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黒髪ロングの女の子
少女は下る道路があったので下の方へ行きます。
時々いつも見る蝶々と違う蝶々を見かけます。
街並みはボロボロなのに1軒だけ真新しさを感じる正方形の真っ黒な家を見つけます。
少女はその家のインターホンを鳴らししました。
『……………』
少女はドアをガチャガチャします。開きません。
もう一度インターホンを鳴らします。
『……なんで女の子が居るわけ』
なんと今度はインターホンから声が聞こえました。ビッリクです。居留守でした。
ガチャリとドアが開けられれば身長150cm位の黒髪ロングの女の子が出てきました。
少女は夜空猫を見ます。
「人間……」
「うっわ、猫が喋った!」
黒髪ロングの女の子は夜空猫を見てビックリして腰を抜かし尻もちを着いてしまいました。
「おいおい、大丈夫かよ」
蛇が心配して声をかけるとまたも黒髪ロングの女の子は仰天します。
もはや、言葉にならないようです。
「脅かすもんじゃないですよ、全く」
杖にいる水神さんが蛇を窘めると黒髪ロングの女の子はキャパオーバーなのか遠い目をして、「入ったら?」と勧めてくれました。
少女は遠慮なく家に上がります。




