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幸せな時間

「私達…これからどうする?」

「家に帰る」

華はケーキの上に乗っている苺をフォークで刺した。

「そうじゃなくって…魔法少女についてよ」

「まあなんとなーくバグを倒せばよくない?」

苺を食べながら答える。

「…そうね。そんなに考える必要は無いのかも。

妖精もいるし、カフェもあるし…」

こころはコーヒーを飲んだ。

このコーヒーは味が薄かった。

泥のような味がした。

でもこれもいつも食べているご飯よりも美味しかった。

華はマカロンを4個こころの近くに置いた。

「ここのマカロンすごく美味しいよ。特にアールグレイとピスタチオ。

2つ好きなのを選んで」

「ありがとう」

人気のマカロンの味と言えば苺やチョコレートなどだろう。

華は甘い物とかが好きだからてっきりその味が好きなのかと思っていた。

華の好みは意外と大人っぽいのかもしれない。

こころはピスタチオのマカロンを取って、口に運んだ。

「美味しいわ」

「よかった、ここの店の食べ物って好き嫌い別れる感じなの」

確かに匂いはそんなによくなかった。

そしてマカロンは砂糖を沢山使うので甘すぎて不味いのが多い。

食感も店によって全然違う。

…でもこの店のマカロンは美味しかった。

ピスタチオの香ばしいガナッシュの中に酸味の強いベリーのコンフィチュールが入っていた。

こころはピスタチオの味しかしないと思っていたのでベリーが入っていた事に驚いた。

…このベリーはクランベリーだろうか?

「そうだ、華!これからは…」

「ごめん。少しトイレに行ってくる」

華はカバンから財布と鍵などの貴重品を取り出して上着のポケットに入れた。

これから色々します

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