表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
24/44

#023「灼熱厨房」

舞台は、山崎家。

登場人物は、渡部、山崎、朝丘、聡司、吉原、弘士の六人。

「豚玉が三つ、イカ玉は二つです」

「あいよ」

「牛筋と、葱焼」

「筋と葱ね」

「豚平焼き、追加です」

「あいよ。先に、豚とイカ、持ってって」

「はい。豚玉とイカ玉のお客様」

「ごめんなさい。カシスじゃなくてレモンでしたね。取り替えます」

「筋と葱、持ってって」

「はい」

「チヂミが二つ、それから、海鮮ミックスと、モダンです」

「あいよ。豚平、あがり」

「はい」

「ビール、お待ち。はい、豚キムチが一つ。ただいま」

「海鮮、モダン、持ってって」

「はい」


「お客様、困ります。ここは、洗い場ですから」

「新人くん? 見ない顔だね」

「臨時の手伝いです。あの、お手洗いでしたら、カウンターの向こうへ、お回りください」

「便所の場所くらい、百も承知だ。元は、わしの店だったんだから」

「えっ、あっ、はっ。ひょっとして、孝志くんの大叔父さん?」

「話が早くて助かるよ。通してくれるね?」

「どうぞ、どうぞ」


「豚、筋、海鮮、持ってって」

「はい」

「孝志くん、だね?」

「宏至叔父さん。ご無沙汰です。おい、聡司」

「イカ、キムチ、葱、持ってって」

「はい」

「あぁ、いや、孝志くんだけで良い。聞けば、敦孝くんと聡音が入院してるというし、敦史くんは秋まで戻らないそうじゃないか。それで、様子を見に来たんだ。聡司くんは、ともかく。他の三人は、孝志くんの友人かね?」

「そうです」

「豚キムチが二つ、それから、チヂミです」

「あいよ」

「良い友人に恵まれたね。もし、店のことで困ったことがあったら、わしに知らせなさい。息子たちにも、取り次ぐよう言っておく。忙しいところ、邪魔したね」

「とんでもない。わざわざ、ありがとうございます」

「礼には及ばんよ。わしは、豚平焼きを食べに来ただけだ。ごちそうさま」

「またの、お越しを」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ