軽音部
凄い!失踪していない!
小説書くの下手くそでごめんね…
太陽は傾いている。
掃除をしていない教室の埃が舞って、日光に触れ、輝いている。
両手は痛みを感じなくなった。
涙が溢れると同時にギターを落としてしまった。
今年度の新入生が軽音部…軽音同好会に1人しか入らなかった為、先日に来年度廃部する事になった…と先生に伝えられたからだ。
中学校2年生である橘華は、
華は小さい頃から昔のバンドに憧れていた。小学生になる頃には放課後、幼なじみと家でバンドごっこをしたりしていた。
中学校に入った頃、先輩が卒業し、同好会になってしまっていた。
それでも華は嫌な予感を感じつつ、諦めずにギターの練習をした。
2年生も練習をしていた。
しかし来年度に廃部する事になってしまった。
「そろそろ…帰ろうかな…?」
震える声でそうつぶやいた。
落ちたギターを拾い、カバンを持った。
カバンには教科書やギターの楽譜、小学生の頃から使っていたスティックが入っている。
またドラムが叩けるのを信じて…
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鮫田こころはモップを片付けた。
「掃除…終わった…」
地面を見ても液体は落ちていない。
こころはカバンを持った。
「重っ!?」
勉強をするために沢山のノートと教科書を入れてある。
こころは数学が苦手だ。友達から数学の計算方法や公式をまとめたノートを沢山貸して貰っている。
「次のテストは頑張るぞー!おー!」
こころは廊下をスキップした。
「…うぅ…帰る前にちょっとトイレしようかな…」
そう言いながらトイレに向かった…
「危な~い!男子トイレに突っ込む所だったよ!」
しっかりとスリッパを履き替えるため、上履きを脱ごうとした時…
ガッシャーン…
凄い音がした。
何かを壊した音がする。
「…何?」
こころはトイレの入り口から中を覗き込んだ。
「…桜歌さん?」
クラスの優等生が寝転んでいた。
「桜花さん…どうして寝て…」
こころが心配し、中に入ろうとした時…
「こんな物なんて…ッ」
大きな声が響く。
声は震えていた。
「ゃ…それは大切な…」
桜歌さんは手を伸ばして何かを取り戻そうとしていた。
「何?これがですの?」
大きな声の女性…雨傘さんは桜歌さんのスマホと手紙を踏んでいた。
「雨傘さん…?」
こころは驚いた。
雨傘さんは桜歌さんに並ぶくらいの優等生だ。
歌がとても上手くて、妹達の世話や家事をしっかりとしているおしゃれな子…だと思っていた。
「今はもっと凄いのがあるのよ?流行り遅れの学年長さん?」
雨傘さんはさらにスマホと手紙を踏んだ。
「…酷い……流行り遅れって…馬鹿じゃ…」
桜歌さんは抵抗しようとするが雨傘さんに押さえつけられる。
「そちらこそ酷いじゃありませんこと?あたし達の事を…」
雨傘さんは悲劇のヒロインのような事を言い出した。
「…ぁ……」
こころはどうすれば良いかわからなかった。2人の事情を詳しくは知らないのだから。
それでもこころは手を伸ばした。
暴力は許してはいけないからだ。
「雨傘さん…やめてあげてください。」
こころは正直トイレに行きたかった。
「何ですの?こころさんですの?」
雨傘さんが振り向いた。
雨傘さんの後ろには…見てはいけないような…モザイクのかかった黒い物質が取り憑いていた。
「何ですの?こころさん?」
雨傘さんの口は動いていなかった。




