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「“跡取り”のはずが、ただの使用人だった」  作者: 株で得た利益を競馬でとかす人


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小心者

今日もよろしくお願い致します。

うちのたぬきは——


典型的なタイプだ。


弱い者には、強く出る。


そして——


自分より上だと思った人間には、

露骨に媚びる。


金を持った、小心者。


それが、あいつだ。


社員や職人には、

自分のやり方を押し付けては怒鳴り散らす。


だが——


“先生”と呼ばれるような相手の前では、

まるで別人になる。


見たこともないくらい、腰が低い。


……笑える。


さらにひどいのが——


クレーム対応だ。


お客様から苦情が入ると、


「お前、行ってこい」


自分では、絶対に行かない。


「社長に会いたいと言ってますよ」


そう伝えても——


「お前でいい」


……逃げる。


現場でも同じだ。


職人が納得せずに怒り出すと、


「お前、話してこい」


自分は、安全な場所から見ているだけ。


よくこれで、

トップに立っていられるなと思う。


そして——


あいつは、ゴミが好きだ。


人が「捨ててくれ」と言った家具や家電。


タンスやら、壊れたものまで。


「もったいない」


そう言って、全部持ち帰る。


壊れていても関係ない。


とにかく、集める。


その結果——


トラックを止めるために作った駐車場は、


たぬきの“宝物”で埋め尽くされている。


……ただの、ゴミの山だ。


読んで頂きありがとうございます。

気に入りましたら、ブクマ、評価もよろしくお願い致します。

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