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半身のペンネーム2  作者: マーたん


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37/39

ここまでのおさらい

えー、ここまで長いこと続いております

『半身のペンネーム2』でございますが、


「途中から読んだら分からん」


という声も、まあ出てきそうな頃合いでございまして。


そりゃそうです。


不良と優等生が喧嘩して、

漫画家目指して、

連載取って、

三週一位で、

ドラマCD決まって、

決裂して、

ライバルがアニメ化して、

過去が買える店まで出てきた。


どこの人生だって話でございます。


 


ですがね。


どんな長い話でも、


元を辿ればたった一つ。


 


「一緒に描くか?」


 


この一言から始まってるわけです。


 


気が合わない。


価値観が違う。


でも一緒に描くと面白い。


 


そんな凸と凹の二人が、


売れて、


ぶつかって、


裂けて、


それでもまだ描いている。


 


本日はここまでのおさらい。


忘れた人も、初めての人も、


「こんな奴らの話か」


と思いながら聞いていただければ幸いでございます。


それでは――


もう一度、あの二人のところまで戻ってみましょう。

不良気味で学校にもろくに来ない男、藤堂篤。

成績優秀で名門大学を目指す優等生、狭間雄大。


本来なら交わるはずのない二人は、最悪の出会いをする。


喧嘩。


衝突。


価値観の違い。


だが、ある一言が二人の人生を変えた。


 


「漫画家になれば?」


 


冗談のようなその言葉から、

二人はなぜかコンビを組み、漫画家を目指すことになる。


 


感情で描く篤。

理屈で組み立てる雄大。


 


凸と凹。


 


噛み合わないはずの二人の作品は、

奇妙な熱を持っていた。


 


人気漫画雑誌『ジョップ』へ持ち込み。


担当編集・八島歩と出会う。


 


歩は厳しかった。


だが的確だった。


 


そしてもう一つの運命。


 


篤の彼女であり、

人気女優・奈那峰亜紀。


 


さらに――


歩は亜紀の親友だった。


 


人間関係が絡み合う中、

二人は読み切り掲載を勝ち取り、

アンケートで上位に入る。


 


そこから始まる連載。


 


週刊と月刊。


同時進行。


 


無茶なスケジュール。


編集との衝突。


ライバル漫画家との競争。


 


それでも二人は結果を出す。


 


三週連続一位。


 


ドラマCD決定。


 


順風満帆に見えた。


 


だが――


 


守る雄大。


攻める篤。


 


方向の違いが、少しずつズレていく。


 


そしてついに、


大喧嘩。


 


コンビ解消。


 


高校三年生。


人生の分岐点。


 


一人で描く漫画。


 


順位は落ちる。


空気が変わる。


 


その頃。


ライバル漫画家・中直がアニメ化決定。


 


圧倒的な差。


 


編集は言う。


 


「月刊で読切をやれ」


「一番を取れ」


「お前らの話を描け」


 


テーマは一つ。


 


金で過去が買える世界


 


二人は描く。


 


凸凹コンビの物語。


 


喧嘩した二人が、

過去に戻れる店に行く話。


 


だが最後に選ぶのは、


やり直しではなく、


続けること。


 


読切タイトル


 


『リワインドは売り切れ』


 


これはフィクションであり、


二人自身の物語でもあった。


 


裂けた原稿。


裂けた関係。


 


それでも夢は同じ。


 


表紙コピー


 


夢は一つ。

でも、描き方は違った。


 


そして物語はまだ終わらない。


 


アニメ化を目指す戦いは、


ここからが本番だった。

いやあ、長い話になりました。


振り返ってみれば、


喧嘩してる時間の方が長いんじゃないかってくらいで。


仲がいいのか悪いのか分からない。


でもね、


本当に縁が切れる相手とは、


そもそもこんなに長く続かないんです。


 


不良と優等生。


感情と理屈。


攻めと守り。


 


合わないから壊れる。


でも、


合わないから続く。


 


これがまあ、不思議なもんでございまして。


 


夢は一つ。


描き方は違う。


 


だから裂ける。


だから面白い。


 


まだ終わりじゃありません。


むしろここからが本番。


ライバルはアニメ化。


本人たちは決裂中。


でも原稿は止まらない。


 


これが一番ややこしくて、


一番面白いところでございます。


 


さて次は、


どっちが折れるのか、


それとも折れずに進むのか。


 


続きを楽しみにしていただければ、


作者も少しは救われるってもんでございます。


おあとがよろしいようで。

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