↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
罪と英雄(SIN-HERO)  作者: 三川三山
第1部 博樹編
PR
28/51

第28話 地下資源の正体

一行は、再び毛無峠(けなしとおげ)にいた。


今度は全ての警察官がスタンガンを持っていた。


核とやらの弱点が炎らしいので、火炎放射器も持ってきた。


毛無峠の霧は、まるで生き物のように揺れていた。


その奥に潜む黒ずくめの男たちの影は、 人間のものではなかった。


HEROは霧の向こうを見つめながら言った。


「博樹。 黒ずくめの男たちを生み出している“核”は、ブラックタンクマンが言っていたように、この地下にあると思う」


「それをいうならば、イエロータンクマンじゃない? ってHEROは今、冗談を言ったよね」


「それはともかく、そんな下っ端でさえも液体化する能力を持つ粒子の集合体であり、人間形態への再構築ができる。……あれは地球の技術じゃない。宇宙から来たと言っていた。それならば”核”は恐ろしい敵なのかもしれない。」


HEROは地面に手を触れた。


「この地層……普通じゃない。人工的な空洞がある」


「人工的……?」


「うん。 自然にできた洞窟じゃない。誰かが掘った跡がある」


博樹は息を呑んだ。


「誰が……?」


HEROは静かに答えた。


「人間だよ。しかも、かなり昔に。黒ずくめの男たちの”粒子”や”核(こあ)”は、人間が掘り当てた“未知の物質”なんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。