表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万能スキルで異世界無双  作者: Iori-y-


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/42

天災の到来と、最強パーティーの真価

クロノたちがパーティーを結成して数か月。彼らの名は瞬く間に轟き、順風満帆な冒険を続けていた。しかしある日、世界を揺るがす未曾有の事態が発生する。


突如として空がひび割れ、古代の超巨大複合魔法、あるいは星の怒りとも呼べる超広域破壊天災「終焉の暴風雨ギガ・カタストロフ」が大陸を襲ったのだ。

並の結界魔法など紙切れのように引き裂く竜巻と、大地を穿つ雷撃。都市一つが丸ごと消え去ろうとしていた。


「おいおい、冗談だろ……? あんなもの、人の手でどうこうできる次元じゃねえぞ!」

百戦錬磨の剣聖ガイルすら、天を突く巨大な竜巻を前に圧倒される。


しかし、クロノの瞳は静かに、そしてかつてないほど激しく青い光を放っていた。


「――見えました。あれはただの自然現象じゃない。太古の術式が暴走した『意思なき魔法の塊』です。なら、僕たちで止められます」


クロノは一歩前に出ると、仲間のエキスパートたちへ次々と的確な指示を飛ばし始めた。


専門知識×完全看破:天災への反撃

「ルナ! 竜巻の右側、上空300メートルに魔力の『核』があります。そこに君の最大火力の術式を叩き込んでください。数式は僕が今から書き換えます!」

「了解! クロノの導きなら、神の領域の魔法だって制御してみせるわ!」


ルナが呪文を唱えると、クロノの「看破」によって最適化された超魔術が、竜巻の「急所」へピンポイントで炸裂した。轟音と共に、天災の勢いが一瞬だけ揺らぐ。


「ジードさん! 魔法が弾けた瞬間、四方に飛び散る高エネルギーの残滓を、君の隠密スキルで周囲の結界に『偽装』して受け流してください!」

「なるほど、天災の力を利用して街の防壁を補強するってわけか! 無茶を言うが……お前の目に見えてるルートなら、乗るしかねえな!」


ジードが影のように戦場を駆け、飛び散る破滅のエネルギーを街の防壁へと綺麗に誘導していく。


「そして――ガイルさん!」

「おう、待ちくたびれたぜ!」


「暴風の芯が剥き出しになりました。あの中心にある『目』を、君の全力の一撃で叩き切ってください。僕が今から、風の抵抗を完全にゼロにする『軌道』を、あなたの剣に直接トレースします!」


ガイルが大剣を構えると、クロノがその上から手を添える。クロノの「看破」が導き出した、1ミリのズレもない「天災を両断する正解の筋道」が、ガイルの脳内に流れ込んできた。


「おおおおおッ! これなら、世界だって斬れる気がするぜーッ!!」


ガイルが踏み込み、大剣を振り下ろす。

それは、暴風の全てのエネルギーを相殺し、打ち消す「絶対不可避の神速の一太刀」。


ズバァンッ!!!


一瞬の静寂の後、天を裂いていた巨大な竜巻が、まるでガラスが割れるように真っ二つに裂け、光の粒子となって霧散していった。雲の隙間から、温かな太陽の光が街に降り注ぐ。


新たな伝説へ

天災すらも個人の技術と連携でねじ伏せたクロノたち。

街の人々は歓声を上げ、ギルドの面々も開いた口が塞がらない。


「はは、本当にやっちまうとはな。おいクロノ、次は何を『看破』しに行くんだ?」

ガイルが笑いながらクロノの肩を叩く。


「そうですね……とりあえず、この天災で壊れたギルドの建物を、僕の『看破』を使って最高に頑丈に建て直すお手伝いでもしましょうか」


それぞれの分野の頂点に立つエキスパートたちを率い、世界の常識(天災)すらもひっくり返したクロノ。彼の万能なる旅路は、さらに加速していく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ