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声
スリッパを出されたのでそれをつっかけて、擦る様に黒髪ロングの女の子の後ろをついて行きます。
リビングに通されて、「座ってまってて」と言われたので言う通りにします。
ちょこんと座れば蛇はテーブルの上で戸愚呂を巻、水神さんは小さな龍になって蛇の横で同じように戸愚呂を巻いています。
夜空猫は隣の椅子で丸まっています。
「珈琲……は飲めないね、紅茶は飲める?」
『はい、飲めます』
とても綺麗で美しい声が聞こえました。
蛇も水神さんも夜空猫もバッと少女をみて驚愕しています。
台所では、ガシャンと何やら割れる音が聞こえました。
そう、少女の声は天上の声でした。
オーケストラの演奏よりも少女の一言の方が感動を呼び、ある人は涙し、ある人は崇拝をしてしまいます。
黒髪ロングの女の子はヨロヨロ台所からゆっくりの歩いてくると少女に跪きました。
少女は慣れっこなのか黒髪ロングの女の子の頭を撫でました。
ここに忠実なる下僕が誕生しました。良かったね。




