーターは立ち上がった。
「それじゃあ早速あの人に話しかけましょ!
ねえ!そこの魔女さーん!!」
「え、急すぎるわよ!もっとゆっくりと…!」
こころは驚きながら魔法少女サポーターを追いかけた。




