悪魔に屈しない。完
朝、7時30分、俺は、起きた。
遅いと、思われるかも知れないが、いつも通りだ。
朝風呂をして、タオルで頭を拭きながら、リビングに行く。
そして、机の上にあったリモコンを取り、テレビをつける。
そしたら、ニュースで
「朝のニュースです。
「今日、早朝にバラバラになった遺体が発見されました。
「殺人と、警察は判断し、犯人を搜索………。」
昨日のやつだ。
いくら、探しても、犯人はいないのに。
なぜなら、人じゃなく悪魔(食屍鬼)だから。
「身元不明の遺体ですので、ねー。
「警察はどうにも出来ないでしょうね。
「なんせ、顔がないんですからね。
「DNA鑑定したって、難しいでしょうね。身元を確認するのは。
「犯人は顔でなにをしたんでしょうねー。
「まったく、分からないですよ。
「遺体には歯型があって獣かな。
「よく分かりませんが、食われたみたいな状態ですからね」
と、女性アナウンサーの隣に座る解説?みたいな男性が言う。
「えっ、殺人じゃないと?」
女性アナウンサーというと、また、隣にいた男性が、
「いいえ、おそらく殺人です。
「おそらく、人肉目的でしょか?
「獣に襲われたとすると、当然ながら。
「その獣が目撃されているはずですからねー。
「あの道は、夜は人通りは少ないですがねー。
「朝から人が多く通りますので……。」
パチッ、俺はテレビを消し、学校へと行く。
8時25分、うん、間に合う。




