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老骨に鞭を!  作者: G-wen
1章 事の顛末は、、、、大概、神が悪い。
34/37

空はいつでもどこまでも

遅くなりました。

楽しんで貰えたら幸いです。

パリーンッ・・・・・


厨房に聞きなれた音が響く、いつもより大きいから今日は棚から出そうとしたら落としたのかな?


そして・・・


「ごめんなさーい!!!」


聞きなれたメイドの声、そしてそれを注意する聞きなれた声。


「あんたは、いつもいつもいつもいーっつもそう!何枚割れば気が済むの!?」


「だって・・・・・」


「言い訳しない!サッサと片付ける!!」


 文句を口にしながら、同僚の彼女はパパっと回収し張本人に渡し反省文を書かせに連れていく。一度、私に目配せし許可を伺う。


 それを私は、手を振り答える。


 扉は閉まってもなお、ギャーギャーと続く喧騒は、遠くへと過ぎていく。


 やり残された彼女の仕事の続きをしようと作業台に向かう途中、


 廊下の声が、ピシャリと静まる。


 誰かが来た?それも彼女達より上。


 王城の離れに作られた、従事者達の“館”に来る客など、そうは居ない。


 珍客の気配が近づいて来るの感じ、先日の襲撃の件かと思い至る。さて・・・・どうしましょうか。


 コンッコンッ


 扉を叩く音が鳴り、相手の感情を読み解く。


 正式の訪問?直ぐにドアノブに手をかけ、目的の人物に要件を伺う。


 「あなたが来るなんて珍しいわね。クランチ・・・・で何かあったの?」


 「君はなんでもお見通しだね。いや、ちょっとね。」


 「あなたにしては珍しい反応ね。あの金髪の少女がとんでも無い発言でも?」


 同意とばかりに頭を掻きながら苦笑いを浮かべる。


 「あぁ~その通りだよ。とんでも無いものを・・・ね。」


 「大方、予想できるわ。惚れたとか?」


 「わかるのかい?」


 「あの子の反応を見れば・・・・ね。わたしでもあの子の立場だったら・・・ってね。それで?要件は?そんな事、言いに来た訳では無いんでしょ?」


 ここで、思い出したかの様に佇まいを正し真剣な眼差しを向ける。


 「魔王様が、御呼びです。ご同行願います。」


 「30点。」


 硬直する宰相様の横を通り過ぎる。だって王様のご命令を忘れるなんて・・・いけない事ですもの。


 



 執務室の扉をノックするクランチの後ろに続き、室内に入り一礼したまま待機する。


 「面を上げよ。」


 困惑の声色が無い?いや・・・答えは出ている。しかし、迷って居られる。私の処分だろうか?結果、ココル様に大事は無いが危険な目に遭わせてしまった。その責は、、、、重い。


 「少し困った事になってな。メイド長の意見を聞きたい。」


 「私の出来ることでしたら喜んで。」


 「うむ、心強い。早速で悪いが、街の入口から城まではどのルートだった?」


 「はい?」


 思わず聞き返してしまった。不敬にも程がある・・・・余計な詮索はせずに、ただ聞かれた事にだけ集中しよう。


 「申し訳ありません。盗賊の残党が仲間の救出の為、再び襲撃がある可能性を示唆し出来るだけ人通りの多い道をあえて選び来ました。」


 魔王様の納得したかの様な声を出す。


 「なるほど・・・・それでか。」


 「それで・・・とは?」


 「あぁ実はな・・・・・・・」

晴天の霹靂



失態も失態、取返しの付かない事を仕出かしてしまった。


今思えば確かに・・・・・・主観と他者との相違点。


私達からしたら“盗賊”


他者から見れば“檻にギュウギュウ詰めのボロボロの少年少女”


向かう先は、魔王城。









「・・・・・ちょう・・・・メイド長!!!」


「は・・・はう!!!」


正気に戻るまで、どれくらいの時間が経ったのでしょうか?こんなゴミみたいな私の為に、無碍に時間を浪費するのは、得策ではありません。


「君らしくもない、大丈夫かい?」


「ありがとう、クランチ。もし良かったらそのまま、私の首を刎ねて頂戴。」


「えぇ~~~~~~~!?」


「早まるなメイド長!?君に責任は無い!最善を尽くしてくれた!な?クランチ!!!」


「はい!その通りです!姫様も無事です。なんの問題もありませんよ?」


「しかし、魔王様のお顔に泥を・・・・・」


「こんな奴の名誉なんて、糞みたいなもんですよ。」


とお道化てフォローするクランチ。やけくその魔王。


「こ・・・こんなや「ね?魔王さま?」・・・う、うむ。皆が無事なのが、何よりも余はうれしいぞ?大儀であった!」


「ほんと?」


「そうともいつもその働きには感謝ことしてもしきれない。」


「うっそっだぁ~~~~~~~」


「嘘など吐くなど、全然、そんなつもりはありません。」


「だって、、、、、、、ぐすっ」


「いやいや、、、、、」


「めんどくさいっておもった?」


「いやいやいや。」


「やっぱり、思ってるんだ。・・・・・・・




ひと悶着有り現在。落ち着きを取り戻したメイド長。


赤面し俯いたまま、まったく顔を上げようとしない。


それに対して、なんとか今回の件を不問とする所まで、持って行った二人が何故か。この城で一番、うな垂れて居るのは誰も知る由もない。

 赤面のメイド長の後ろを肩を落とし歩くクランチの姿が、噂が噂を呼び。


 メイド長に告白して、玉砕クランチと食堂のおばちゃん達 ⇒ 兵士 ⇒ 従者 ⇒ 王妃 ⇒ 王に順次伝わり、しばらくの間皆、クランチに優しかったのは余談である。


ありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。

文法とは?(笑)

書く度変わりますね∑(๑º口º๑)!!


申し訳ございません。それは、、、書く度その時に読んでる。作者さんに引っ張られるからですね(笑)


何はともあれ今後ともよろしくお願いします。

m(_ _)m

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