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久方(ひさかた)の

他者の声が多く鳴る夏に、ふと気づいた心の温度を詠みました。

景よりも、心の揺らぎを置いた一首です。


久方(ひさかた)の

声(こえ)多(おお)く鳴(な)る

夏敷(なつじき)に

他者(たしゃ)の生(せい)にも

興(きょう)無(な)きを知(し)り



【解説】

今後、交錯することのないだろう他者の人生に、

何らの興味も持っていないことを、改めて知った。

だがなぜか、愚痴相談には真剣に乗っていることも。

自己分析すると、他人の生には関わらないが、

なるたけ幸いではあってほしいという、

烏滸がましさなのだろう。

人ありて、冷に徹するは、なかなか難きことなり、と。



=====余白de川柳=====

などといっても 今日も求むは 広告の品


他者の生に興味を持たない自分を、ただ観察しただけの短歌です。


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