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「“跡取り”のはずが、ただの使用人だった」  作者: 株で得た利益を競馬でとかす人


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ゴルフ

今日も読んで頂きありがとうございます。


精神崩壊寸前の俺に、


みゆきが言った。


「仕事のために、ゴルフやった方がいいよ」


……また始まった。


接待。人脈。付き合い。


そういう話らしい。


だが、俺には問題があった。


ゴルフが、絶望的に下手なのだ。


これまでのベストスコア。


まだ俺を超える者を見たことがない。


なんと——


215。


普通の人は驚く。


俺も驚いている。


前進4打までに、8打叩く。


もはや前進4打の方が、

スコアが良くなるレベルだ。


俺は思った。


……これ、接待にならなくないか?


一方、みゆき。


大学時代、ゴルフ部だったらしい。


スコアは100前後。


……俺の半分である。


俺がドライバーを打てば、


球は真横へ飛ぶ。


灰皿に当たり、


後ろの組へ向かうこともある。


もちろん、グリーン周りは地獄だ。


行ったり来たり。


戻ったり進んだり。


人生みたいだった。


そこで俺は考えた。


飛距離は、金で買おう。


ドライバーを見に行った。


だが、気づけば——


みゆきのクラブを買って終わっていた。


俺のヘッドは小さい。


みゆきのヘッドはデカい。


何かを象徴している気がした。


そして最近、ようやく気づいた。


俺は、プレイヤーじゃない。


みゆきをゴルフ場へ連れていく——


ただの足だ。

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