応対
沈黙が辛い、、、。応接室にてドラゴンの長と思われる男性と向かい合って既に時計は一回り。先程から顔を俯かせ、何か言いたげな表情を時折見せるが直ぐに下を向いてしまう。
「「あ、、あの、、、」」
良くある気まずい奴、もろかぶりを炸裂してしまった。
「あっど、どうぞ。」
若干、どもりながらも口を開く。
「い、いえ。何でもありません。」
くそぉ〰️、絶対ある奴じゃん。なんか言いたげじゃん!
「一度、外の空気でも吸いませんか?」
「は、はぁ〰️。」
一度、話を区切り。外で談笑して本題に入りやすい空気を作ろうと思ってました。
応接室から直接バルコニーに出て、メイドにお茶を持って来てもらい談笑しようと思ってました。
「「、、、、、、、、。」」
誰かあのモニュメントどうにかして?
何で!?しかもさっきは山積みにされてただけなのに、芸術性がプラス(無駄に)されてんの!?あの糞メイドか!?糞メイドがやりやがったんか!?
なんか上のドラゴンなんて翼を広げて、幾重に折り重なり薔薇ぽくなっちゃいましたね?(笑)
なんて談笑なんて出来るかぁ!?
丁度バルコニーから見て、モニュメントの影に居たのか満足気な表情の糞メイドが姿を表す。
合作だよね?友好の組体操みたいな感じだよね?
此方に気付いたのか、珍しくにこやかな表情で手を振る。
「こうしてやるとゴミでも芸術(少しはマシ)になるんですね!」
さ、最悪だぁよぉ〰️。もう、横向けないよぉ。
横目、ほんとチラッと。確認すると、、、、ね。
目に涙を浮かべてました。なんかプルプルしてたし。もうアイツが城主でいんじゃない?僕は部屋の1個だけでいいから、、、満足だから、ホントホント。
「感動した!我々でもあの様な芸術性の高い事ができるのですね!完敗ですなぁ?あははは、、」
「いやいや、皆さんの協力あっての事ですよ?」
「この度の事は、運の悪い事故みたいなものですからな(笑)」
「そう言って下さると助かります。」
「「これからは、我々が手をくみ、共に発展していきましょう!」」
なんて思っていた時期はありました。
「奴隷でも何でもいいです。許しください。絶滅だけは、、絶滅だけは、、、お願いいたします。」
誇り高いドラゴンのその長が、地に頭を擦り付け泣きながら懇願しています。
「いえ、そんな事しませんよ?」
「え?見せしめでわ、、、「じゃないです。」」
「第一、殺してなんかいません。(聞いた話だけど)聞いた話だけど(気絶しているだけです)。」
「そ、そうですか。」
心底ホッとした表情を見て、僕は胸を撫で下ろす。なんとか話合いになりそうだ。
二人は応接室の椅子に再び腰を下ろす。しかし、ドラゴン族の長の表情はより険しいものへと変わっていた。
ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!




