Washi BoKeTa?
改訂版になります!宜しくお願い致します!
なかなか更新出来ずすいません
「じぃさま、それは何?」
「んぉ?あぁロキか。」
作業に没頭していた様でロキの呼び掛けに我に返る。集中しなきゃいけない作業って程でも無いが単調な作業を繰り返すと辺りが見えなくなる。
ロキの問いに目線を手元に戻す。
遡る事、2日前。
「じぃさま!気持ちいいね!」
「おーそうじゃな?川はえぇのぅ。」
本格的に辺りは生い茂り、日差しはより一層強くなって来た事もあり、畑仕事を中断しロキと小川の所まで遊びに来た。
儂とロキは並んで足を川に入れ涼んでいる。
森の中という事もあり、かなり涼しい。
「じぃさまあれは何?」
指先に視線を向ける。
「ふぁっ!」
◆
「蔓カゴじゃ」
「ツルカゴ?」
問い返しに頷き、手に持ち説明を加える。
細長く編み込まれたカゴの入口には返しが付いており中に入り込んだ獲物が出れない構造になっている。
「ふぅ〰️ん。」
「まぁ実際に見た方が分かるじゃろう。」
カゴを3つ抱え再び、川に向かう。
少しして到着すると、川沿いを下流に向け歩く。
「ここが良いじゃろう。」
「暗くない?しかも水草の根元なんて大きな魚入れないよ?あっちの方が良いと思うよ。」
キラキラと煌めく鱗を指差し、ロキが口を開く。
「いいんじゃよ。ここで、、、」
早速カゴを沈める。あらかじめ川海老を入れて置いたカゴの端と近くの木の腰を紐で結ぶ。
同様に他のカゴを沈め、結ぶ。
「じぃさま、、、、。」
だらしない顔で紐を結ぶ爺を哀れみの視線でただ見つめる。
「、、、、、、、ま。」
ふと、なんとなしに呼ばれた様な気がして振り返る。
やはり何もなく、首を傾げた。
「、、、、い、、ま。」
「んぉ?幻聴とは年は取りたくないの、、。」
内心ビクビクしていると、再び幻聴が聞こえて来る。昔ウメさんと話をしてた、、、、奴が遂に来たのか、、、。
BOKE
ウメさんの話によると、奴はたしか最初はかなり遠くから来るのだそうだ。
話掛けられた気がして、話すと皆ギョッとするのだそうだ。それから奴は仲間を呼び話し掛けてくる。そして、最後には知らない奴(医者)の所に連れてかれるそうな。
恐ろしい、なんたる事、、、。
「じぃさま、ルコル達が来たみたいだよ?」
「すまんな、ロキ、、、、儂は今、大変なんじゃ」
「何かあったの?」
「大変なんじゃ!奴が、、奴が、、、、。手伝いは良いからあっちで遊んで来なさい、、、。」
「うん、、、。」
ロキは首を傾げ、ルコル達の方に歩いて行く。
◆
10分後、、、、。
「おぉ、ココル、ルコル、ルルアよぉ来たな。」
内心、ホッとしているとココルから声が掛かる。
「じぃさま大丈夫?」
大丈夫だぞ?笑いながらココルの頭を撫でる。ルコルとルルアが私もとせがみ詰め寄せ、つい笑み溢れる。
「こりゃ困るなぁ〰️」
「困るの?」
涙目でルコルがシュンとするのを、慌てて否定しなんとか宥める。
ニヘラ顔となるのを見て、計られた事に気付くが時既に遅し、、、、。
他の三人が頬を膨らませ抗議の視線を向けて来た。
ロキよ、、、、ちょっと可愛いな。
「神様、お久し振りです。」
後ろから声を掛けられて内心、助かったと思い振り向く。
「クランチよ、久しいな。生息じゃったかの?」
クランチと見覚えの無いゴリマッチョと兵隊が数十名いた。
「はい、神様におかれましても元気そうで何よりです。それと、、、。」
一通りの挨拶が済み、目配せを行い。ゴリチョが一歩前に出る。
「えぇー神様におかれましては、っと。ご機嫌麗しく、アァー、大変喜ばしく、、おめーます。」
ふむ、脳も筋肉じゃな。ゴリチョの認識を改めているとふと視線に気付く、手のひらにビッシリ書かれた挨拶をチラチラ確認しているのを見て、ため息が出そうになる。
「はぁ、主の言葉で伝えよ。礼儀は良いから。」
ゴリチョは、一瞬目を見開き慣れて無い事に気付かれたと思って、クランチの方を向く。
ため息混じりに無言で頷くクランチを見た後、改めた。
「オレァ魔王軍で一応、将軍をしているゴリチョって言います。よろしく。」
ふむ、なるほどの、、、、って本当にゴリマッチョだったんかい!」
口元を抑え笑いに耐えるクランチを他所に、完全にツボに入っていたらしいロキとルルアがのたうち回っている。
他の皆は、苦笑いを浮かべ生暖かい視線で見守り体制に入り。ただ言われた本人のみは顔を赤くしてゴリチョです。と羞恥に震えていた。
あっ儂、口に出してたみたいじゃな。
「名は体を表すとは、まさにじゃな。」
「え、、えぇ、はい、本当に、、、。」
口元を抑え、小刻みに震えるクランチ。
「それでじぃ様さっき何してたの?」
ココルがクランチの後ろから顔を覗かせる。
「そうじゃった、そうじゃった。」
孫達に手招きし、集め耳打ちする。
ルコル、ルルカは、はしゃぎ。ココルは青ざめる。
その様子を見て、これは好き嫌いがハッキリ分かれるからのと内心思う。
「さぁ向かうかの?」
「「ヨッシャ〰️!」」
仕掛けに向かう道中、明らかに足取りが重いココル。初めは、無理しない様に皆が止めたが頑なに拒み後をついてくる。
川を目の前にし、ココルの顔がひきつる。
「大丈夫ですか、ココル様?」
クランチが心配そうな面持ちで気遣った様子でココルに話しかける。
「えっ、、えぇ。ありがとうござい」
刹那、地が揺らぐ。
先ず動いたのはクランチ。
ココル姫を守るよう背に隠し、腰に差していたナイフを抜く。
次の瞬間、川から水飛沫とともに大蛇が現れる。
漆黒い肌に、十メートルは軽く越える長さ、馬程の胴体。思い当たるモンスター。
ヤバい、、、。
「みなさん逃げて下さい!コイツ、、は?」
クランチの声が辺りに響き渡る。
先に目にしたのは、ロキ様。川に向け走っているが、手に笊と桶を抱えている。しかも、モンスターより上流に。
次にアダムス様とルコル様、ルルア様が川を背にして逃げる様子。しかし、談笑している。
次にアステア様。剣を携え私の横に、共闘して下さるのか、、、何より心強いが表情が、、、緩み切っている。だらしなく、涎を垂らして在らせられる。
同じ考えなのか、大剣を構えたゴリチョと目が合う。時間稼ぎぐらいは、、、、。
突如、モンスターに背を向けココル様が駆け出す。
「ココル様ぁーーー!
◆
「じぃ様美味しいですね!」
にこやかに微笑むルルア様。
「うまぁ、うまぁ!やっぱウナ丼最強!」
丼茶碗を持ち掻き込むルコル様。
先程から箸が止まっているココル様。
「やはり、苦手かの?」
「はい、、どうしてもあの見た目が、、、。」
「仕方ないのぅ、、、、そうじゃ!これならどうじゃ?」
「ありがとう!じぃ様!」
アダムス様が異空間から取り出したのは、見たことの無い白い塊。硝子なのか、透明の容器に入っている。丸いそれをスプーンで掬って口に運ぶ。
「う〰️〰️、冷たくて美味しい!」
姫に笑顔が戻る。
私は、、別に頼り無い訳ではないと思います。
決して弱くないと自負しております。アダムス様の側が一番安全だったと、私でも思います。
「ゴリチョ、あれは何ですか?」
箸を止め、視線だけ此方に向け一言。
「しらね。」
再び食事を始める。
私も同意見ですよ。ゴリチョ。
先程から、シーサーペントを捌いてはタレを付けては炭火で焼きを繰り返す。
まるで夢でも観ているのでしょうか。
魔族のルーツと呼ばれる。ゴブリン原種“フォレストアーク”なのですから。
あれはアダムス様の一言から始まりました。
◆
「お主らも見とらんで一緒に食わぬか?馳走するぞ?」
火を起こし終え誰も居ない森に声をかける。
いや、私には確認出来なかっただけで彼らはきっとずっと前から其処に居た。
いきなり現れた気配。ようやく私にも確認出来る程に、、、まだゴリチョは、まだ分からないのか只、森を眺めている様子。
修行が足りませんね。
、、、、、、!
森から現れたのは100人は優に越えて居た。
私も鈍りましたかね、、、、3人それも子供しか分からなかったのだから。
咄嗟に身構えしまう。
魔族は自力、産まれた時の力で9割が決まってしまう。しかし、彼らは違う事が一目で分かる。
進化、幾重にも重なる濃密の気配。
「、、、、つよいな。」
「あぁ、、、あれは強いですね。」
ゴリチョの一言に思わず素になってしまった。
一見、ゴブリンと思えるが、体躯が異なる。鍛え抜き上げられたそれは魔王軍屈指のゴリチョが華奢に見えてしまう程に。
文献にしか遺されていない存在。
“フォレストアーク”
魔族の大多数の祖にして、未だに信仰している集団からすると神に近い存在であり、今は未だ、、、存在を悟られる事すらいけない。
国中に混乱を呼んでしまう。
なぜこの森に?思い当たる節が有りすぎる。誰だ?もしくは全員か?
、
、、
、、、
、、、、。
目の前にいつの間にか用意されたテーブルと椅子。
ここに座ったらよろしいですか?
、、、、あっ、はい。
フォレストアークに促され着席する。
横目に姫達を見る。既に着席されておりスプーン片手に足をブラブラ、、、、。
いや、、お行儀が悪いですよ?ゴリチョもじっとして下さいね?
匂いですか?あぁ確かに香ばしい良い匂いですね?
これは、、、何ですか?
食えば分かるですか、、、そうですね。野暮な事を聞きました。はい。
確かに美味しいです。タレがなんとも、白米と凄く合いますね?素晴らしい。
アステア様睨まないでください。取りませんから私のがほら、有りますから、、、、ね?はい。すいませんでした、、、、。
ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!
短文、誤字、脱字、沢山あるかと思いますが今後ともよろしくお願いいたします!




