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神罰転生勇者は真面目ちゃんと慈愛ちゃんが好きだけど。~泣き虫勇者の異世界忍び放浪記~  作者: 野下大誤


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第65話 聖魔障壁の設定と振り返り

 主人公は、ゴブリンヒーローとの戦闘に勝ちました。

 色々と問題はありそうですが。

 聖魔法LV5で取得した聖魔障壁魔法は、自分を守る為に自分を中心に張られる球状の障壁。


 長距離攻撃の多くはこれで防げる。


 なお、標準設定だと『害の無いモノは通す』と言う、非常に便利な防御魔法。


 しかし、鋭いモノや重いモノで殴られたり強力な魔法等で破壊されてしまうモノでもある。


 ゲームだと一定のダメージを与えると砕け散る障壁だったんだけどね。


 それは、『強く』と念じたり指示したりでその強度の強化は可能。


 また、通すモノを減らすと、強度が上がる様な理になっている。


 なので、『全てを通さない』設定が一番強度が上がるそうだが、当然空気も光も草や大地も通さないので動けないし、外の事は聖魔障壁に触れている部分しか分からないし、そのうち酸欠になる。


 その上、俺の魔力も持っている武器も通さないので魔法や武器で攻撃とかも出来ない。


 殻に籠って全力で守るイメージかな。


 外の攻撃の状況が、聖魔障壁に触れている部分しか分からないのは微妙というか、困った特性なんだけど。


 なので、『害の無いモノは通す』設定と、『全てを通さない』設定の間の設定もある。


 少しでも強度を上げて戦い時は、『自分・自分のモノ及び味方・味方のモノを通す』設定だ。


 まあ、動いたりは出来ないが、魔力や武器を外に出せるので足を止めた状態での魔法攻撃や弓矢・投擲と言った攻撃が可能。


 それより少し強度が下がるが、『自分・自分のモノ及び仲間・仲間のモノ並びに自然のモノは通す』設定なら、地面を移動しながらの戦闘が可能に。


 そして、さっき使ったのは『自然のモノは通す』設定。


 光や音は通すから、状況は確認できるし、強度も高め。


 攻撃する時は、解除するか標準設定に変えればいいと言う考えだ。


 それで、聖魔障壁はCランクにも破壊されなかったと言う訳。


 ちなみに、『自動設定』と言うのも有り状況により聖魔法スキルが設定を切り替えてくれるモードもある。


 地面とか草とかが当たる部分は自然のモノは通す設定にしたり、地面より上は自然のモノは通す設定にしたり、スキルの状況判断で『自分・自分のモノ及び仲間・仲間のモノ並びに自然のモノは通す』に切り替えてくれたりする設定だ。


 まあ、複数聖魔障壁を張る様なモノなので、聖魔障壁魔法が同時発動可能化する聖魔法LV6から可能になる事だし、スキルの判断ミス・判断遅延などで危険な状態になったりもあるので、あまり推奨されていないらしいけどね。


 まあ、そう言った聖魔障壁の設定だけでなく、聖魔障壁の強度は他にも影響を受ける。


 魔法の威力などに影響する知力ステータスは異常に高い訳では無いが、魔法の強さにも影響する魔力操作スキルは、もうLV10MAX。


 更に、魔法の加護のお蔭で、他の人の1.5倍まで魔法の強さを上げられる。


 だから、強度を上げておけば予想外に破壊に手間取る事によって奴に何らかの隙が出来るかも、と思って待ち構えていたんだけど、破壊されずに済むとは。


 まあ、振り下ろした剣は、自分の障壁だけが破壊された事への驚きの為に中途半端だったようだけどね。


 しかし。


 痛い。


 膝も、足首も、股関節も、腕も、肘も、肩も、頭も。


 飛んで行ったりはしなかったが、剣を落としてしまう俺。


 亜空間収納内からエリクサーだけを取り出して首から掛けようと思ったら、もうエリクサーがない。


 いや。


 グレード0のエリクサーが無いのか。


 両親は、他にもグレード1と2のエリクサーを残してくれているんだけど。


 勿体ない、と思いつつもグレード1のエリクサーを首から掛ける。


 はあ。


 薬代だけで大赤字な気もするが。


 早く強くなる事は、お金に換算できないか。


 そんな事を考えている間に目の前で黒い霧となり消滅し、戦利品だけを残して消えさったゴブリンヒーロー。


 剣と盾と全身鎧も戦利品か。


 改めて鑑定してみると、剣と盾だけでなく全身鎧もミスリル合金との事。


 しかも、グレードが1と良品の様だ。


 これだけあれば、武器とかも造れるな。


 そう思いつつ亜空間収納へ。


 ユックリ街道の方へ戻りつつ、ある事について補佐さんに聞いてみる事にした。

 主人公は、補佐さんに何を聞くのでしょうか。

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