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「“跡取り”のはずが、ただの使用人だった」  作者: 株で得た利益を競馬でとかす人


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婿養子VSたぬき

初の抵抗!

仕事をしていると、たぬきと揉めることがある。


気づけば、三年。


俺も、この業界のことが少しはわかるようになっていた。


——だからこそ、思った。


そろそろ、言い返してやろうと。


その日も、現場だった。


「こうやって、こうやれ」


いつものように、たぬきが指示を出してくる。


だが、俺は初めて口を開いた。


「……自分は、こうした方がいいと思います」


一瞬、空気が止まる。


そして——


「テメェ、生意気なんじゃ!」


たぬきは真っ赤な顔で怒鳴り散らしてきた。


だが——


今回は、引かなかった。


「テメェとはなんだ!」


気づけば、俺も叫んでいた。


「俺がいなくなったら、誰がこの会社守るんじゃ!」


沈黙。


そして——


「うるせぇ!テメェなんか、もう来なくていい!」


……あーあ。


言っちまったな。


「……承知しました」


俺はそう言って、その場を後にした。


そして——


次の日から、仕事に行かなかった。


バックれた。


俺がいなくなったことで、

たぬきの仕事は一気に増えたらしい。


現場は回らない。


職人も文句を言い出す。


そして——


「戻ってこい」


たぬきが、言い出した。


……俺の勝ちだな。


だが、すぐには戻らない。


少し、遊ばせてもらうことにした。


その間、職人たちから連絡が来る。


「反省してるみたいだぞ、戻ってやれ」


「現場回らねぇんだよ」


……悪くない気分だった。


二週間、好きに過ごした。


そして、俺は戻った。


たぬきは、俺を見て言った。


「今回は、許してやる」


……は?


許す?


誰が?


俺が、許す側だろ。


そう思いながらも、口には出さない。


そして——


また、いつもの生活が始まった。


使用人としての、生活が。


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