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ENDESTALE  作者: 中尾 奏治
CHAPTER1:国立特練と勇者選抜祭
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Episode14:昇格試験申し込み

この世界のTips14:ギルド①・この世界のギルドとは何か

先程から何回も出ている「ギルド」だが、この世界のギルドは一般的なイメージとは若干違う。この世界において、「ギルド」とは普通は“ドット・コミュニケーション・ホールディングス”という企業をさす。

この企業は、世界各地にある仕事・人材斡旋をはじめとした複合企業組合および飲食店・宿泊店・買取・アイテム売り・装備売買・医療・保険・銀行・情報など複数企業を取り仕切るある種のコンツェルンであり、この世界唯一の「ギルド」と称される企業である。全国的・世界的に展開しており、この世界においてはギルド業の90%近くをこの企業が独占している。スイスのジュネーブに本部を置く。この組織がクエスト・物流・冒険者管理などに及ぼす影響は大きく、一説によればその影響力は一国の軍隊を軽く凌ぐほど。

主な売り上げはクエスト斡旋の手数料など。また、傘下に置いている各企業からもある程度税のようにお金を回収していたり、一種の公共事業という扱いでほとんどの行政からも補助金をもらっている。

冒険者の対応などを主とする受付や本部と連絡を取りつつクエストを回してもらうクエストマネージャー、冒険者の昇格などを取り仕切るテスター、そしてその支部を取り仕切る支部長、あとは清掃などの管理人など様々な職員がいる。本部には受付や管理人のほかにクエストの現状管理をするデスクワーカー、職員の昇格試験を取り仕切るオフィシャルテスター、特定の高難易度のクエストや国家からの依頼などで出てくる調査員及び本部お抱えの冒険者たち、支部に時々赴く本部監察官、あとは幹部及び社長である。

顧客層は様々で、商人・貴族・行政・個人または私的・公共団体などさまざま。犯罪である場合を除き、ギルドは顧客の提示するあらゆるニーズに応える。

冒険者としての採用には階級により若干異なるが基本12歳以上という年齢制限だけ、職員採用も20歳以上+ちょっとした履歴書もどきでよほど何か前科がない限りは入れる。ただし昇格にはある程度の試験が待っている。クエストの種類は討伐・採集・護衛・輸送・探索が主で、それ以外にも緊急依頼や特殊任務的依頼なども存在する。冒険者はここを先ほど先ほどの企業以外にも仲間を集める場所などとしても利用する。

結局のところ、ギルドとはとどのつまりただ業務内容が特殊で多用であるという点を除けば、単なる民間企業なのである。


時は流れ5月1日。ギルドAランク昇格試験まであと3日。

場所はドイツのベルリン。ギルドAランク昇格試験が開催される場所。

天気は晴れ。常人として考えられる最高ランクとされるAランクへの昇格に挑む受験生たちに、こころなしか太陽も応援を送っている。



ここに来る約2日前。

ヘルマンは当面の支援といって、いくつかのアイテムをエルヴァに渡した。

まずは限度額無制限のブラックカードと、それの暗証番号。彼名義の。

「これは……」

「あーダイジョブダイジョブ。僕の口座確か今100億はあったはずだから、そう簡単に買い物だけで使い切るなんてことはないよ。それに僕が誰かに自分名義のクレカを貸すことなんて今に始まったことじゃないから怪しまれる心配もない。」

それはそれで別の心配しか湧き上がらない、とは言わなかった。実際、正直なところ、買っておきたいアイテム自体は山ほどある。

そして次は、エルヴァの腰ぴったりサイズの革製ポーチ。

「ファンタジー風にいうならアイテム量無制限のポーチ。サイズ無視で何でも入るよ。」

「(物理法則……ないか。)」

「アイテムとか使いまくりの君の戦闘スタイルにはピッタリだと思う。まあ言っても、ただアイテムが主力の初心者のボンボンに比べりゃ使用量は遥かに少ないんだけどな。」

「そう言えば前に言ってましたね。そういう奴らはアイテムの使いすぎで報酬額から差し引いてむしろ赤字になりがちだから気をつけろって。」

「そうそう。その点君はそれを使って仕事効率をバカ上げして能率を数倍に回してるわけなんだから優秀な部類だよ。」

次に、俗に言うマジックアイテムを含め多種多様な武器の数々。

「普通の人はさ、ある程度自分が使う武器を固定するのよ。何なんだよお前、なんでほぼすべての武器のジャンルで全てにおいてその専門家に勝てるぐらいのパフォーマンスできるんだよ。」

ちなみにヘルマンは薙刀使いだが、実を言うと基礎スペックを考えない技術だけならすでにエルヴァに追い抜かされてしまったというのは内緒。無論、彼が本気を出せば技術を振るう前にエルヴァの方が一撃で消し飛ぶが。エルヴァは彼と模擬試合をしたときにその場所の地形を変えるぐらいの攻撃をぶっ放されて危うく殺されるところだった記憶を思い出す。

そして最後に、そのアイテムポーチにしまって渡す感じになった古今東西あらゆる武術・魔法・その他戦闘に加え様々なライフハックの実用書に、あとは教科書。

「いやー君見てるとさ、なんか珪藻土見てるみたいでさ。ほんと何教えても秒速で吸収して自分のものにして、あまつさえアレンジとかお前の脳みそどうなってんだよ。」※珪藻土…吸水性が非常に高い素材

彼は両手を上げて茶化す。ついでに目の前のテーブルに置いてあった紅茶を飲む。

「ありがとうござ……なんですかこれ。」

エルヴァがポーチから取り出したのは、様々な少年漫画、少女漫画、青年漫画に女性漫画にBLGL、ファンタジーはもちろんSF、ホラー、ミステリー、スポーツ、歴史漫画、アクション、コメディ、ドラマ、スリラー、スチームパンク、官能小説、薄い本、etc…

「そんなもんでも役立つかもって考えが10%、一応娯楽とか持っとけって思いが15%、君がどれに興味を示すのかってのが25%、悪戯が50%、ってとこかな。」

最後の一言で全てが台無しになった。

まあまだ山程あるのだが、これはまた後ほどでいいだろう。

「というか、こんな大量のアイテムどこから集めたんですか…?」

「Zランクの力量と年収3000万T(=30億円)の仕事!」

深掘り禁止だ。エルヴァはそう考えた。


まあそんな具合で、彼はベルリンに到着した。

街は茶色いレンガの城壁に囲まれている上、ロンドンとは違いいたるところに衛兵がたむろし大砲が鎮座している。これだけ巨大な王国の首都というだけあって、さすがにやすやすと侵入できるような構造ではないようだ。

彼は城壁伝いに南門へ向かった。ここで衛兵に話しかけたりしても時間の無駄だろうし、よじ登ろうとしたら大砲で消し飛ばされるだけだ。


「Bランク冒険者のエルヴァさんねぇ……なんで苗字がないんです?」

南門に向かったはいいが、これだけガッチガチに警備を固めている都市の門番がそう簡単に通してくれるわけがなかった。エルヴァは門をくぐろうとしてしっかり門番にとっつかまり、ひとまずギルド所属冒険者証明カードを差し出したが、やはり怪しまれてしまった。

「申し訳ございません。私は戸籍登録もされずに僻地で育って……」

「あーそういうのいいから。なんか身元保証とかないの?」

「身元保証……。」

エルヴァはその思考の中で、そう言えばヘルマンが何か書いた紙をポーチにねじ込んでいたことを思い出した。エルヴァはひとまずそれを取り出し、ざっと目を通して問題が無さそうなことを確認してから門番にそれを渡した。

「あぁ?こんなんが何に……って、げげげげggegegegehwgrhegrghgwegrwghew、元帥印んんんんnnnnnbmnmnbmnbnmnん!!1?・?」

門番は目が飛び出て破裂しそうな勢いで驚いた。あまりにも驚きすぎてセリフがタイピングミスのような文字化けを起こしている。

「な、ななな、ななななななななな、なななーな・なーなな、なんでお前がこんなものを……。」

なんとかリストを用意しておいたほうがよかっただろうか、とエルヴァはいらんことを考えた。少なくともそんなものはこの世界に存在しないからやめろ。

そんなことはさておきと言わんばかりに、エルヴァは相手の驚愕などまるで気にしていないかのようなすました顔で尋ねる。

「で、これで通れますか?」

「『通れますか?』じゃねーんだよ!お前これが本物だと言い張る気か!?あの人が他の人の身分証明をするなんて滅多に…あー……通っていいぞ。」

どうやら普通にあるようだ。門番は考えるのをやめ、面倒事を避けるかのように戻っていった。


門に入ってからギルド庁舎にたどり着くまで特筆すべき事柄はなかった。のだが……。


デカい。

ロンドンのギルド庁舎が二階建ての一軒家サイズだったのに対し、こちらは7階建ての市役所サイズの建物をはじめとした様々な施設が遊園地レベルの広さの敷地に広がっている。下手をするとそんじょそこらの城よりも大きい。

「(さすがは王族のお膝元とでも言うべきか……。大きいな。)」

エルヴァは高さ3mはあろう正面入口のアーチを見上げる。色合いから考えておそらく閃緑岩の類であろう。敷地を囲む柵の外側にあたる側のてっぺんには、このギルドのロゴマークとも言えよう握手をした手の模様が刻まれた盾が飾られている。

「こんにちは。君もAランク昇格試験を受けに来たの?」

入口の真ん中でぼーっと突っ立っていたエルヴァの背後から聞こえた声を聞いてエルヴァは振り返る。

声の主は彼と同じ冒険者であった。「容姿」

「僕の名前はエミル=アルヴィン・ヴァレンシュタイン、24歳。ノルウェーのオスロ支部から昇格試験のためにやってきたんだ!君はどこから来たの?」

エミルはフレンドリーに話しかけてきた。なんとなく無言で去ろうとするエルヴァの肩に手を回して肩を組んでくるさまはもはや馴れ馴れしいぐらいだ。

エルヴァはポケットから『魔法使いなら暗記必須!魔法の根幹の仕組み』という題名の、ちょうど手帳サイズの参考書を取り出した。中には魔法理論云々が書かれているが、それ以前に良い子の方々はこの歩きスマホとほぼ変わらない行為を真似しないように。まあ、人が話しかけているときにこれをやっている時点でマナー違反だが。

「無視しないでよ〜。君の名前は?ねえ、教えてよ。」

エルヴァは空いていた左手で自分のギルドカードを取り出し、それを彼に見せる。

「へえー、エルヴァさんね。年下だったんだ。でもここじゃ年齢<ギルド所属年数だからね!大丈夫、年下だからって軽んじるような真似はしない。」

「それなら軽んじて大丈夫ですよ。私冒険者になって約半月ですので。」

「……え、……は、……え、………?」

エミルは、どこぞの特級呪物ペンダントを見た人の呪いの化身ぐらい戸惑った。ちなみに彼もBランクなのだが、彼はだいたい15歳からギルドにいる。つまり彼の場合、Bランクまで上り詰めるのに9年かかったという計算だ。

「そ、そんなに!?き、君、すごいね。」

「たまたまですよ。」

済ました顔でエルヴァは流す。速読の特殊能力でももってんのかって言いたくなるぐらいその手の本を読み進めるスピードは速く、数百ページのうちもうすでに3/4を読み干している。

「(たまたまで来れるようなランクじゃないと思うんだけどなあ……!)」

エミルは内心ツッコミたくなる気持ちを抑え、エルヴァと共にギルド庁舎へ入っていった。


「はい、それじゃあ3日後の試験まで備えておいてください!備えあれば憂いなし、ですよ!」

桃髪の幼気でかわいい受付嬢の笑顔にエミルが照れているのを横目に、エルヴァは淡々と申し込み手続きをすませる。茶髪でお隣の受付嬢と双子かと疑うくらい似ている受付嬢の子が何か言っているが、エルヴァにとってさほど重要ではないのか、彼は別の一点を見つめている。

「……聞いてますか!」

「ああ、はい。これで終わりですよね?」

可愛らしくほっぺたを膨らませた受付嬢の視線を人の心とかないレベルで無視し、エルヴァはその場から歩き出す。


向かったのは、机を囲んでトランプをしていた数名の冒険者たちだ。

その冒険者たちの一人であるスキンヘッドの男が、ガラの悪い姿勢でエルヴァを睨む。

「あぁ?なんか用かよ?」

「その言葉、そっくりお返しします。なんの用でしょうか?」

「あぁ?生意気な野郎だな!いちゃもんつけてんのか!」

「いちゃもんはつけてないですね。」

「あぁ?じゃあなんだって言うんだよ!」

この男のチャットボットはスタート「あぁ?」固定なのだろうか。

「いちゃもんはつけていませんが……。」

プス。そんな軽い音が、エルヴァがさりげなく手をおいた男の左肩から鳴った。

「……こちらの針はつけさせていただきますね。」

にこやかな笑顔でエルヴァは続けた。男の肩に、一本の小さな吹き矢の鏃を突き刺して。

「……あ゙あ゙あ゙あ゙あああああーーー!!??」

エルヴァが男の肩から手を離すとほぼ同時に、その男は針が刺さったあたりを中心に表面が壊死し始めている肩を右手で抑えて地面に転がり叫ぶ。その大の男が激痛に耐えきれず泣きわめく様を見て、エルヴァはそのにこやかな笑顔を崩しもせずに、しゃがんで男の顔を除きながらいけしゃあしゃあと言ってのけた。

「おやおや大変ですねぇ。まさか針に毒がぬってあるとは。症状を見るに、プロテアーゼ、ハブクラゲ系統の類でしょうか?すぐに処置すれば死ぬことはありませんが、当分はその痛みがとれないでしょうね。」

にこやかな顔で相手を煽り続けるエルヴァ。

そのタイミングで、エルヴァと机を挟んで反対側に座っていた茶髪の若い女性が机の上に載せておいた足で机をたたきガシャンという音を鳴らす。机の上の酒瓶が転がった。周りの者の態度と彼女の前にだけ少し豪華な酒があったりするあたり、彼女がこのメンバーのリーダーなのであろう。とはいえ一瞬水着かなにか、かと見間違えかねないこの服装はどうにかならないものなのだろうか。

彼女は口を開いた。

「ずいぶんとナメたマネしてくれるじゃない。あたしらを『毒蛇の恐怖(ホラースネーク)』としっての行為かしら?」

「(すっごく厨二病的なネーミングですが、パーティー名でしょうか?)ああ、なるほど!合点がいきました。確かに皆さんのような正々堂々の対局にいる方々にはお似合いの名前ですね!」

「なんですって?」

「相手が自分より低レベルと見積もるや倫理観もなく襲いかかる容赦の無さ、自分が不利と見るや牙のように剣を見せて威嚇……。」

とその時、エルヴァからみて右斜め前に座っていた男が素早い身のこなしでコートの内ポケットから筒を取り出し、それをエルヴァの顔に向けて吹き矢を放つ。だが彼は見向きもせずにそれを左手でつまんで受け止め、そのままそれを握りつぶした手を掲げて吹き矢の残骸を彼女に見せた。

「……そして威嚇からのコンボで即毒での遠距離攻撃。確かに蛇と呼ぶにふさわしいですね!」

「……よくわかんないけど、死にたいようだね。『黒口の恐怖(ブラックホラーマンバ)』。」

その女性が詠唱と共に指を鳴らすと同時に、エルヴァの首元に白色の蛇が出現する。常人なら怯えて放り出すところだが、エルヴァは何もせずにそれを見つめ、冷静に分析してみせた。

「ブラックマンバですね。直前までいなかったのにすぐに出現した事を鑑みて、オリジナルスキルか魔法の類でしょうか?」

「御名答、これが私のオリジナルスキルよ。」

随分と優位になった気分に浸っているようだ。


ブラックマンバ。現実世界だと主にアフリカに生息する蛇の一種。白色の体色なのにブラックと名前についているのは、その口の中が黒色だからだ。

この蛇は毒蛇の中でもトップクラスの危険度を誇り、数分以内に対処しなければ死亡がほぼ確定するほど強力な神経毒を一度に致死量を遥かに超えて、しかも何度も噛みついてうち込んでくる、非常に危険な蛇なのだ。


彼女は椅子を45度傾け、顔を仰向けにして部下からもらったタバコを吸い、これ以上ないぐらい偉そうな態度で煙を吐いた。

「で、どうすんの?今すぐ土下座して謝罪するってんなら身ぐるみおいてくだけで見逃してあげるけど。」

ここまでやっておいて、周りの冒険者たちは一向に助けに来ない。

そりゃそうか、とエルヴァは考えた。実は先程自分の受験手続きをした女の子が、自分が半月足らずでBランクに昇格したことに驚いて、それをギルド庁舎全体に響き渡るぐらいの大声で言ってしまっている。実力主義のこの企業において、どこで何してたかよくわからんやつがたったの半月で自分と同レベルと言われてそれを聞いた人たちがどのような考えを抱くかなんて、想像には難くない。

しかし、簡単だ。以前相手にしてきた人物たちを納得させるより、この手法はよっぽど簡単だ。

「やってみたらどうです?」

「何ィ?どういういみよ。」

耳を疑う女性に対し、エルヴァは両腕を広げてみせる。

「言葉のとおりですよ。あなたのその自慢のブラックマンバの効果がどれくらいのものか、ためしてみてくださいよ。」

「てんめ、黙ってりゃ調子にのって……!」

「はーい、そこまで!」

睨み合う両者の間に、話を聞いていたのであろう桃髪の受付嬢が割って入る。

「お二人とも、変に騒ぎを起こさないでください。これ以上続けるようでしたら、昇格試験への参加資格を剥奪しますよ!」

「……ッチ!」

女性はふてくされたのか、指で部下たちについてくるように指示してどこかへと立ち去っていった。

「あなたもですよ!いくらあっちが悪いからって、煽り返さない!試験資格剥奪しますよ!」

なるほど。なろう系ではこういう状況では鎧袖一触で叩きのめすのが基本だが、この場合そうはいかせてくれないらしい。なるほど、世の中の常識というのは存外変なところで面倒なものなんだな、とエルヴァは考えた。

「わかりました。」


エルヴァはパンフをもらい、今回の昇格試験の日程を確認することにした。

初日は第1試験として、Aランク相当の合同大規模任務にあたる。今回はこのベルリンから東20km地点に陣地を設営したモンスターの駆除。受験生総員でこれらの任務にあたり、協調性や戦闘能力、現場能力など様々な要素をおおよそで測定するらしい。

それが終わり、死亡したり適正なしとして叩き落されずに住めば2次試験。これは非常にシンプルな戦闘試験で、受験生同士や教官などを戦闘で打ち負かせばいいらしい。教官から合格を言い渡されたもの及びAランク以上の教官を打ち負かした者が合格となる。

そしてそれに合格すれば最終試験。現役のAランク冒険者と共同でAランクの任務にあたり、そこで適正ありと相手方に判断されれば、ようやくAランクになれるというわけだ。


【今回のエピソードにおける他作品からの引用・オマージュ・パロディなど】

『なななーな・なーなな』『なんとかリスト』→ボボボーボ・ボーボボ、および作中の語「ハジケリスト」より©澤井啓夫

『どこぞの特級呪物ペンダントを見た人の呪いの化身』→呪術廻戦の登場人物、真人から©芥見下々

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