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じゃあ、帰ろっか!

誤字があったので訂正しました。

また誤字があったので訂正しました。

「貴女も美しい奇跡の星だよ…!魔法少女こころさん?」

華は芝居がかった口調で話した。

「はあ?」

こころは困惑した。

「…まあ」

華はこころを見つめながら右足を後ろに下げた。

「そろそろバグを倒さないといけないね…!!」

華は通路を後ろ向きで歩く。

そして扉の方を向き、開けた。

「危ないわよ!?」

こころは驚いて手を伸ばした。

「私、このバグの倒す方法を知ってるの!」

華はスティックを綺麗なステンドグラスに向けた。

鈴蘭の形をしたガラスだ。

「パールレーザー!!」

スティックの先端から綺麗な真珠が光と共に大量に出てくる。

大量の煙が舞う。

「何してるの」

「そりゃあ攻撃だよ!」

華はこころの手を握って走る。

最初にいた場所に戻るつもりなのだろうか。 

華は手を繋ぎながらスケートシューズで滑る。

後ろから沢山の物が投げられる。

「わわっ」

こころは何も理解できないまま華と共に走る。

最初に居た部屋の反対側の扉を壊して進むと素敵なステンドグラスがあった。

こころが周りを見ているとシャンデリアが飛んでくる。

こころは驚きながら避ける。

「ぎゃ」

「ふふふ…変な声」

華は笑いながら滑る。

「なんでそんな余裕なのよ…!っと…」 

華とこころは物を避けながら進む。

扉だ。

次はしっかり開けて進む。

………5分くらいたっても景色は変わらない。

また扉を開けた。

そして走る。

また扉を開ける。

走って…

扉を開けて…

また同じような景色が広がる。

何回も…何回も…何回も…

この場所はこころの幻覚か夢なのだろうか。

こころは意識が朦朧としながら走る。

後ろからバグが来ているのかもわからないからだ。

体は言うことを聞かなくなってきた。

こころは何度も扉を開ける。

華の手を強く握る。

手汗のせいで手を離しそうになる。

「…ん…」

こころは目を開けようとする。

こころは死ぬかもしれないのに…

こころの瞼は閉じていく。

こころは愚かだ。

こころはここで死ぬんだ…

こころは華と繋いだ手を握る。

こころは吐き気がした。

こころは大きな心臓の音を感じた

こころはここで死ぬんだ…

こころは右目に暖かさを感じた

こころは血の臭いを感じた

こころの腹部から液体が落ちる

こころはここで死ぬんだ…

こころはここで殺されるんだ…

こころはバグに殺されるんだ…

こころはここで死ぬんだ…

こころはここで

こころはここで

こころは

こころは

こころは

こころは

こころは

こころは

こころは

こころは

こころは…






眩しい。

世界が眩しい。

目を瞑っているから視界が赤い。

重い瞼を少し開ける。 

ぼんやりと視界に灰色が写る。

「は…な…」

少し血の味がする。

「…えーとっその…!大丈夫ですか?」

こころは目をしっかりと開ける。

知らない金髪の女性がこころの側に立っている。

制服を着ている。

月雅の制服では無いので違う中学生か高校生だろうか。

「…だ…れ?」

こころは思い出した。

そうだ…魔法少女として戦っていたんだ…と。

たしか右目と腹部をやられ、魔法少女になった華と共にバグに追いかけられて…

「誰よ」

こころは起き上がって女性を見た。

こころの右目もしっかりと見えるし、腹部も少し痛むくらいで出血はしていなかった。

血の味もきっと気のせいだろう。

「あ、起きれましたか…」

女性はこころが心配なようだ。

しかしこころは華がどこへ行ったのか。バグと戦ったのは何なのか…という事が気になりながら、まず女性が誰なのかを知りたかった。

「貴女は急に倒れたのですよ。」

「…そうなの?ところで貴女誰」

どうやらこころは倒れていたようだ。

「体調悪いですか?悪いなら…その…病院に行った方が良いかと…」

女性は立ち上がろうとするこころを支えようとした。

こころは女性の手を地味に振り払い、立った。

こころは駅のホームの椅子に寝転んでいたようだ。

「どこから…どこまでが…夢なの…?」

こころは椅子の近くに置いてくれていたカバンを拾い、階段に向かって走る。

「ぇ、ちょ!そのっ…………気を付けてくださいね!」

女性は驚いた。

「華は…あそこに…!」

こころはあの柱に向かって走る。

安心する匂いがした。

「華!!!」

「こころ!無事で良かった…!

心配したんだからね…!

…何があったか気になるけど……

じゃあ、帰ろっか!」

そう言う華の指には真珠の付いた指輪が光っていた。

遅れてすみません。

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