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忘れ物

鍵と鍵でややこしくてすみません。

こころは電車をおりて学校に向かった。

学校は駅からまあまあ遠い。

正直駅から学校までにエスカレーターなどを置いてくれないだろうか?

月雅にはお金も技術もあるのだから。 

月雅のすごい人達は学生じゃないから駅から学校までの道が遠いということを知らないのは仕形がないと思うが。

…もしかしたらそもそも学生の気持ちも考えていないのかもしれない。

2050年くらいの人は2070年より遅く生まれた人を見下している。

これの原因は2050年らへんは天才が多く、様々な新しい機械が開発された。

しかし2070年~(から)現在は学力の低下、若者が機械に頼りすぎていたりする。

それと2050年あたりに

この話の舞台は月雅市である。

ビルの数の少なさや自然の多さですごい都会…とは言えないが、とても平和で楽しい所だ。

月雅市にはこころ達以外にも魔法少女や妖精がいる。

少女達の悩みと魔法少女としての戦いの物語である。

「…なんで返事しなくていい人が返事して2人は返事しないのよ」

「返事しなくても電車は停まるからさ~」

叶と華は歩きながら喋っている。

2人とも明るい性格な為気が合うのかもしれない。

そんな叶は性格が暗くて優しくないこころと話すより、明るくて優しい華と喋る方が楽しいだろう。

「先輩~最近出たサクランボゼリー知ってる?あれ本当にまずくって…」

「わかる!!私も食べたよ~食感もなんかペニュって!そして苦くて…」

「そうそう!あれのどこがサクランボなの?」

2人とも楽しそうだ。

こころは別に1人でも悲しくない性格だ。

こころは周りを見た。

4人で仲良くしている生徒、1人で登校している生徒、髪の毛を染めている生徒、令和に流行った髪型をする生徒……

次に月雅公園の方を見た。

そして昨日の会話と出来事を思い出した。

…昨日華は魔法少女になった。

現実だとわかっているけれど、夢だと思ってしまう。

そして今日、華はウエストポーチをつけていたのである。

「……」

公園のゴミ箱を見た。

そこには鳥が何羽か居た。

ゴミ箱でも漁っているのだろうか。

いつの間にか学校についていた。

2人と別れてこころは教室へと歩いた。

カバンから荷物を出して机に入れる。

こころは昨日旧理科室に忘れ物をしていた。

「あら、取りに行かなくちゃ」

こころの教室である1年3組を出て1年生の教室がある小さな廊下を走り、とても大きい窓があり職員室などのある廊下に行く。

ここは先生がよく通る通路なので走らなかった。

正直こころも他の生徒も先生が違反するところを見ていなかったら校則違反ではないと思っている。

小さな旧校舎に続く扉を開けようとドアノブに触れた。

「鮫田こころサン」

後ろから声をかけられた。

「へ!?」

こころは驚いて手を離し、後ろを見る。

「ナンデ旧校舎二向カッテイルノデスカ?」

学校に3体居るロボットだ。

猫耳がついていて可愛いくて、ロボットによって色が違う。

このロボットは白色をしていた。

ロボットは先生の代わりに授業中に廊下を見張ったり、職員室で先生のサポートをしたり、保健室にいたりしていて休み時間はあまり見ないのだ。

「忘れ物をしたのよ」

こころはあまり見ないロボットに驚きながらも走ったことを注意する先生じゃないことに安心していた。

「ソウデスカ」

ロボットは納得して職員室の方を向いた。

こころはドアノブを持って右に回した。

「あれ…」

こころは次に左に回した。

「ア、ソウソウ。旧校舎ノ鍵ハ、ロボット…『ID:abc3692』通称クロネコサンガ持ッテイマス。

……アレ?」

そのロボットはカバンを漁った。

「申シ訳ゴザイマセン。私(ワタクシ)ガ持ッテイマシタ。」

旧校舎と書かれたタグがついた金色の鍵をドアノブの鍵穴に刺す。

「ありがとう。」

こころはお辞儀をして扉を開けた。

「ア、ソウソウ。

…菊浦聖月サンヲ近クデ見ナカッタカイ?」

菊浦(きくうら)聖月(みつき)は鉄紺色の髪の毛をしていて科学部に所属しているお嬢様でこころの友達だ。

「……見てないわね」

「見ツケタラ菊浦聖月サンを職員室マデ連レテキテネ」

「どうして聖月を探しているのよ…」

校則でも破ったのだろうか。

「鮫田こころサンナラワカルト思イマスガ、菊浦聖月サント受験ニツイテ、少シダケ話シタイ事ガアルノデス。」

確かに聖月は中高一貫校に編入学をする予定だった。

「嗚呼…聖月にあったら伝えるわ。ありがとう。」

「鮫田こころサン。用事ガ終ワッタラ鍵ハ職員室ニ返スノデスヨ。ソシテ聖月サン二伝エトイテクダサイ。

ソレジャア。」

ロボットはしっかりと職員室に帰った。

こころは扉を開けて旧校舎に続く渡り廊下を歩いた。

新校舎と比べて掃除をあまりしていないのでほこりっぽい匂いがする。

そして新校舎より窓が少なく、5年前くらいの学校の手紙がたくさん壁にはられていた。

渡り廊下の最後の方の小さな階段をおりると旧校舎になる。

旧理科室は旧校舎の2階の廊下のトイレの近くにある。

「失礼します…って誰かいるわけないわよね」

こころは旧理科室(科学部の部室)に入った。

やっぱり鍵(キー)を忘れていた。

…というか地面に落ちていた。

なので落とし物が正しいだろう。

カバンの隙間から落ちたのだろうか?

キーは部屋を開ける為なのではなく、最近出来たパソコンのような機械を動かすのに必要なものだ。

盗まれたりしたら本当に困る…どころではない。

個人情報が沢山入っているのだ。

誰かが拾って職員室に届けて欲しい所だ。

「よかった」

 色々デジタル化するならキーもデジタルになってくれないか…とこころは思った。

こころは旧理科室を出て、渡り廊下を歩き、旧校舎を出た。

鍵を閉めて…こころは職員室に返すのを忘れるところだった。

こころは職員室の扉をノックした。

「失礼します。1年の鮫田こころです。」

定型文に名前を当てはめて言う。

「ア、鮫田こころサン!菊浦聖月サンハ見ツカリマシタカ?」

「聖月はいなかったわ。

…あ、これ…鍵」

こころは鍵をロボットのカバンに入れた。

「菊浦聖月サンヲ見ツケタラ…オネガイシマス」

「わかったわ」

こころは返事をして教室に戻った。

最近文章が長い気がします

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