30/42
天界からの招待状
天使ミカエル・レプリカが光の塵となって消え去った直後、地獄の禍々しい空がにわかに割れ、今度は圧倒的な黄金の光輪が降り注いだ。
だが、そこに敵意はない。光の中から現れたのは、神聖な紋章が刻まれた一通の「黄金の羊皮紙」――天界の最高評議会からの直接の招待状だった。
『地獄の理を看破し、天理のバグを修正せし異界の観測者たちよ。その大いなる知略と力を認め、汝らを天界の最上階層――“神聖領域”へと招待する』
「へえ、今度は天界へのお招きかい。手厚い歓迎だね」
ジードが肩をすくめて笑うと、ガイルが大剣を担ぎ直した。
「地獄の次は天国か! 面白そうじゃねえか。クロノ、どうする?」
クロノは黄金の招待状を手に取り、「完全看破」の瞳でその裏に隠された「真意」を読み解く。
「……ただの歓迎会ではなさそうですね。天界のシステム自体も、僕たちの力を借りなければ解決できないほどの『巨大なバグ』を抱えているようです。皆さん、次は雲の上の盤面を攻略しに行きましょう」
地獄の底から一転、世界の頂点である「天界」へ。【神への誘い手】クロノと最強の仲間たちは、黄金の光に包まれながら、さらなる神話の舞台へと導かれていく。




