夢の人
少女は夢の中である人と出会いました。
その人は目が左右で色が違いました。
とても綺麗だと感じます。
「こんなところにお客さんかい、珍しいね」
少女はその人に手を振って挨拶します。
「なんとも無口な子だ」
この場所は何もありません。ただ、真っ白な世界です。なのに、お日様の元の様な心地良さを感じて少女はウトウトしています。
「ここにいるってことはWHITE・HEARTの持ち主に選ばれたのかな。そうなら私達を救って欲しい」
少女は首を傾げています。
「君は導かれる。だからそのまま進んでおくれ。時には助けてくれる存在は居るから頼りなさい。また会う時、その時は君は救世主になっているよ」
その人の言っていることがよく分からないのか少女はしきりに首を傾げています。
ただ、何となく頼られている事は分かったのか胸を叩き、腰に手を当てて頷いています。
その人は安心したように笑いました。
少女はその人に小指を差し出します。
指切りげんまんです。
その人は少女の小指に自分の指を絡めて指切りげんまんをしました。
その人の手は暖かく守ってくれるような気がしました。
その人は光を放ち、少女は目を開けていられなくなります。
瞼を閉じて尚強い光に両手をおおい、目を開ければ、蛇が優しげな顔で少女を見ていました。
少女は蛇を撫でます。
すると、嫉妬の目線や、気配が蛇を襲います。




