第72話 2匹の進化
主人公は、3級職に就く事が出来ました。
強くなったので、ポポとチモのレベリングに移る様です。
ポポとチモの種族レベルを上げて進化をさせる。
この場合に問題になるのは、魔物を倒したモノに経験値が入るのに、倒す程の攻撃力が低いチモ。
まあ、格下の魔物なら尻尾のぶん回しで倒せるんだけどね。
格上となると威力に欠ける。
という事で、俺が倒しても2匹に経験値を分けられる経験値共有技能に頼る事になる。
まあ、従魔が二匹居る状況だと俺が50%で、ポポかチモだけに50%か、ポポとチモに25%ずつになってしまうんだけど。
それで大切なポイントとなるのは、経験値増加スキルの効果が及ぶかどうかだけど、効果は及ぶそうだ。
だから、俺が倒せばあっという間に進化まで行けるだろう。
そう思っていると、俺の内心の一部を魔物使い学が伝えた様で。
「ポッポー」「キュー」(そうなんですか?)と二匹が言ってくる。
「ああ。内緒だけど、俺が持っている経験値増加スキルの恩恵は大きいから。
そして今の俺なら、Cランクの魔物くらい迄なら勝てる。
まあ、君たちの安全を考えてDランクの魔物を狩りに行くけどね」
「ポー」「キュー」(安全な狩りがネイルベアとかトレントとかなんだ……)
「先ずは、経験値共有をONにして、仮装スキルがLV7になり全力で動いても掛かり続ける埋没を掛ける。
偽装スキルの隠形の方は、まだLV7では全力で動くと解除されるから、そのつもりで。
まあ、君達のレベリングの間に忍び職のレベルが上がるだろうから、直ぐに全力で動いても隠形が掛かり続ける様になるだろうけど」
そう言ってDランクの魔物に向かい始めると、トコトコと付いてくる2匹。
道中、FランクとEランクの戦利品の美味しい魔物を倒しつつ進んでいると、二匹ともレベル上限に。
Fランク相当の魔物って事は、102,300の種族経験値でレベル上限だからね。
周りの安全を目視で確認し、魔物使い学メニューと念じて表示されたメニューから、従魔の進化を選ぶ。
うん。
2匹の名前がある。
「進化先って複数あるんだっけ?」
そう魔物使い学と補佐さんに質問すると【キラーピジョンとビッグチップマンクは、進化先は1つだけです】と魔物使い学が教えてくれる。
「そっか。
なら悩む必要ないね。
進化させるけど良い?」
「ポッポー」「キュー」(お願いします)(当然)
「よし」と言いつつ自分の転職時と同じ様に風矢を16発発生させ、射程を伸ばして1発で1匹のロックオンにし、従魔の進化メニューから、ポポをアサシンピジョンに、チモをアサシンチップマンクに進化させ、魔法を放つ。
それで、LV6にはなってくれた。
「ポッポー」(もうレベル6か)
「キュー」(あっという間だね)
二匹は少し大きくなった感じで、魔物って感じの小さな角も、少し大きくなったかな。
そう思いつつ、二匹のスキルを確認する。
「ポポは、状態異常耐性と精神異常耐性を取得しているし、チモは土魔法と偽装を取得しているのか。
解析鑑定したら、状態異常耐性も精神異常耐性も才能普通だし、土魔法も偽装も才能普通だね」
「ポッポー」(どうなのでしょう?)
「キュー」(どうなの?)
「まあ、どれも無いよりはあった方が良いよ。
と言う事で、レベル上げを続けよう」
そう言ってDランクの魔物に向かう事にした。
ポポとチモの進化は、上手く行ったようです。
得たスキルも、それなりに良さそうです。




